学芸員のちょっと?した日記

美術館学芸員の本当に他愛もない日記・・・だったのですが、今は自分の趣味をなんでも書いています

『吾輩は猫である』を読む

2007-07-13 20:44:17 | Weblog
近頃、また読書をするようになり、
『吾輩は猫である』を読んでいます。
いわずもがな、夏目漱石の著作ですね。
主人公、猫の周りに居る人間たちは
大変滑稽に描かれています。
猫の目線で見ると、人間はかくも
おかしく見えるのでしょうか?
猫の飼い主である教師苦沙弥先生、
あまのじゃくな美学者の迷亭さん、
怪しくておかしい寒月君、
彼らの会話はなんだかちくはぐで
面白いものです。

夏目漱石は、よく「文豪」と言われますが、
その言葉が、彼の性質を言い当てているといわれれば、
私は違うような気がします。
確かに東京帝国大学を出身で、英国に留学をし、
おなじみのあの右手で首をもたげている写真を見ると、
文豪の雰囲気は感ぜられる。
けれど、作品を読んでいく限り(むろん『吾輩・・・』に限らず)
決してそんな重圧感や威圧感は感じないし、
むしろ文章に親近感を抱かせてくれます。
「文豪」として固いイメージがある漱石ですが、
彼がもし生きていたら、自分が文豪といわれることに
なんと言ったでしょう。

「世間が勝手に言ってるだけで、当人は何も知らん。」

そんなことを言ったかもしれませんね(笑)
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