INDEX: Dっち|Dっちノート|ピュアなハートの連中なんだ|イラストギャラリー

堀田減之進 作/A学院ブラザーズ&シスターズ 絵
第三話 さてさて新学期
78−あいかわらずドタバタなA学院であった
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そんなわけで、Dっちはガッコウ生活も楽しんでいた。もっとも珠算や音楽以外の授業は居眠りしたり、どこかにいなくなったりで、あまり真面目に取り組む感じはなかったが、まずまず落ち着いてガッコウ生活を送っていたように思う。
いや、ときおり数分くらいの遅刻することもあったので、立ち小便はないにせよ、通学途中の各スポットでの「ルーティン・チェック」(オリジン弁当、白洋舎、etc.)は続いていたのかも知れない。いつぞやの「タイヤ置き場での昼寝事件」のように、昼休み、ガッコウの駐車場で陽射しを浴びながらごろっと横になっていたこともあったし、彼のちょっと風変わりな行動がそんなに簡単に完全になくなるわけではなかった。
ああ、そう言えば一度、ガッコウの最寄り駅A駅駅員から大目玉を食らったことがあって、このときもウー先生は、連絡を受け(Dっちは既に駅界隈では有名人)、「現場」にはせ参じ、駅員室に「保護・拘束」されているDっちを、バカタレ息子ゆえに愛が募る健気な母親の心境で引き取りに行った。
このとき、Dっちが何をやったか。上りホームから下りホームまで階段を使わずに、線路上を横断したのだった。線路横断、言語道断。またしてもやってくれたDっちだった。
それは一瞬の出来事で、ホームから線路上に飛び降りたDっちは、瞬く間に向かいのホームに駆け上がったそうだ(駅員談)。なんでそんなことをしたのかはもう問うまい。向かいのホームに行きたかったのだ。そして階段を使うより、線路をまたいだ方が、より「効率的に」向かいのホームに行けると考えたのだろう。それが「自由の子」DっちのDっちたる発想なのだ。
厳重注意で済んだから良かったものの、下手したら大事故、もしくは列車の遅延等が起き、大迷惑をかけるところであった。これこそ犯罪行為。ウー先生がコンコンと説教したのは言うまでもない。
さて、一学期もそんなこんなで終わりに近づき、「当初のドタバタも少しは落ち着いてきた」と書いたが、「ドタバタの日常に慣れてきた」と言った方が良いかも知れない。
あいかわらず、ヒロコちゃんは時折駅で倒れ救急車が発動し、あいかわらず、シュウとリツコはケンカし、あいかわらずオオトモ君はこだわりまくり、あいかわらず、ネコタは可愛くなく、あいかわらず、ハルカは不思議オーラを発散させ、あいかわらずハナダ君は目立たず、A学院の他の生徒が巻き起こす多少のドタバタはそれなりにありながら、生徒たち待望の夏休みも、オン・ザ・コーナー。あいかわらず、ドタバタで暑苦しいA学院であった。
*これで第三話「さてさて新学期」終了。ところで「行き当たりばったり連載小説『Dっち』」、少しお休みをさせて頂きます。昨年12月初旬から苦し紛れの「過去日記」も交えながら、毎日アップを心がけてきましたが、筆者ちょこっと多忙になり、「行き当たりばったり」の展開もちょいと疲れ気味。また心機一転、再開することをお約束して、ここはひとまず、シー・ユー・レイター・アリゲーター。
*この小説は事実を基に筆者の脚色・潤色を加えたセミフィクションです。
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:「ギターとアンプ(とストラップ)」by 卒業生KT君
寸評:KT君はかのX-Japanのファンであり、中でも若くして亡くなったギタリスト、HIDEの大ファンであった。ギターを始めようと彼のシグネチャー・モデル「イエローハート」を購入、夢はロック・ギタリスト、今でも一生懸命ギターの練習をしていることであろう。描かれたギターはHIDEのとちょっと違うLUNA SEAモデルか。彼はLUNA SEAも好きだった。ギターの右に描かれているのがアンプであることがわかるまで少し時間がかかった。左手に描かれてあるものが、ピックがたくさん付けられたストラップであることがわかったのはつい最近。でも、この絵をみれば作者がギター好きであることがよくわかる。夜露死苦。
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読んでいただきたい、この本↓
発達障害 境界に立つ若者たち (平凡社新書)
堀田減之進 作/A学院ブラザーズ&シスターズ 絵
第三話 さてさて新学期
78−あいかわらずドタバタなA学院であった
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そんなわけで、Dっちはガッコウ生活も楽しんでいた。もっとも珠算や音楽以外の授業は居眠りしたり、どこかにいなくなったりで、あまり真面目に取り組む感じはなかったが、まずまず落ち着いてガッコウ生活を送っていたように思う。
いや、ときおり数分くらいの遅刻することもあったので、立ち小便はないにせよ、通学途中の各スポットでの「ルーティン・チェック」(オリジン弁当、白洋舎、etc.)は続いていたのかも知れない。いつぞやの「タイヤ置き場での昼寝事件」のように、昼休み、ガッコウの駐車場で陽射しを浴びながらごろっと横になっていたこともあったし、彼のちょっと風変わりな行動がそんなに簡単に完全になくなるわけではなかった。
ああ、そう言えば一度、ガッコウの最寄り駅A駅駅員から大目玉を食らったことがあって、このときもウー先生は、連絡を受け(Dっちは既に駅界隈では有名人)、「現場」にはせ参じ、駅員室に「保護・拘束」されているDっちを、バカタレ息子ゆえに愛が募る健気な母親の心境で引き取りに行った。
このとき、Dっちが何をやったか。上りホームから下りホームまで階段を使わずに、線路上を横断したのだった。線路横断、言語道断。またしてもやってくれたDっちだった。
それは一瞬の出来事で、ホームから線路上に飛び降りたDっちは、瞬く間に向かいのホームに駆け上がったそうだ(駅員談)。なんでそんなことをしたのかはもう問うまい。向かいのホームに行きたかったのだ。そして階段を使うより、線路をまたいだ方が、より「効率的に」向かいのホームに行けると考えたのだろう。それが「自由の子」DっちのDっちたる発想なのだ。
厳重注意で済んだから良かったものの、下手したら大事故、もしくは列車の遅延等が起き、大迷惑をかけるところであった。これこそ犯罪行為。ウー先生がコンコンと説教したのは言うまでもない。
さて、一学期もそんなこんなで終わりに近づき、「当初のドタバタも少しは落ち着いてきた」と書いたが、「ドタバタの日常に慣れてきた」と言った方が良いかも知れない。
あいかわらず、ヒロコちゃんは時折駅で倒れ救急車が発動し、あいかわらず、シュウとリツコはケンカし、あいかわらずオオトモ君はこだわりまくり、あいかわらず、ネコタは可愛くなく、あいかわらず、ハルカは不思議オーラを発散させ、あいかわらずハナダ君は目立たず、A学院の他の生徒が巻き起こす多少のドタバタはそれなりにありながら、生徒たち待望の夏休みも、オン・ザ・コーナー。あいかわらず、ドタバタで暑苦しいA学院であった。
*これで第三話「さてさて新学期」終了。ところで「行き当たりばったり連載小説『Dっち』」、少しお休みをさせて頂きます。昨年12月初旬から苦し紛れの「過去日記」も交えながら、毎日アップを心がけてきましたが、筆者ちょこっと多忙になり、「行き当たりばったり」の展開もちょいと疲れ気味。また心機一転、再開することをお約束して、ここはひとまず、シー・ユー・レイター・アリゲーター。
*この小説は事実を基に筆者の脚色・潤色を加えたセミフィクションです。
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:「ギターとアンプ(とストラップ)」by 卒業生KT君寸評:KT君はかのX-Japanのファンであり、中でも若くして亡くなったギタリスト、HIDEの大ファンであった。ギターを始めようと彼のシグネチャー・モデル「イエローハート」を購入、夢はロック・ギタリスト、今でも一生懸命ギターの練習をしていることであろう。描かれたギターはHIDEのとちょっと違うLUNA SEAモデルか。彼はLUNA SEAも好きだった。ギターの右に描かれているのがアンプであることがわかるまで少し時間がかかった。左手に描かれてあるものが、ピックがたくさん付けられたストラップであることがわかったのはつい最近。でも、この絵をみれば作者がギター好きであることがよくわかる。夜露死苦。

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発達障害 境界に立つ若者たち (平凡社新書)














