一法学生の記録

2014年4月に慶應大学通信部に進んだ法学生の記録である
(更新)2017年4月に神戸大学法科大学院へ進学しました。

〇司法警察職員の地位・役割について、条文に則して説明せよ

2016-10-08 18:41:16 | 新・刑事訴訟法
〇司法警察職員の地位・役割について、条文に則して説明せよ

 用語に注意だ。

 司法警察職員とは、捜査機関として権限をゆうする公務員であり、一般司法警察職員と、特別司法警察職員がいる。一般司法警察職員がいわゆる警察官のことであり、司法警察員と司法巡査がある。特別司法警察職員とは、たとえば労基署などで捜査権限を有する公務員のことだろうか?。

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〔警察の組織〕
 各道府県に警察本部、東京都に警視庁が置かれ、これを各都道府県の公安委員会が監督・管理している。また、都道府県警には相互協力義務があり、広域組織犯罪の取締りなどに当たっては都道府県公安委員会が斡旋し、他の道府県警察およぶ警視庁の職員をその監督下におくことができる。一方、内閣総理大臣の下に、国家公安委員会が置かれ、その機関として警察庁があり、広域組織犯罪や国際捜査共助など管轄し、全国に管区警察局を持つ。
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 警察の責務〔警2〕は、①「警察は、個人の生命、身体および財産の保護に任じ、犯罪の予防、鎮圧および」②「捜査、被疑者の逮捕、交通の取締りその他公共の安全と秩序の維持にあたる」ことにある。①公共の安全と秩序の維持にあたる行政警察活動と、②は司法目的の対応にあたる司法警察活動は区別されるが、捜査の端緒となる①行政警察活動は、その後の②司法警察活動に連続する関係にあり、したがって、イ)法律による行政の原則と、ロ)適正手続きの保障の原則に服するものである。①行政警察活動にあたる警察官の権限の行使は強制に及ぶものであってはならないが、強制にわたらない実力の行使は、目的達成のため最小限度の実力行使たる「警察比例の原則」により規制され、警察官はその職務の遂行のため、小型武器を所持できる。



 以上
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