雨上がりの午後

詩をUPしていこうと思っています。

大切なもの

2008-09-08 | 

きっと大切なものは
簡単に手に入らないんだ…

そして大切なものほど
簡単に失ってしまうんです…

だから見えないその力に媚びて
そしてひれ伏したりもするんだ…





きっと人は、大切なものを手にするため
平常心を失い、取り乱すときもあり、

大切なものを守るために
少しずつ自分のプライドを切り崩すこともある

きっとそれは恥ずかしいことではないと思うんだ…

人生なんてそんなものでしょ?


絡まった糸

2008-04-01 | 
絡まった糸…

あせって解くほど
また絡まって

団子になって
解けなくなった


絡まった糸…

ゆっくり紡いで
糸解けだして

考えるほどに
答えが見える



あせればあせるほどに
ひとつの方向からしか
物事が見えなくなり
うまくいかなくなりますよね

そんなときは一度立ち止まって
考えたり、時間を置いてから
物事を進めると案外うまくいきます
ただ、分かってはいるのですが
なかなかできないですね

心の鍵

2008-03-30 | 
あなたは自分の心に
鍵をかけた
決して覗かれぬように…

そして心の扉を
嘘という色で塗りつぶした…

そんな鍵など簡単に壊せるよ
そんな嘘など簡単に塗りつぶせるよ

でもあなたは
また心に鍵をかけ
心の扉を
嘘という色で塗るでしょう…




人はとっても臆病で
傷つきたくないから嘘をつきます
でも、あなたの周りにいる人たちは
その嘘の裏側に隠された本心を
意外と受け止め、また
受け入れてくれるものです。
素直な心で相手と向き合いましょう
それが幸せへの一番の近道です

2006-01-01 | 
未だ開かないその蕾に

太陽の光をあげましょう…

それでも咲かないのなら

そっと水をあげましょう…

毎日、毎日、繰り返し

1日、1日、積み重ねれば

きっと、いつかは

あなただけにしか咲かせる事のできない

美しい花が咲くでしょう…




人は誰でも幸せを
願いますよね?
でも、ただ願うだけじゃ何も変わらない…
きっと、日々の行いの積み重ねが
大事なんでしょうね?
結構、忘れがちになってしまいますが
ふと、気づいた時その大切さを感じます

木霊

2005-11-12 | 
昨日は1枚ひらりと葉が落ちた

今日は小嵐で大量に葉が舞った

少しづづ裸にされて

逃げ出したくなる衝動・・・

それでも逃げずに地に根を張った

冷たい風にも立ち向かった

季節が流れるのをひたすら待った

そして新たに衣を纏った・・・





木は寒い冬から逃げず

大地に根を張り裸で過ごす・…

だからこそ、春になると神々しい

青葉をつけるのだろう…

寒い季節に立ち向かったからこそ…








また春が来て・・・

2005-08-30 | 
苦しみという雪が積もった
あなたの心
やがて春が来て
その雪を溶かすだろう。

冷たい北風にさらされた
あなたの心
やがて春が来て
その風も和らぐだろう。

いつだって同じサイクルさ。
冬が過ぎれば春が来る・・・



その時は辛くてもきっと時間が解決してくれる。
今はそう思えなくてもいい。
でも、そのことを頭の片隅に
とどめとくだけでだいぶ楽になる。


まあ、仕事に関してはそうもいかないが・・・




金色の月

2005-08-24 | 
街の喧騒に耳を傾ける

瞳を閉じて孤独を感じてみる

行く先のない足取りは重く

しかめっ面して吸うタバコは苦い・・・


ちょっと背伸びして入ったBar

口に含んだウィスキーに酔いしれ

明日のことも忘れて

さまよい歩く千鳥足


夜空を眺めて・・・

我に返って・・・

つぶやく独り言に

おかしくて小笑い・・・


金色の月が笑ってるよ。

「こんな時もあるさ」

と、つぶやき笑ってるよ。







月の画像は、「空色の夢」からお借りしました。
興味があればブックマークからどうぞ


白い雲

2005-08-16 | 
空高く流れる雲は

私にとっての憧れで・・・

空低く流れる灰色の雲は

今、私がいる場所・・・




1つ上のステージに上がるためには
今現在の自分の立ち位置と、目指す場所が
明確にわかっていないと
なかなかステップアップできない
ものですよね?






画像は空色の夢からお借りしました。
ブックマークに貼ってありますので
興味があるかたは、見ていってね。

名無し草

2005-08-14 | 
今、君の中にある心の闇に
明かりを灯せる人はいるのだろうか?
雨ざらし  雲消えぬ
雨空の  午後の日に


今、君の中にある心の闇に
風を吹き込める人はいるのだろうか?
風はなく  音もない
静寂の  午後の日に

影法師の下だとしても
光さえあれば
命を輝かそうとする
道端の小さな命






道ばたで朽ち果てそうな
雑草の心境をダークに
表現してみました。

8月6日

2005-08-12 | 
空は訴えかけてた
あの夏の日を忘れぬ様
人々に訴えかけてた
イカロスの翼じゃ飛べない事を

狂気に取りつかれた人々
熱病に冒されていた日々
空へと続くきのこ雲が
すべてを掻き消してしまった。

何もかも失った・・・
深い絶望の中
人々は前を見て
再び歩み出した

何事もなかったかのような街並み
何事もなかったかのように過ごす人々
でも忘れてはいけないんだ。
あの日、街は赤く燃えていた事を
あの日、空が暗かった事を・・・

戦争の爪痕を何も考えずに
ただ書き綴ってみました。