中野ブロードウェイ在住者の日常と仕事と趣味の備忘録

30歳後半にして、ボケが始まりました(笑)。忘れぬよう、日頃の事を書きとめようと思います。中小企業の取締役で、3人家族。

6八とについて

2009年09月02日 | 将棋
ついこの間の、竜王戦(羽生名人VS片上六段)における最終盤。
詰んでいる場面で、片上六段が放った6八と。
これについては、色々な議論がありましたが、

以前から羽生さんと戦いたいと公言していて、今回出切れば勝ちたいと・・・気合十分でしたから、
あっさりと跳ね返され、自分自身に腹を立てていた事と羽生名人の強さに呆然とした心境が相俟って、空虚のまま指した一手だと思ったので、





意図的ではないのだから、
別にガタガタ言う事でもないではないか・・・・と思っていた。

ところが、今日その観戦記の最終譜で、



中原誠十六世名人が
「最後に、名人に対して一手詰めまで指したのはどうか。感心しない。私の奨励会時代に、不成で指すのが流行った。成と不成、どちらでもよいときです。私も指したが幹事の先生に注意をされてやめた。品がない。若気のいたりです。」


なるほど、そうか。礼節を重んじる世界。やはり、指すべきではなかったのか・・・・。

納得ではあるが、羽生名人をリスペクトしている片上六段に他意は無いと思われるので、これを経験にさらに成長することを願いたい。


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