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HPS養成講座 修了式

本日3月9日、新たに16名のHPS養成講座が無事に修了式を終え、巣立ちました。


昨年11月に始まり、3月に終わるという、5か月間の講座を通じて、
本当に受講生16名は語り学び合い支えあい、成長しました。

「こんなに自分について見つめ、悩み、そして考えた日々というのはなかった」
と修了生が話していたように、
とても苦しく、辛いこともあった講座だったと思います。

今日はそんなあれこれをまとめ、感動的な修了生代表の言葉もあり、
涙あり笑いありの修了式でした。

       



平成19年から始まった日本でのHPS養成教育です。
今日で、修了生は89名となりました。

地味で小さな集団かもしれませんが、
これだけ真剣に病児や障害児の遊び支援について語り、
遊びそのものについて語り、真摯に学ぶ姿勢を持っている集団は
見たことがありません。

本当にまじめに子どもの遊びについて考え、実践しています。
そんな修了生のみなさまに頭が下がる思いです。


本日、修了した16名の皆さんとも、きっと長いおつきあいになると思います。
仲間となったみなさん、これからどうぞよろしくお願いします。




まっちゃん

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口頭試問が行われました。

昨日7日と今日8日の2日間で、HPS養成講座の最終試験となる
口頭試問が行われました


とても緊張した時間を、それぞれの受講生が過ごしたと思います。

口頭試問に取り組む受講生はとても真剣でした。

    

私たち教員側は、受講生一人一人が何をどのように学んだのか、
一番よく理解できる機会なので、楽しみにしています。


結果は合否判定の後になりますが、
でもとにかくみんな成長したことは確かです。


まっちゃん



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「ホスピタル・プレイ入門」の書評を頂きました

この度、IPAの奥田陸子先生より「ホスピタル・プレイ入門」(2010年,建帛社)
の書評を頂きましたので、下記のとおりご紹介をさせて頂きます。


「病院の子どもの遊び支援の専門職HPSは、プレイワーカーとどこが違う?」

 精神分析医ロバートソンが作成した「2歳児病院へ行く」というドキュメンタリー映画(英国、1962年)は人々に強いインパクトを与えました。昨日まで普通の家庭で普通に育っていた2歳の子どもが、入院という非日常の生活に押し込められることによって、三つの心理的段階を経て諦めと絶望に落ち込んでいく過程が、みごとに描き出された映画だったのです。遊びを含めた普通の生活が子どもにとってどんな意味を持ち、どんなに大切なものか。ロバートソンは、この映画とその後の研究によって、病院というひじょうに制約の多い環境で暮らさざるを得なくなった子どもには、特別の手厚い支援がないと、成長はストップし、退化も始まることを明らかにしました。その後とくに遊びの重要性に気がついた人々が、さまざまな実践を積み重ね、長い年月かけて、病院の子どもの遊び支援専門の職員HPSを養成し、配置するようになっていきました。

 HPSは、他のさまざまな職種の医療関係者とチームを組んで働きます。HPSとしての役目をうまく果たすためには、知識、技術、経験が必要です。まさに専門性が必要なのです。自分からは遊ぶ環境に近づけない病床の子ども一人ひとりに、その子が自分でやりたいことを選択できるようタイムリーに機会をつくっていくには、テクニックが必要なのです。
本書の編著者である松平千佳氏は、日本でもイギリスのHPSのような専門家を育てたいと考えて、ノーマ・ジュン-タイ氏を講師として招き、彼女の教育講演を基にして本書を作成しました。

 子どもの遊びの支援の重要性のことなら言い尽くしたと思っている人も、本書を読むと、改めて子どもの遊びに関わるおとなの役割を見直し、プレイワーカーとHPSを比べて考えてみようと思うのではないでしょうか。ご一読をお勧めします。



*注脚
IPA:
International Play Association(子どもの遊ぶ権利のための国際協会)

奥田陸子氏:
IPA日本支部 事務局長
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