気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

若草山から下山

2017-12-08 17:01:28 | 散策
今朝から冷たい雨が、一旦小康状態から夜には再び雨
そして・・・寒波が居座るらしく一月上旬の寒さにブルッ
今日8日と2月8日を「事八日」といい、
「事」とは祭りや祭事を意味し、古くは物忌して邪気を
追い払う日で、「針供養」もその一つになります。
京都法輪寺では皇室で使用された針の供養を今日されており、
2月8日と二回ともありますが、多くの神社は2月8日に。

私はたまに来た孫のホツレを縫うぐらいで、少なくなり、
今のお母さん方はアイロンを使って上手につけられますね。
いつしかに失せゆく針の供養かな
            松本たかし 

今回で最後になる春日山遊歩道で若草山から南側登山道から
下山し、奈良新公会堂を経て近鉄奈良駅までをお伝えします

若草山展望台は三重目、狭い尾根伝いで下ると、二重目手前
料金所があり150円を支払います。
ススキの白い穂を見ながらのんびりと下り、振り返ると
若草山展望台や谷筋の向こうに御蓋山が神々しく・・・
  
二重目から下る広場では、見えなかった東大寺大仏殿も
 
一重目の広場でのんびりと
奈良少年刑務所跡、明治の監獄建築で煉瓦造り
この3月に役目を終え2020年にはホテルになるそうです。
奈良少年刑務所跡
そして正倉院と興福寺の五重塔や南円堂も
 
こんな結界石が。右上1/4に区割り残り3/4は東大寺旧境内と

境界争いが原因で若草山の山焼きが行われたのは俗説で
農家の山焼き、放火防止そして牛墓の妖怪出現防止などと
今年も1月第4土曜日午後6時、春日社の聖火を野上神社で
祈願されて点火、33ha焼く20分間のショー、楽しみです。
北側の登山道と別れ、急な南側を怪我をしないように
ゆっくりと、東大寺大仏殿も大きく見えてきました。
あともう少しで下りは終わりです。
 
やっと山焼きの聖火が点火される野上神社まで来ました。
牛墓の妖怪を鎮めるためか、北側にあった神社も一緒に
合祀されたそうで、「石荒社」や「南無春日大明神」と
銘刻された線刻の地蔵像様と不明な石も。
  地蔵像
更に奈良新公会堂へと、まだ下りが待っていました。
  
でも最後の紅葉の絨毯が印象的で・・・

たくさんの人の声のする方へ、いやですが・・・
鹿さんの向こうの溝があの水谷川になり、
吉城園内を流れて、名前が吉城川に変わり、
二月堂からの川と合流し、しばらくすると暗渠に。
そして奈良女子大の北側で秋篠川へ注いでいます。
  
東大寺前の交差点から奈良国立博物館前へ、人人人
『おん祭りと春日信仰の美術』展が開催中なのに
人はまばら。

さらに人をかき分け興福寺の五重塔が隙間から見え、
あと100mで近鉄奈良駅に到着。

こんなポスターが奈良『大立山まつり』で今年で4回目に。
1月27日は、同時開催の山焼きを平城京跡から眺められます
寒ーーーい中、いかがでしょうか!
全行程は、4.5Kmとすくないですが、
万歩計は1万歩を越えておりました。
相方の調子はどうだったか聞いても、無言・・・。
 

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