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フランス国民の自制主義とポスト・グローバリズム

2017年06月20日 | 日記
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12285301026.html

 昨今の世界の政治を動かす原動力である「グローバル疲れ」という言葉を作ったエマニュエル・トッド教授は、現在のフランス国民の心情についてどのように表現するのでしょうか。

 グローバル疲れを通り越し、グローバル化の絶望、といった感じでしょうか。

 思えば、2017年4-5月の仏大統領選挙の頃から、予兆はありました。

 第一回目投票で、国民戦線のルペン氏が21.3%、左翼党のメランション氏が19.6%と、「反EU」の両候補が合わせて40%の票を得たこと。

 決選投票において、無効票・白票を合わせた「棄権投票率」が25.3%に達したこと。

 グローバル化疲れに陥り、反EUの思いを抱くものの、ルペン候補には投票できない人々(主に、メランション氏支持と思われます)が、投票拒否(もしくは白票、無効票)に走ったことは明らかです。

 そして、今回のフランス国民議会選挙。

『仏国民議会選:マクロン新党大勝、投票率過去最低で大統領に圧力
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-06-18/ORRE106JIJUO01
 フランスの国民議会(下院)選挙の決選投票が18日行われ、開票序盤の段階でマクロン大統領率いる新党「共和国前進」が歴史的大勝を収める勢いだが、マクロン政権は夜になっても公に勝利を祝うことはなかった。
 開票序盤の世論調査会社の予測では、定数577の国民議会で共和国前進が350議席前後を確保する見通し。これはこの15年で最も大差での勝利となる。しかし高い棄権率は、マクロン大統領(39)が迅速に責務に取り組む必要性を浮き彫りにした。
 決選投票の投票率は約44%と、国民議会選挙でのこれまで最低をおよそ10ポイント下回った。4月の大統領選第1回投票で、約半数の票がマクロン大統領の支持する欧州連合(EU)の自由市場や国境開放政策に反対する候補に投じられたことを思い起こさせる数字となった。(後略)』

 反EUではあるため、マクロン大統領率いる共和国前進には入れられない。だからと言って、他の候補にも入れたくない。

 結果、政治に背を向け、投票を棄権する。この種の行為を「自制主義」と呼ぶそうです。

 フランスのフィリップス首相は、今回の結果を受け、
「自制主義は民主主義にとって決して良いものではない」
 と、語っています。ちなみに、前回(2012年)のフランス国民議会選挙の投票率は、57%でした。

 ある人の言葉を借りると、「フランスの民主主義は死にかけている」とのことでございます。

 このままマクロン政権が新EUグローバリズム路線を突き進んでいくと(進むのでしょう)、これから五年間で、フランス国民は決定的に分断されてしまうように思えます。

 もっとも、フランスの場合は国民のグローバル化疲れが深刻で、マクロン大統領の新EU路線は、早々に頓挫せざるを得ないでしょう。グローバル化の進展による「国民の二極化(所得格差の拡大)」「ナショナリズム(国民主義)の混迷」「社会の不安定化」には、終点がないのです。

 結果的に、多数派となる負け組国民、あるいは「疲れた国民」の怒り、あるいはルサンチマンが政治を動かしていくことになるのでしょう。

 いずれにせよ、今後の世界は日本を含め、グローバリズムと反グローバリズムの衝突により、混乱していかざるを得ません。

 ポスト・グローバリズムにおける「安定的な国家」の姿は、未だに誰も見ることができていないのです。

 さて、ポスト・グローバリズムにおける安定的な国家が存在しうるとするならば、それを最も早く実現するのは、相対的にグローバル化が進んでいない我が国で無ければなりません。

 日本国は早々に「周回遅れのグローバリズム路線」を捨て去らなければならないのです。そして、ポスト・グローバリズムの時代における安定的な国家のモデルを示すのです。

 それこそが、現在の日本に与えられた「歴史上の役割」であると確信しています。
 
「日本国は周回遅れのグローバリズム路線を捨てよう!」
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