ばばちゃんのおっちゃんの日本語の先生への道

日本語の先生になろうと一念発起いたしました。

その26 最初からやり直し

2018-02-23 10:14:16 | 8.ミャンマー語独習

最初からやり直し

 やはりどう考えても、「ミャンマー文字が読めない、発音が出来ない」というのは、私のやりたいことが、全くできず、致命的なようです。結局は、本質に迫れず、周りをうろうろしているばかりでした。

 再度、振出しに戻り、ミャンマー語が読めて、発音できるように取り組みたい。今までは、何か近道がないか探し回りましたが、結局、見つかりませんでした。そして、ごく当たり前の答えで、繰り返しやる訓練しかないという結論です。実は、訓練をほとんどやっていないので、これからは、心を入れ替えて、繰り返し、訓練をしたいと考えます。

 そこで、短くて、日本語、ミャンマー語、カタカナ発音がセットになっている言葉を選びだし、繰り返し訓練して、ミャンマー文字とカタカナ発音をある程度結び付けて、ミャンマー語に近い発音が出来るようになりたい。そして、少しずつ確実なボキャブラリーも増やすようにしたい。また、ミャンマー語を分解した分析を見ていますと、やはりキーになる単語があるようで、その単語をあちこちに使い回しているように感じがます。日本語で言いますと漢字の熟語のキーになる漢字です。一つの漢字をあちこちに使い回して、関連のある色々な物や概念を表せるようになっています。キーになる単語を探し出し、しっかり覚え、その単語を手掛かりにボキャブラリーを増やして行けないかと考えます。

 うろうろしていて気の付きました点は、「33の字母」が余りにも強調されていますので、それさえ覚えれば良いのだと騙されたこと。字母(子音)は33有りそのうち6個は、特殊な場合にしか使われていないようなので、ネグレクトしても、26文字有りますし、母音は7種類あります。各母音には、3種類の声調が有ります。それらを組み合わせて、26×7×3=546の音の組合せが有ることになります。(実際には、頻繁に使うものとそうでないものがあるでしょうが)これは、ハングルとよく似たシステムです。

 そこで、日本語と比較しますと、50音表の如く、日本語には、50音しかないわけです。「かな」だけに限れば、50種類の文字を覚えなければなりませんが、音は、仮名に対して、一種類しか有りませんので、音は、たったの50音だけです。実際には、濁音、半濁音が有りますが、文字自体は、「まる」あるいは「てんてん」を付け加えるだけで、いたってシンプルな表示です。ミャンマー語にも拗音、促音、撥音が有りますが、それらを表す文字が、それぞれ前の文字と組み合わされた形になりますので、入門者には、区別が非常に難しくなってきます。そういう見方からしますと、日本語は、非常にシステマティックでありかつシンプルです。

 「VoiceTra」を高評価する方がいらっしゃいますので、発音練習に使って見たのですが、発音が悪いのでしょう、いくらそのつもりで発音しても、まともに発音できた試しがなく、ほぼ諦めた形になりました。仕掛け人の言葉で、一階上の友達の音楽の先生も、電気屋のおばさんも、彼らの発音を聞いていますとビルマ族ではないなと言っていました。そのことを聞いてから、少し考えが変わり、訛りのあるミャンマー語でも行けるのではないかと考えるようになりました。すなわち、何々族訛りのミャンマー語、ないしは、日本人訛りのミャンマー語であって良い訳です。どうも、余りにも真正直に考え過ぎていたようです。事実ネットには、そうおっしゃっている方が、何人かいらっしゃいます。とは言いましても、カタカナ表現の仕方もいろいろありましてどれが良いのか良く分かりません。やはりオリジナルを基にして、適当に、やらなければならないという結論です。

 


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