カナダ 隠居生活

今まで世界をさまよい、2010年50歳、カナダにケアギバー 留学し、就職。2015年次女と念願の永住権獲得。

Identity

2013-03-21 11:58:44 | 日記
 次女のフェイスブックによると、過去の黒人差別社会の時代映画を見て、自分の中の黒人としての血が騒いだようだ。不思議なもので日本人として生まれ育っても外見同様心にもルーツが入り込んでいる。娘は生まれたときから父親が好きだ。しばらく夫が不在していたとき、日本から夫の国に出かけたが、1歳にならない次女は飛行機の中でヨチヨチ歩き、見知らぬ黒人の男性を父と思いついていったものだった。フィリピンにいたときも半年振りに夫が来ると肩車されとろけるような笑顔。本人は覚えてないだろうが、そんなことがあった。その人たちが差別を受け彼女は相当ショックであったろうと思う。現実まだどこかでいろんな差別は続いていることと思う。日本では平等が美しい、、と随分教え込まれたが外に出ると、まったく平等ではないしその上に社会は成り立っている。しかし心のあり方は平等である。寿命も平等である。
 カナダはほぼ全員ハーフなので差別的な事柄の排除は画期的にすすんでいる。すべては自分の力、資格や語学力がものを言う世界である。マルチカルチャーの国なのでその辺しっかりしておかないと大変なことになる。
 
 私からみると、次女は次女なのである。これから自分らしさに磨きをかけ自信を持って一人で生きていく知恵をつけていかなければならない。その為にはよい職業を選び人生を楽しんでほしいと思う。
 

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