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認知的不協和とは、 「特定の情報を信じていた人が、実はその情報が 間違っていたことが判明したにも関わらず、 懸命に【間違いではない】ことを証明しようとする人間の心の働き」

2016年10月31日 | 日記
http://www.mitsuhashitakaaki.net/2016/10/31/mitsuhashi-489/

From 三橋貴明@ブログ

最近、話題になることが増えてきていますが、
認知的不協和という言葉があります。
認知的不協和とは、この場合は、
「特定の情報を信じていた人が、実はその情報が
間違っていたことが判明したにも関わらず、
懸命に【間違いではない】ことを証明しようとする人間の心の働き」
を意味しています。

分かりやすい例で言えば、豊洲問題ですね。
藤井聡先生などのご努力で、豊洲の地下ピット方式が
「安全」であることが広まったにも関わらず、
懸命に「粗探し」に興じ、わずかな瑕疵でも見つけようものなら、
「ほら見たことか!」と、大仰に騒ぎ立てて
「自分を落ち着かせよう」とする人々やメディアを、
数多く見かけました。

さて、日本の経済成長を妨げている最大の問題が何かといえば、
実は「いわゆる国の借金」ではなく、日本国民が
「日本は経済成長しない」と勝手に思い込んでいることなのです。

国民は働き、モノやサービスを生産し、顧客に消費、
投資として支出をしてもらい、所得を稼ぎます。

一連の所得創出のプロセスにおける
「生産」「支出」「所得」の合計がGDP(国内総生産)になります。

そして、経済成長とはGDPが拡大することを意味します。
すなわち、GDPを成長させるためには、
誰かがモノやサービスに対する「支出」を
増やさなければならないのです。

とはいえ、日本国民の多くが
「日本は経済成長しない」と思い込んでいるのでは、
消費や投資が増えるはずがありません。
そして、国民が消費や投資を減らせば、
実際に経済は成長しません。

というわけで、三橋は言論活動を始めた時点から、
「日本経済の成長否定論を否定する」ことを続けてきたのですが、
一度、「日本は経済成長しない」と思い込んだ人は、
例えば「経済成長」について解説し、正しいデフレ対策を
実施すれば経済成長できることを論理的に証明して差し上げても、
ほぼ100%「認知的不協和」に陥ります。

そして、彼、彼女らは「日本経済が成長しない理由」を、
懸命に思いつこうとするのです。

「日本は人口が減るから、経済成長はできない」
<=人口減少国は二ケタありますが、経済成長していないのは我が国のみ

「経済が成熟したから、経済成長はできない」
<=他の先進国はどうなるんだよ・・・・。

「国の借金で破綻するから、経済成長のための政策は打てない」
<=もう、いいですね・・・・。

いわゆる「国の借金」問題も、
「日本経済は成長しない」という究極的な結論に繋がる、
認知的不協和のバリエーションとして見ることもできるわけです。

逆に言えば、「日本経済は成長できる」と
国民の多くが信じることができれば、
状況は大きく変わるはずです。

そして、国民の多くが
「日本経済は成長できる」と思い始めるためには、
実際に経済成長する必要があるのです。

経済成長の実績こそが、
「日本は経済成長しない」という神話を破壊します。

とはいえ、「日本は経済成長しない」という神話が、
経済成長のために必要なデフレ対策を妨害しています。

なかなか、厄介な状況ではございませんか。
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