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Wilsonテニスアカデミーに参加して

2009-11-16 23:58:13 | Weblog
Webで発表するってから、行かないつもりだったが試打会も開催ってんで慌てて東京まで行ってきました。
途中、感激したのはJRや地下鉄ホームに掲示されてるアクセス案内板。どの車両がどの乗り換えに便利か、六本木ヒルズに一番近い出口は何両目かがすぐわかる。親切で有り難い気配りだ。店もこぉゆうもんは必要だろうなぁ
さて、肝心のレポートです。
簡単には今回のモデルは、パワーやコントロールは今までを踏襲し、打ったフィーリングを研ぎ澄ませました。ラインナップはWebでお分かりでしょうから、試打の感想を
先ずフェデラーの使うBLX6.1Tour。最初から重めなUS スペックと普通な日本スペックが発売されますが、これはイイ!飛びも芯食えば〓。何よりボールが手元にある。
どっちの重さも良かったですが、振り回して疲れないならそりゃあUSスペックの打感は比較しようもない極上物↑これを振り回せるプレイヤーでいられたら文句なし。乾いた打感っていうより、名工の作り上げた木のバット?中身が詰まった感じがプンプン
次に6.1の105を打ちましたが、手応えがオブラートに包まれてるかのように楽!で、6.1の性能はギリギリ保っているからすごい。まぁちょい昔ならしたハードヒッターの押さえどころか?
とにかく感激したのは、6.1Tourの手のひら感覚。トップ選手が負けたときに「今日はフィーリングがよくなかった」ってコメントが多いように、フィーリングは最重要視されるキーワードである。
勿論6.1MPも完成度が高く、すごくいいラケットだが個性は感じなかった。無難な選択肢で選ばれる、優等生?
次は錦織モデルのTOUR BLX 95。色は人造人間キカイダー(古いか)風でケバいが、これまたイイ。途中でまた彼のスペックモデルが追加されるんだろうが、明確に6.1よりパワーの上乗せがあり、さらに打感も従来より向上と感じられた。オススメ!
次には今まで6.1を使っていたデルポトロに向け開発したモデル、PRO TOUR BLX 96
細かい張りパターンと21.5㎜とわずかに薄い設計により乗っかりが増大。ポジショニングは6.1とTOUR BXの間。
これがまた程よい乗っかりがあっていい!しかし残念ながら販売本数は望めないか?新しい6.1の進化ヴァージョンでもあるのだが
ぜひこれも多数のプレイヤーに試打してもらいたい。
そして、量販モデルであるPRO OPEN BLX。固めな打感は好きになれないが、糸とテンションで調整できるレベルであろう。何より選手に指示される黄金スペックであるから、ラインナップからは外せない。
しかし、これまた6.1MPで感じた明確な個性を感じなかった。よくできてるとは思うが。こっからはまさに僕くらいのオジサン世代向けモデルが続く。
5 BLX 98 色も無難。TRIADは非搭載だが別にいいやってくらい、打感もマイルド。これにナチュラル張って自分の作ろうかしら?
次には5 BLX108 どことなく大味。
最後に1 BLX。白っぽくて弱っちいがこの飛びは別格!打つ球全てベースラインの深くに!
結果はオーライなんだが、これを使うプレイヤーでいいの?って負けじ魂が刺激されるのも事実。振り抜きたい気持ちが捨て切れなきゃやめりゃいいし、当てるだけであんなにも深くにそこそこコントロールできた球を打てるならこれもありか。
要はプレイヤーの見えと中身のどっちを採るか状態。ただし、ボレーとなったら文句なし最強ラケットである。Wilsonのテクノロジーがてんこ盛り!
以上感想を述べたが、ほとんどが新しいナイロンストリング~HOLLOW CORE PROで張られていたことは考慮すべきであろう。
新しいラケットの打感をよりはっきり伝えるために選択された糸だが、ステーキに塩かけるも故障かけるも自由なように、やはり好みの打感のお年どころは糸にもこだわって見つけていただきたいもんである。
最後にスペシャルゲストで登場いただいた錦織選手にエールを送り書きを終了します。

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