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猿沢池にある会津八一の歌碑と采女祭りは

2015-08-24 07:31:26 | 会津八一の歌碑
日曜日、朝の9時過ぎなのに奈良は30度を超える中、
安保法制反対のため、座り込まれておられる方たちと
優しいお顔の行基様が迎えてくださいました。

東大寺へと向かう坂道を登りきると
先ほどの喧騒を離れ、若草山が迫ってまいります。
奈良へようこそといわんばかりに・・・

興福寺へ曲がるところまで来ると
もう、鹿が。
こんな早くから観光客もぞくぞくと、
本当に外国からの方々ばかりで、
数年前までの、夏の閑散としただるーい風景から
一変しましたね。
 
でも鹿たちは、朝から暑いのか道路わきの溝を見つけ、
体を横たえてたり、のんびりとする鹿も
 
興福寺は今、金堂再建中ですが、
東金堂や五重塔、反対側には南円堂も見渡せる
この場所、人も少なくなんともいえません。
イーゼルをたてかけようとお探しの方も・・・
 
しばし五重塔を見上げますが、
周りに建物が少なく、大きさがあまり実感できません。
京都東寺に次ぐ50mの高さがあり、国宝なのに、
相輪のスクラップ代で売られるという話が先行しますが、
相輪もご紹介しましょう。
薬師寺・東塔の水煙みたいに有名ではありませんが、
リンとした端整さがありますね。

52段もある石の階段を下り、やっと猿沢池に到着。
会津八一先生の歌碑にたどり着きました。
裏には、丁寧に説明もあります。

「わぎもこが きぬ かけやなぎ みまくほり
      いけをめぐりぬ かささしながら」
 采女が愛を失って入水する前に掛けたと伝えられている
 衣掛柳を見たいと思って猿沢の池をめぐり歩いた。
 折からの雨に傘をさしながら。

池の畔に、采女と衣掛け柳の伝説が書かれた石碑も。

今年の采女祭りは中秋の名月の9月27日、楽しみですね。
采女神社のピンク色でハート型の絵馬も
乙女心をくすぐるかもしれません。

なお最近は、この管絃船の乗船体験もできるそうですよ。

残念ながら今朝は晴天で、情緒を感じ取れませんが。
 

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