百休庵便り

市井の民にて畏れ多くも百休と称せし者ここにありて稀に浮びくる些細浮薄なる思ひ浅学非才不届千万支離滅裂顧みず吐露するもの也

雑草とは・自由意思は幻想・睡眠の効果・満島ひかりさんのお話  ~ 取っておきテレ録 4本

2017-07-30 09:07:31 | 日記
 NHKさんの番組が ほとんどということになりそうですが、これは残しておきたいと思う、インパクトある事柄が たまに放送されますから、今回は、プールしておいた それら 4本を、オムニバス形式で 当該箇所のみ写し録っておきたく存じます。


《その1》H29.3.4 NHK-Eテレ「SWITCHインタビュー 達人達~稲垣栄洋さん×三浦大輔さん」
        
 この本で知っていた 雑草学で著名な 稲垣栄洋さんが、「ハマの大ちゃん」と対談されるということなので、録画しときました。

稲垣先生は、このように、ずいぶんと 本を著されてます。

「雑草とは いまだその価値を見出されていない植物である」
アメリカの哲学者 ラルフ・フルド・エマーソン さんは、実に上手いこと言われてます。


そして 稲垣先生 曰く
・「雑草魂で立ち上がれ」なんて言われるが、雑草は踏まれても大丈夫なように、背を低くしたり横に伸びたりと、立ち上がらずに、環境に合わせ自由自在に変化し 生きている
・雑草は弱い植物である。ライバルとなる他の植物の生えてないところでしか生きられない。すなわち、人の近く 人のいるところでしか 生きられない植物

とのことですが、老生、現時点、猛烈に伸びてくる草との戦いの真っ最中。草どもの 何としても子孫を残すのだという はちゃめちゃな モノスゴイ 生命力に、例年のことながら、驚嘆・嘆息 の日々を過ごしています。最後に、、、言っときますけど、雑草 弱かなんか決してないです。めっちゃ勁い 憎ったらしい植物。でも丸っきり 生えてこなかったらとしたら、きっとそれは寂し過ぎる世界。こう考え、折り合いをつけております。


《その2》H29.7.20 NHK-Eテレ「モーガン・フリーマン 時空を超えて ~ 運命か自由意志か」

 この番組で 神経科学者 ジョン・ディラン・ヘインズ さんは、自由意志は幻想である との説を唱えてられます。実験によると、自由意志で決めたとされる その10秒前に、無意識の行動をつかさどる脳の部分で、既に決定されているというのです。


その実験は、被験者が眼前のスクリーンにランダムに出てくる文字のどれかに決め、ボタンを押すまでの、その過程を脳内スキャンし、どのタイミングで脳内の変化が生じているかを観察するというもの。

その結果、実際にボタンを押す決断がなされる 10秒前に、呼吸したり 消化したりの 無意識の動作をつかさどる 前頭前皮質というところで決定されていて、実際の ボタンを押せ という指令は頭頂葉内側面にしばらく留まり、1秒後 補足運動野を経由し、で最終的に 直接 運動をコントロールする運動野で ボタンを押すという動作決定がなされてるというのです。


すなわち、自由意志は幻想であって、実際には 既にプログラムされている内容に従っているだけ ということなのです。老生、そうかもしれないなぁ、人間 生まれ落ちた時点で、運命は決められてしもうとんや と思う反面、ホントにそうやろか? という思いも かなり 残っておりますが・・・。


《その3》H29.7.20 NHK-BS1 「BS世界のドキュメンタリー~眠りの科学」(H28.9.1 の再放送)


この番組では、ドイツ マックス・プランク研究所での 睡眠の役割りについての研究が、紹介されました。

判明した睡眠の作用および役割や効果は
・体にエネルギーを補給するだけでなく
・記憶を整理し定着させている。すなわち 眠らないと覚えられず、徹夜は NG ということ
・学習能力を高め 判断力を高める
・意思決定能力を増す
・眠らないと食欲のコントロールが難しくなる。すなわち体重調節機能を持っている
・睡眠中に脳脊髄液が、脳細胞から出る 老廃物を洗い流している
・その老廃物の一つに アルツハイマーの原因とされる アミロイドβ もあるので
 アルツハイマーになるのを 抑える効果がある
・夢を提供する
 人は 一生のうち 52,000時間(丸6年) 夢を見る
 女性は男性より悪夢を見る
 女性は人間関係の、男性は災難の夢を多く見る傾向がある
 夢には秩序がある

期待する夢が 必ず見れるようなれば、どんなに嬉しいことでしょう。夢 の 夢 です。
 


《その4》 H29.7.15 NHK-Eテレ「SWITCHインタビュー 達人達~満島ひかりさん×海部陽介さん」
         
 この本で知っていた 人類進化学者 海部陽介さんと、NHKで トットちゃんを演じられた 満島ひかりさんの対談でして、老生は この中での 満島さんの、ハンパない 感性 迸(ほとばし)る 発言、および 奄美の風土に、甚く感銘を受けたのであります。



奄美におられる彼女の祖母さんの話として、「奄美は 鹿児島や沖縄や 他の国々に 文化を奪われてしまい、歌と踊りとコトバしか残せなかった。だから 残った その3つのなかに、残せなかった歴史を織り交ぜてある」というのであります。

そして奄美にルーツを持ち、沖縄で生まれ育った彼女は、「沖縄は男の文化、奄美は女の文化」と言います。

小栗康平監督 満島ひかりさん主演 奄美が舞台の映画「海辺の生と死」ロケに於いて、撮影隊が行くと、さっきまで飛んでいた蝶蝶がいなくなったりするのだけど、その折、関係者はみんな準備OKでも、島の時間が戻るまで しばらく待ちましょう と待って撮影に入ったとか。

民宿に投宿した当日、宿の女将さんから「あなた、都会の気が張ってるから、朝起きたら、明日はすごくいい海だから、夜が明ける頃に起きて、まだ島の人は外に出てないから、服をゼンブ脱いで、泳いでらっしゃい。で一回 落としてらっしゃい」と言われたとか。


このような とても好い話が聞けたのでありました。小栗監督さん 満島さん と、このような とても素晴らしい感性の持ち主の手により生み出された映画、ぜひ観てみたいものです。特に奄美が舞台というのが いいですねぇ。オイラは 沖縄も奄美も一回づつ行ったことがありまして、その時の印象を申し上げますと、沖縄は何か ウワっついた感じで上辺(うわべ)だけ見ているような感じ、一方 奄美は、じっくりと大地に根を下ろし、自然に溶け合って生きておられるといったふうで、オイラは 断然 奄美のほうが 好きであります。

さらに申し上げますと、特筆すべきは、沖縄には ご当地のイメージを めちゃめちゃ落としている さるお方と、法人さんが二つ 在るということです。お分かりでしょうが、敢えて申し上げますと、翁長知事さん および 言わずと知れた悪名高き 沖縄タイムスさん 琉球新報さんの地元新聞社さん。おそらくは ご当人たちは、沖縄への観光客を大幅に減らしてるっていう自覚は、まったく無いでしょうねぇ。エっ、反対に 観光客を増やしてるっておっしゃるんですか?、ナニナニ 中国や韓国からの観光客が、めっちゃ増えとるやろう って?・・・・

ジャンル:
文化
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 安倍さん、どうか たじろが... | トップ | 10揃え 3つ ~ アリストテレスさん... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL