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(新宿御苑)
ススキは、漢字では芒または薄と書き、萱(かや)、尾花とも言われます。
尾花とは、ススキの花穂が風に揺れるとき、動物の尾のように見えることから、名づけられました。
ススキは、分類学的にはイネ科ススキ属の植物で、ことに日本人にはたいへん親しまれている雑草といえます。
今日は、今年撮った近隣に生えているススキの画像を紹介しましょう。
(パンパスグラス 別名セイヨウススキ)
塾に通う小学生は、理科の植物に関する項目の中で、ススキについて学習します。
例えば、森林の周りのそで群落の代表的な植物、単子葉類の植物、地下茎で増える多年生草本の代表、秋の七草など、ススキは随所に登場します。
テキストの学習項目と同様、ススキは実際に至る所でお目にかかり、日当たりの良い野や山裾や道端などに群生しています。
11月も半ばを過ぎる今頃には、東京周辺でも地上部が枯れ始め、多数付けた花穂も木枯らしに吹き飛ばされ、ススキの枯れ野原となりつつあります。

(高尾山)
ススキは、茅葺きの屋根の材料や家畜の餌として、かつては広く生活に利用されていました。
したがって、集落周辺には、管理されたススキの野原が存在しました。
その名残は、東京の「茅場町」や「札幌のすすきの」など、地名として現在でも残っています。
新潟の実家には、斑入りの葉を持つススキが庭に植えられていて、その下にはナンバンギセルが寄生し、夏に赤紫色の花を毎年付けます。
をりとりて はらりとおもき すすきかな 飯田蛇笏
天人の ぬけがら雲や すすき原 飯田蛇笏
山は暮れて 野は黄昏の 薄かな 与謝蕪村
茫々としたススキ原、手に取れば思いの外実在感のあるススキ。
そんなススキは、秋の季語として、多くの俳句に歌われています。

花穂は多数の種子が集まっていて、そこに白い毛が生え、全体に白っぽく見えます。
ススキの花穂に日光が当たると、白と言うよりも、銀色に輝いて見えることさえあります。
そうしたススキの穂を、綺麗だと思うのは、私だけではないはず。

ススキの生えている場所には、同じ時期に黄色の花を付けるセイタカアワダチソウも同居していることが多いのに気付きます。
知っての通り、帰化植物であるこのセイタカアワダチソウは、ススキよりも生命力があるらしく、ススキを駆逐して繁殖しているようです。
かつて実生活で活用されてきたススキ
時に心の琴線に触れて人を和ますススキ
今では花屋さんで売られているススキ
いつの時代にも控えめに私たちに寄り添い
静かにそして穏やかに秋風の中で揺れている











つきあかりさんのブログ「古民隠れ家」を、初めて拝見しました。
私の趣味の一つが、美術鑑賞およびその収集なので興味深く見させて頂きました。
応援のクリックしましたが、これから時々訪問させてください。
また、飾る古民具だけではなく、現在のつきあかりさんの生活の中で、どう生かされているのかを、もっと知りたいですね。