「マッキーのつれづれ日記」

進学教室の主宰が、豊富な経験を基に、教育や受験必勝法を伝授。また、時事問題・趣味の山登り・美術鑑賞などについて綴る。

マッキーの教育:小学2年生と観た 「アーロと少年」・「ズートピア」・「アリス・イン・ワンダーランド」

2016年07月07日 | 教育



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 今日は、我が家の小学2年生と観た最近の映画について感想をまとめます。「アーロと少年」・「ズートピア」はアニメ映画で、「アリス・イン・ワンダーランド」は実写とモーションキャプチャ技術を駆使した作品です。

 映画を観に行くと、映画館に公開予定作品が様々な手法で紹介されています。「次は、これを見たいなあ。」・・・当然、子どもはこうした反応をします。ということで、これらの映画は子どもの希望で観に行くことになった映画です。ただ、「アリス・イン・ワンダーランド」だけは、私の希望も加味した結果です。


 『アーロと少年』



 「アーロと少年」は、2015年のアメリカ合衆国の3Dコンピュータアニメーション・コメディ・アドベンチャー映画です。恐竜の絶滅は、地球に隕石が衝突したために起きた環境の変化が原因だったというのが、最近の定説です。ところがこの映画は、もしもこの隕石衝突が起きなかったらという仮説で組み立てられたフィクションを、アニメ化した映画です。

 隕石衝突による絶滅を免れた恐竜が、言葉を話し農耕などの文化も発達させた世界が設定されています。逆に人間は、言葉を持たずに原始的な暮らしをしています。そうした世界で、ある出来事で家族と離れて未知の土地をさまよっていたアパトサウルスのアーロと、原始人の子供・スポットとの出会いと交流を描いた映画です。

 始めは反目していた二人でしたが、やがて友情が芽生え、家族を探す冒険の旅を続けます。この映画の主題は、反目した間柄でも、相手を認め合うことにより、友情が芽生えるものだということや、家族の大切さ・友情の大切さを伝えることだと思われます。様々な試練が、この二人を成長させていくストーリーとなっています。

 コンピュータを駆使して制作されるアニメーションのリアルな表現力は、日進月歩と言って良いでしょう。より臨場感あるアニメの中に、子どもたちは引きずり込まれて、夢中になっていました。子どもは、仮想と現実の間の垣根がとても低いことが分かります。

 

『ズートピア』



 この映画は、動物たちが高度な文明社会を築いた世界「ズートピア」を舞台に、ウサギの女の子ジュディが夢をかなえるために奮闘する姿を描いたディズニーアニメーションです。

 体形も大きさも異なる動物たちは、その条件に合った役割を担うことを暗黙の了解としていました。ウサギは、農場でニンジン作りに従事するのが務めでしたが、それに飽き足らないウサギの子・ジュディは、大きくて強い動物だけがなれる警察官に憧れ、その夢を実現させるために、警察学校へ入り、トップの成績で卒業します。

 ところが、警察官になってみれば、世の中はそんなに甘くなく、ジュディの能力を認めてくれません。そんなジュディがキツネの詐欺師・ニックと出会い、動物社会を揺るがすこととなる「カワウソ行方不明事件」を解決するために奮闘します。

 自分の生きる道は、自分で決める。決めた道を簡単に諦めないで、努力を積み重ねる。・・・そうすれば、自ずと道は開かれる。・・・そんな教訓を子どもたちに伝えようとした映画でした。

 「ズートルビ」とかいうバンドがあったけれども、「ズートピア」という映画の題名はおかしな命名だなと思いました。けれども映画を観終わた後、「ズー」は動物を、トピアは「ユートピア」を指し、その二つを合成して「ズートピア」としたのだろうと、私は理解しました。

 外国の子ども向けの映画は、極めて教育的な配慮がなされていると感じています。「売らんかな」の思惑で作った日本のアニメよりは、外国の映画は、安心して子どもに見せることができる映画が多いように感じます。「クレヨンしんちゃん」と「ミッフィ」の違いほど、その差は歴然としています。

 子どもを対象とした映画ですので、動物が演じることにより、訴えたいことがより分かり易く伝わったのではないでしょうか。また、コナンのような推理アニメの要素もありますので、子どもを連れて行った親も楽しめるアニメに仕立てられています。


『アリス・イン・ワンダーランド』



 ルイス・キャロルの児童文学小説『不思議の国のアリス』・『鏡の国のアリス』を原作に、その後日談的なストーリーとして再構成された映画です。「アーロと少年」「ズートピア」のアニメと異なり、観客は子どもだけではなく、年齢層が広い印象を受けました。

 不思議の国での冒険から13年が経ち、19歳となったアリス・キングスレーの話です。ある日のこと、アリスの母と姉が極秘裏に企画したアリスの婚約パーティに出席します。アリスは、貴族の御曹司・ヘイミッシュから求愛されますが、混乱してその場から逃げ出してしまいます。

 アリスはチョッキを着た白ウサギを追って、幼少時代に訪れた不思議の国へ再び迷い込みます。そこでかつて出会ったマッドハッターチェシャ猫達と再会します。けれども、不思議の国は13年前とは一変し、赤の女王に支配された暗い世界と化していました。

 アリスはかつてここを訪れた事を夢だと考え記憶を失くしていました。自分が預言書に記されている「救世主」だと知らされ、この世界を赤の女王の支配から解放するため、赤の女王の妹である白の女王やマッドハッター達の力を借りて、赤の女王に戦いを挑むことになります。

 アリスの世界は、夢の世界だったのか、あるいは現実の世界だったのか、極めて不思議な設定です。ピーターパンシンドロームという言葉が流行ったことがありました。モラトリアム症候群とも考えられる病理ですが、アリスの世界もちょっとそうした要素を含みます。

 ジョニー・デップが演じるマッドハッターが、独特の雰囲気を醸し出して、大人も楽しめる映画となっています。半分人間で半分時計のタイムと出会い、「時間には逆らえない・過去は変えられない」という忠告を受けますが、アリスは過去へ遡って奮闘します。

 「不思議の国」で、目一杯不思議な体験を楽しんで共有できる以前の少女アリスの映画から、夢なのか現なのか判別不能の世界で、大人の自立したアリスが、困難に立ち向かいながら諦めずに意志を貫いていくファンタジー映画として、子どもも大人も楽しめる映画に仕上がっています。

 「ファインディング・ニモ」、そのニモの友達ドリーが主役の映画『ファインディング・ドリー』の予告が、至る所で見受けられます。子どもたちの世界に、その情報は瞬く間に行き渡ります。そこに、最新の情報に遅れまいと飛びつく消費者と子どもたちの生態を見ることができます。そして、映画が封切られる前に、ユニクロではドリーのキャラクター商品が並び、話題と流行は企業の思惑通り形成されていくのです。

 「忘れんぼうのドリーが、ただひとつ忘れなかった<家族の思い出。 その謎を求めて、ニモとドリーの奇跡の冒険が始まる。」・・・というフレーズが、またまた子どもたちを引き付けているようです。

次は、この映画か!

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