「マッキーのつれづれ日記」

進学教室の主宰が、豊富な経験を基に、教育や受験必勝法を伝授。また、時事問題・趣味の山登り・美術鑑賞などについて綴る。

マッキーの山登り:登り初めは富士山の展望を楽しむ王岳

2012年01月16日 | 日帰りの山登り



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1月9日(成人の日)講習明けの休日、今年の登り初めは、富士五湖・西湖の湖畔にある根場(ねんば)集落から登る王岳(おうだけ)でした。

新宿で都営新宿線からJRに乗り換え、高尾駅で師匠Y氏と合流し、7:46発の河口湖行き電車に乗りました。

河口湖駅9:33着、駅前バス停から新富士駅行き9:40発のバスに乗車し、風穴バス停で下車。

河口湖周辺を含むこの界隈は、20年ほど前、子どもが小さかった頃に車でよく来た場所でした。

その当時は、渋谷区の笹塚に住んでいましたので、中央高速に上がれば、気軽に富士周辺の観光地へ行くことができました。

風穴バス停から登山口の根場集落へは、かなり湾曲した一般道がありますが、他に青木ヶ原樹海を抜けて根場へと通じる近道があり、今回はその道を通ることにしました。


(青木ヶ原樹海を抜ける遊歩道を楽しげに歩くY氏
・・・変なものを見つけないでよと願いつつ後に続く。)

一般道をちょっと歩くと、左手にその道の入り口があり、見落とすことはありません。

登山口へ到着する前に、樹海で迷うのではと気がかりだった近道は、実際は遊歩道として整備されていて、予想外に歩き易い道でした。


(根場集落から鬼ヶ岳を望む)

王岳への登りは、地図では一般登山道として記載されていない直登ルートを使い、下りに鍵掛峠を経由して根場へ戻る計画をたてました。

根場から王岳への登山路は、ネットをチェックすると鍵掛峠を経由して同じルートを往復する人が多いようです。

しかし、根場から王岳へ直登する登山路は、一般登山路として充分に通用するほど整備されて登りやすい道ですので、周回路として活用できます。



砂防ダムの管理用と思われる林道を30分ほど進み、標識に従って登山路に入ります。

凍結した箇所もある谷間につけられた九十九折の登山路を、ひたすら稜線に向かって登ります。



稜線近くなると笹薮の中の細い小道となりますが、決して歩きづらい道ではありません。

時折風が吹くときを除けば、この日は1月にしては、とても暖かく感じられる日和でした。



下の画像を一見したら、何の花だろうと思ってしまう木々の霧氷は、冬の真っ青な空に映えて、とても綺麗でした。

霧氷は、濃霧が樹木などに衝突し、その衝撃で凍結・付着したもので、一般的には、氷を付着させた樹木そのものを指して樹氷と呼びます。

霧氷は、樹氷・粗氷・樹霜の3つに分類され、この画像のような樹氷は風上側へ向かって羽毛状に成長し、気泡を多く含むために白色不透明で、木を揺らすと樹氷は簡単に落ちてしまいます。



稜線近くなると木々の枝一面に霧氷が付き、遠目にも山の稜線は白く縁取られていました。

その霧氷が昼になると溶けずに風で落下することを日々繰り返し、木々の下には独特な羽毛状の雪が積もっています。

五湖山から鬼ヶ岳へと続く稜線に出ると、そこに登山路案内板が設置されていて、そこから僅かばかり歩くと、王岳山頂です。



バス停から歩き始めて2時間30分ほどした12時38分、目的地の王岳山頂に到着

王岳は、山梨県の御坂山地に位置する標高1623mの山で、山梨百名山に指定されています。

この日は光線の関係と、若干靄がかかって、クリアな画像にならなかったのが残念ですが、新春早々に目出度き富士山を仰ぎ、カメラに収めることが出来ました。

富士山の展望を楽しむには絶好のロケーションの山頂で、暖かい新春の陽を浴びて昼食を取りました。



この山域は、画像のように前面に富士山の展望を楽しむことができますが、連休にも拘わらず出会った登山者は3人と人影が少なく、静かな山登りでした。

公共交通が冬時間でバス便が少なく、利便性がイマイチだったことも影響していたのでしょうか。

これと関連して、中高年の登山には、出来る限り公共交通を使い、運営損益をプラスにする使用頻度を確保してほしいと、常々思っています。



下りの登山路は笹薮から枯れ草の小道となり、その枯れ草に冬日が当たって黄金色に輝き、群青色の空と相まって、清々しい新春の登山路でした。

枯れ葉や落ち葉には、哀愁や静寂や時の移ろいを感じますが、黄金色に輝く枯れ草は、さらに美しささえ付加されています。

山頂から50分ほどで、稜線から根場集落へ下る登山路の分岐点である鍵掛峠に到着。



鍵掛峠から根場までは、王岳へ直登する登山路よりも整備された九十九折りの登山道を、バス時刻の関係もありひたすら下りました。

峠から50分ほどで、古民家を移築し昔ながらの集落を形成した「西湖いやしの里」に着きました。

今回は時間の都合で、そのまま通り過ぎましたが、時間があれば立ち寄ったら楽しいでしょう。

その先にある西湖根場浜駐車場のバス停ではなく、今回は5分ほど離れたバス停から3時過ぎのバスに乗車。

3時半頃、河口湖駅に到着し、駅中の土産屋で買い物をし、車内で呑むビールを手に、16時発「ホリデー快速河口湖」に乗車。

富士の稜線をオレンジに染め、群青の空が深いダークブルーに刻々と変化する夕刻、車窓からの景色を眺めながら呑んだビールは、心地よい疲労感と共に、私たちを気持ち良いうたた寝に誘いました。

18時4分新宿駅に到着し、師匠Y氏と別れ、地下鉄新宿線に乗り換え帰路につきました。

「一富士二鷹三茄子」とは、昔からお正月の初夢に出てくると縁起が良いと言い習わされている事柄です。

その筆頭の富士山は、
やはり日本人にとって格別な存在として、
日本人の琴線に触れる魅力を持っていることは確かです。



【今回の歩程時間】 (休憩時間を含む)
風穴バス停10:00〜10:50王岳・鍵掛峠分岐点〜11:24王岳登山口〜12:38王岳山頂13:15〜14:04鍵掛峠〜14:55根場駐車場〜15:00バス停 
(約4時間30分)


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キーワード
青木ヶ原樹海 一富士二鷹三茄子 ホリデー快速 風が吹くとき 都営新宿線 九十九折り
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