「マッキーのつれづれ日記」

進学教室の主宰が、豊富な経験を基に、教育や受験必勝法を伝授。また、時事問題・趣味の山登り・美術鑑賞などについて綴る。

マッキーの教育:映画「モアナと伝説の海」を観て

2017年04月05日 | その他



 
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 3月26日(日)、小学2年生の娘と映画を観に行きました。春休みであること、天候が良くなかったことなどから、映画館は大変な混雑でした。観た映画は、「モアナと伝説の海」です。



「モアナと伝説の海」の概要

 「アナと雪の女王」や「ズートピア」など、ヒット作を連発するディズニー・アニメーション・スタジオが、南の島と大海原を舞台に描いた長編アニメーション。「リトル・マーメイド」「アラジン」のロン・クレメンツ&ジョン・マスカーが監督を務め、海を愛する美しい少女モアナが、島の危機を救うために冒険を繰り広げる。かつて世界を生んだ命の女神テ・フィティの心が、伝説の英雄と言われたマウイによって盗まれ、世界に闇が生まれた。それから1000年にわたり、モアナの生まれ育った島モトゥヌイでは、外洋に出ることが禁じられていた。そんなある時、島で作物や魚たちに異変が発生。海の不思議な力に選ばれた少女モアナは、いまもどこかで生きているマウイを探し出し、テ・フィティの心を元あった場所に戻すことができれば世界を救えると知り、父親の反対を押し切り大海原に旅立つ。



 この映画は、かつてアメリカが持っていたフロンティアスピリットを、子どもたちに再び取り戻そうといった趣旨を感じました。また、「アナと雪の女王」と同様に、ミュージカル仕立てになっていて、美しい映像と音楽を融合させて観客を魅了するテクニックには、流石ディズニーの力量を感じました。このミュージカル仕立てのアニメは、長い伝統の上に築き上げられた成果なので、日本ではこうしたアニメを作成することは、未だにできないだろうと思いました。

 私たちの祖先は、遠くアフリカの大地で産声を上げ、幾多の困難を乗り越えて地球全体にその生活の場を確保しました。連続する陸地以外に、太平洋に散在する島々にも、海を越えて彼らは冒険の旅に出たことでしょう。その成功には、海の意思が働いたと考えるのも無理はありません。少女モアナが、冒険の旅に出るにあたり、海に選ばれたという設定に、その対応が見られます。

 日本のアニメよりも、外国のアニメには、子どもに対する教育上の配慮を強く感じます。今回の映画は、自分の殻を打ち破り、果敢に挑戦する大切さが語られています。フロンティアとは、例の西部開拓精神だけではなく、様々な未開で困難な分野に果敢に挑戦することだと思われます。ジョン・F・ケネディの「ニューフロンティア」などが、そうした例として挙げることができます。トランプが大統領になった弊害が問題となっていますが、こうした時だからこそ、再びアメリカにフロンティアスピリットが必要だと考えることもできます。アメリカにおいて、この映画が高く評価されている理由が、そうしたことを背景にしているように思います。

 土着的な少数民族に対する評価の高まりや、バナキュラーな文化の持つ自然との協調性やエネルギーは、現代の先進国が学ぶべき点が多いと考えられるようになりました。そうした背景も、この映画にはあると思われます。私にとって一番印象的な場面は、少女モアナが自信を喪失しそうになった時、モアナのおばあさんが幻として登場し、勇気づけるところでしょうか。このように、人類は子から孫へ、そしてずーと続く子孫まで、DNAを受け継いだだけではなく、その意思も引き継いできたのでしょう。

 劇中楽曲「レット・イット・ゴー」が歌うように、「ありのままの自分」を肯定して生きる内容の「アナと雪の女王」に対いて、「モアナと伝説の海」では、様々な障害を乗り越えて自分の生きる道を切り開く意思の強さがテーマでした。ただ、その我が道を乗り越えていく過程で、様々な人たちの援助が必要なことも語っています。子どもがどれだけ理解するかは別として、大人も楽しめる映画として、素直に良い出来の作品だと思いました。


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