※今回の記事はシール印刷とは全く関係のない、映画監督鈴木則文さんの追悼文がダラダラと書かれており「鈴木則文って誰?」と今思った方および興味の無い方は読むと時間の無駄になる確率が高いので気を付けて!
※今回の記事は素人の映画バカが非常に適当なことしか書いていないので、鈴木則文監督について詳しく知りたい方は自分で調べる事をオススメします!
※というか、一企業のブログには相応しくない下品な表現がありますので、そういうのが苦手な方は読まないで!
とうとうその日が来てしまいましたね。
今年5月15日に日本の娯楽映画を代表する映画監督鈴木則文さんがお亡くなりになりました。享年80歳。
新聞の記事では小さく「トラック野郎シリーズで~」ぐらいしか書かれてなかったので、ここは僕がきちんと鈴木監督の偉大さを伝えなきゃ!
鈴木則文監督についてはここを参照してください(手抜き)。
鈴木則文映画の魅力は何と言っても「下品」「下ネタ」「エロ」!頭が悪くなるようなバカ映画(もちろん良い意味で)を撮り続けたわけですが、長いキャリアの割に映画の賞やベストテンの企画なんかカスリもしてません。僕が特に好きなのは70年代の東映時代なのですが、中学生の頃にVHSで作品を観まくっていた時、「この映画を作った人は、もしかしたらバカなんじゃないか?」って本気で思ってましたからね(笑)。映画ってカメラマンとか、色んなスタッフがいるはずでしょ?その中でよくこんな馬鹿げた意見を通してるな、って。あまりにもギャグにひねりがなくて、更に下品という。でも、そこが逆にガツンと来るんですよね。だって映画なんて、楽しいことがなきゃバカみたいじゃないですか!
なんとなくでんぱ組.incの「でんでんぱっしょん」を貼っておきます。
鈴木監督の制作秘話についてはこの本に詳しく載ってます。全国民必読。
「東映ゲリラ戦記」鈴木則文著(筑摩書房)
この本には、田中小実昌や由利徹がよく鈴木映画に出ていたのは「単に宴会が盛り上がるから」とか、杉本美樹をよくヒロインで起用していたのは「あんな顔してお姫様なんて笑えるだろ?」だって。こりゃ、額面通りに受け取っていた中学時代の僕は正解でしたよ。だからね、これはあくまで僕の意見なんですが、今の日本の映画作りは100%間違ってますね!イケメンと美人女優を集めて面白い映画が出来るなら世話ないですよ。
※ちなみに杉本美樹さんはこんな方。…やさぐれてますね。
この記事のタイトルでもある「下品こそ この世の花」というのは鈴木監督の名言で、表現者としての心意気であり、含羞でもあると思いますね。でも、それ以上に下品であることこそ娯楽映画の本質だという信念の表明なのでしょう。誰が見ても楽しめるバカ映画を生涯撮り続けた鈴木則文。最高に格好良いです。
というわけで、僕の個人的オススメ鈴木則文映画を紹介します!
(注:小さなお子様がいらっしゃるご家庭での観賞は絶対にご遠慮下さい)
第3位「温泉みみず芸者」(1971年)
ラストの海辺での対決は映画史に残るくだらない戦いです…。
予告編はこちら
第2位「聖獣学園」(1974年)
海外でも大人気の作品。多岐川裕美演じる魔矢いわく「女が女でなくなる場所」修道院の中では…というお話。
予告編はこちら
第1位「徳川セックス禁止令 色情大名」(1972年)
お殿様のトンデモな禁止令!!これは…困っちゃいますよね? いやいや!強烈な政治的メッセージが込められてます(ウソ)。
予告編は…見つかりませんでした。購入ならこちら。
【営業】もしもピアノが弾け田辺