京都北山細野の神主

日々感じる事を想いのままに書き綴っています。神主として品位に欠ける表現が有るのはボケが始まったとお許しください

今日もカマドでご飯を焚く

2016年04月06日 | 家族

今日も妻が旅行中(今夜帰って来ますが)で外のカマドで2合のご飯を炊いて夕食をいただきました。

今日は一度オコゲを作ろうとして少々失敗をしました。出来たのですが思ったよりオコゲが硬くて、香ばしい割りには美味く無かった。

やはりご飯はフンワリ柔らかく炊けたのが最高と思います。私はどちらかと言うと、ヤワラカメのご飯が好きです。(永年、登山と商売をやって来たので早飯、早糞の習慣がついているのでオコゲのような硬い飯は味が出るまで咬めません。行儀が悪くてごめんなさい!)

もう半世紀以上もカマドで焚いたご飯は味わっていませんでしたが(電気炊飯器が普通になってしまって)

最近縁側の前に昨日の写真のようなカマドで3合炊きのお釜を使って小枝や木っ端を燃やして飯炊きを時々しています。

このカマドの反対側(道路側から見て)は

石窯のように見えますがただこのあたりの土の中から出て来た石をブロックの前に積み上げただけです。見た人は「石窯を作ってピザを焼いているのか?」と言われますが、裏側は上の写真のようなものです。何時でも移動出来るように積み上げただけです。

中学校の頃からボーイスカウトや登山でハンゴ炊飯は慣れていましたので直ぐに感は取り戻せました。

ヤハリご飯は食べるだけの分量をその都度焚く事が肝心ですね。炊きたてのご飯は便利さだけで電気炊飯器に保温されたご飯とは味が違います。(気分はもっと違いますが)

炊きたてのご飯と少しの美味しいおかずとみそ汁、お漬け物、ヤハリ、日本人の食事は最高ですね。

戦後、米の飯を食べるのが少なくなってしまったのは憂うべき事です。(また愚痴になってしまいましたが)

食事の最後のお茶漬けのご飯はやはり炊きたてのご飯に限ります、熱々のお茶をかけて、キュウリかナスビなど季節の野菜のヌカ漬けをオカズに食事の仕上げをすると「あーあ、日本に生まれて来て良かった」とつくずく思います。

食事には器も大切です、間違ってもプラスチックやステンレスの食器では食べないようにしてください。

折角の食事の味だけでなくて日本人としてのプライドも失われてしまいます。

「犬やネコではないので」と言うと「犬やネコも家族の一員です」と畜生と人間を同列にする馬鹿も増えて来ましたね。

ソフトバンクのコマーシャルに洗脳された馬鹿が。

あのコマーシャルは許せませんね。

まあ。何はともあれ釜の飯を食えるのはありがたいことです。私の子供の頃(戦前戦後は)は釜に入れる米が無かった時代ですから。

 


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