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【三橋貴明】日本のPBを黒字化したいならば

2017年06月20日 | 日記
https://38news.jp/economy/10627

From 三橋貴明

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続 プライマリーバランス黒字教徒の狂気
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本来の「財政健全化」ではなく、プライマリーバランス黒字化に固執する勢力を、「プライマリーバランス黒字教徒」と命名致しました。
いうまでもなく、財政健全化の定義は「政府の債務対GDP比率の引き下げ」です。

そして、骨太の方針2017に、
「基礎的財政収支(PB)を2020年度(平成32年度)までに黒字化し、同時に債務残高対GDP比の安定的な引下げを目指す」
と、本来の財政健全化である「債務残高対GDP比の安定的な引下げ」が入りました。

つまりは、財政健全化という「定義」から言えば、「まともな方向」に向かったことになります(まともになった、とは書けませんが)。

ところが、それを受けて大手紙が社説で、
「財政健全化から遠ざかった!」
と、平気で書くわけです。

話はまるで逆で、「債務残高対GDP比の安定的な引下げ」という、本来の財政健全化の定義が骨太の方針に加わった、という話なのですが。

要するに、大手紙のバックにいる財務省は、端から財政健全化など目的にしていないことが分かります。彼らが望むのは、あくまで「増税」と「政府支出の抑制」なのです。

何しろ、「債務残高対GDP比の安定的な引下げ」が目標になってしまうと、政府がデフレ脱却のために財政出動を拡大し、需要を創出し、実際にデフレ脱却。名目GDPが堅調に成長していく「だけ」で、目標達成となります。

それに対し、PB黒字化にこだわると、デフレ脱却のための財政出動を政治家が望んだ場合、
「他の予算を削減するか、もしくは増税」
という話になってしまうのです。PB黒字化とは、そういう話です。

結果的に、日本はデフレ脱却が果たせず、政府の債務対GDP比は上昇します。デフレ経済が続くと、税収は減り(2016年度は減りました)、PB黒字化が遠ざかることになります。

すると、「財政が悪化した! PB黒字化の達成を!」と、さらなる増税や緊縮財政が繰り返されるというスキームになっているのです。
そもそも、政府がPBを黒字化する必要などありません。と言いますか、過去に日本政府が数年続けてPBを黒字化した時期があるのです。すなわち、バブル期です。

85年から92年にかけ、日本のPBは黒字化しました。統計的に確認可能な1980年以降、日本のPBが黒字化したのはバブル期のみです。

それはまあ、バブル景気で税収が激増し、景気対策も不要になったわけですから、PBは黒字化するでしょう。

というわけで、財務省が本気でPBを黒字化したいならば、政府の財政拡大と減税を繰り返し、景気を過熱させ、超好景気にすればいいのです。

財務省の官僚の皆さん。本気でPB黒字化を「目標」に掲げるならば、日本経済が超好景気になるよう、財政拡大路線を認めましょう。それを認めないというのであれば、結局のところ、財務省はPB黒字化「すら」望んでいないという結論になります。
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