幻の詩集 『あまたのおろち』 by 紫源二

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 ルミエール

2009-04-09 01:20:59 | Weblog

 

 即興 
 
 言葉で
 
 ドイツ語とフランス語で
 
 詩を書いてみる
 
 つまり
 
 ボンソワール、ジュテーム
 
 アーベント
 
 イヒ メヒテ
 
 アムール
 
 ル プルミエール フォア
 
 モン ノワール
 
 ラ ルミエール イスト アインマル
 
 
 
 訳すとこうなる(かな?)
 
 
 
 今晩は 愛してる あなたを
 
 今夜 私は 初めて 愛を 欲する
 
 そのとき 私の 黒い夜に
 
 光輝 は 再び 顕現する
 
  
 
 つまり 愛は 光であり
 
 欲望であり
 
 炎である
 
 
 もしそれが 消えたなら
 
 再び 原初の暗黒が 地上を覆う
 
 
 だから
 
 そうならないように
 
 生命は男女に分かれ
 
 愛するようにツクラレタ
 
 カミによって?
 
 そうじゃない
 
 光輝によって
 
 
 初めに光あれと言われた
 
 だれが?
 
 闇が
 
 淵の表にあった闇が
 
 光あれと欲した
 
 なぜなら
 
 愛を感じたから
 
 愛を欲したから