一法学生の記録

2014年4月に慶應大学通信部に進んだ法学生の記録である
(更新)2017年4月に神戸大学法科大学院へ進学しました。

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入会権に関して

2016-09-15 18:10:41 | 物権法
入会権に関して

 古来の権利であり、よく考えればもっとも発生しそうな権利であるが、入会権としての権利としては、新たに生じるものは少ない。たとえば、とある村にある山野での木材の伐採はその村が山野の恒久的な利用を確保するために、昔から入山者を管理しているという、場合である。子供たちはこの様なことをやりたがる。たとえば大雨が降れば金魚が登ってくるが水が引いたあとに戻れなくなった金魚が彷徨っている水路を発見したとき発見者らはおもむろに秘密基地をつくりそこへ通じる一角を自分たちの陣地として設定し、封鎖し、口止めし、外部の侵入を阻止すべく仲間らを統制して、勝手に他人の土地を占有する(このようなばあいに仲間に入れてもらうためには水槽の提供や労役の負担などさまざな駆け引きがあるがとりわけ問題になるのが秘密基地が二つの校区が重なる通学路にあるばあいにはその秘密基地に設置した工作物は常に急襲にさらされるため非常に問題であるが通常は発見者に特筆の地位が与えられる)。そういうことを、大人たちが本気で、生活のために、あるいは神々のために、何百年もやり続けていると、民法上保護に値する権利になるのだ。入会権には、共有の性質を有するものと、もっぱら用益のものがあり、登記をすることができないが、入会集団は第三者に対抗する術がないという意味ではなく、登記が無くても入会集団の存在という事実関係をもって第三者に対抗できるという強い権利だ。したがって、とある山野などを取得する場合には、やはりその山野をとりまく地域について調査を行うことは、当然の発想である。

 以上
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