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細越麟太郎 MOVIE DIARY



3月3日(金)15-30 内幸町<ワーナー・ブラザース映画試写室>

M-028『キングコング*髑髏島の巨神』" Kong Skull Island " (2017) Warner Brothers / Legendary Pictures / Ten Cent Pictures

監督・ジョーダン・ヴォート=ロバーツ 主演・ブリー・ラーソン、トム・ヒドルストン <3D/118分・シネマスコープ> 配給・ワーナー・ブラザース映画

さてさて、ゴジラの次には、またしてもキングコングの登場だが、今回の野性の怪獣は、従来のコングの倍以上もありそうな偉丈夫で、体長は10メートルを越えそうなデカさ。

何と80年も前に登場した初代キングコングは、南海の孤島で捕らえられてサーカスに売られ、ニューヨークのエンパイアー・ステイト・ビルの頂上タワーで、単発戦闘機と戦って墜死した。

その後、40年代に「猿人ジョー・ヤング」という作品もあったが、1976年に本格復活して、あのツインタワー・ビルの屋上でジェット戦闘機と戦い、ジェフ・ブリッジスも奮闘。

ところが、2014年に「GODZILLA・ゴジラ」を製作したハリウッドのチームが、今度は墜死したはずの「キングコング」を、より巨大な野獣として復活させたのが、この作品だ。

しかも身長、体重も過去のコングの数倍もありそうな、31、6メートルの大きさで、体重も158トンという恐竜のような巨体で、その暴れ方はプロレスラーよりも俊敏なのだ。

話は簡単。現代ではなく1970年代のアメリカ海軍は、空母からヘリコプターによる調査チームを、ベトナムの海上に浮かぶ南海の孤島に送り込んだのも、ゲリラの討伐のためだった。

例によって、厚い霧に囲まれた未開の髑髏島は、調査チームが興味をもつ珍種類の生物や植物の生態がいまだに棲息している紀元前の時代のままの秘境であり、まさに禁断の聖地だったのだ。

映画はその原始時代のままの野性の島の生態を紹介していくが、ゲリラ兵たちと思ったのは、見た事もないような前世紀の野暴な怪獣や野獣たちの攻撃であって、近代兵器でも適わない。

とくに凄いのが<スカル・クローラー>という恐竜の化身で、トカゲが巨大化して、ダチョウのように俊足の脚力と、ワニのような巨大な顎で暴れまくり、調査団も苦戦が強いられる。

見た事もない怪獣たちは、専門学的には遺伝子の異常な発達した野性と凄まじいスピードで襲いかかるサマは、まさに「ジュラシック・ワールド」なのだが、これはもっと凶暴なのだ。

さあ・・大変だ・・・という調査団の前に、ついに1時間ほどして出現したキングコングは、周辺の樹木よりは遥かに長身で、しかも獰猛さは歴代ナンバーワンのパワーで暴れ回る。

とくに後半の怪獣大戦争は、とても人類の介入不可能なパワー戦争で、われわれ人間は銃器なども役立たないので、ひたすらに逃げ回るしかない・・・という惨状になる。

おそらくスピルバーグも、この映像を見たら悔しがるだろうが、この怪獣戦争の凄まじさは、これまでにないヘビー級の激戦となり、見ているこちらもトイレに逃げ出したくなる凄さ。

 

■豪快なライナーが、レフトのポールをへし折ってしまった。 ★★★★+

●3月25日より、丸の内ピカデリー他でロードショー 



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