シナシナシナ

2014年12月まで延世大学語学堂に留学
2015年9月に韓国人の彼と結婚しました♪

トトリムッを美味しく食べる味付け3種

2016-12-23 | 韓国料理
トトリムッ 도토리묵ってご存じですか?

トトリ=도토리 =ドングリ

ドングリの粉を溶いて固めたもので
寒天みたいな食感です
それ自体はたいして美味しくないので、味付けが肝心の食材です

今までに美味しいなーと思った味付け3種類です

その1 シンプルに

この間、百貨店に行って試食したときに、アジュンマに作り方を教わりました

ごま油と、韓国海苔とゴマよ~と教えてもらいました
ちなみに韓国では、韓国海苔ではなく、조미김とか즉석김といいます
この味付けは絶対美味しい組み合わせだと思います
食堂のパンチャンとしても出てくるおかずですね

分量は適当ですが、韓国のりはたくさん入れないと味がぼんやりしちゃうかも


その2
ヤンニョムで、サラダっぽく

醤油5
砂糖 少々
コチュカル 2
えごま油 または ごま油 2
酢 1
ゴマ 1
すり下ろしニンニク 0.5

ご飯を食べるスプーン基準です

トトリムクは包丁をジグザグ動かして波なみにカットするとヤンニョムが絡んでおいしいです

ムクのほかに、玉ねぎ、人参、きゅうり、サンチュ、春菊、えごまの葉等、家にある野菜を細切りなど適当に切って和えます

混ぜるだけで簡単です


3 ムクサバル 묵사발

これは焼き肉やさんで出てきて知ったんですが

1cmくらいの太さで細長く切ったムクと
サンチュ、キムチ、ゴマ、韓国のりと冷麺スープを注いで出来上がり

別売りになっている冷麺のスープを冷凍庫で凍らせておいて食べる前に少し解凍させるとシャーベット状になり、暑い時期にさっぱりと食べれる一品です


トトリムクは特に買ってまで食べることはなく
名節のときにお義母さんが作ってくれるのをもらいます
それ位でしか食べませんが、貰うと大量なので消費に苦労する食材でした。
こうやって3種類レシピを準備して迎えた前回のチュソクは飽きずに食べられてよかったです。
3のムクサバルはご飯の代わりになるとのことで、夏場はダイエット食としてもいいかもしれません

アジュボニムの家では、豪快に切って
醤油とニンニクと唐辛子だけいれたような簡単なヤンニョムにつけて食べてます(ニンニクははいって無かったかな???)

和えるヤンニョムによって味がだいぶ変わるのでお気に入りの味付けを探してみるのも楽しいかもしれません

冬の味、ネンイテンジャンク

2016-12-18 | 韓国料理
今日はレシピではなく、냉이된장국のご紹介です




냉이 =ナズナ

ナズナと言えば、日本では春の七草に入ってるなという位で、そんなにしょっちゅうはお目にかからない、食べ慣れてない食材ではないかな?と思います。
日本の家では七草粥は食べないので、ナズナは食べたことがなかったんですが
こちらでは、今くらいから春にかけてネンイの季節です


なんか横になってしまいましたが、こんな感じです
ビニール袋に一杯はいって1500wでした。
一袋で3回くらいは楽しめる感じです。コスパ最高

これを洗って、弱った葉っぱは取り除き、白い根っこの部分はゴボウのように表面を包丁の背の部分でガリガリやって軽く皮や茶色い部分を取り除きます。
太ければ半分に切ってもOK

味噌汁ができたら最後に加えて軽く火を通すくらいで出来上がりです
된장국に고춧가루か청양고추をいれて少しピリ辛にするとよく合います。

韓国の된장국と日本の味噌汁の作り方で、大きな違いは味噌をいれるタイミングではないかと思います

味噌汁は味噌は最後に入れて煮立たせないですが、된장국では味噌はだしをとった後すぐに入れて煮立たせ、グツグツしばらくにて少し煮詰める方が美味しい気がしています

とはいえ、된장국は余り好きじゃないので、ネンイの季節以外は余り된장국は作らないんですよね
もう少しレパートリーが増えたら作るのになーと、せっせとレシピ検索しています

食堂で냉이된장국って見たことないので、家庭の味ってところですね
まだまだ買ったことない、使い方がわからない草がいっぱいです
そのうち開拓してみます。
そのうちそのうち




柚子胡椒も韓国で作れます

2016-12-17 | 結婚生活
九州にはこれまで2回しか行ったことがない私ですが、柚子胡椒は大好きで、こっちにきてからも日本に帰省する度に買い足すお気に入り調味料の一つですが、
なくなっちゃうかもーなんて思ったらちょっとケチ臭くなってしまっていました(笑)

で、ふと思ったのは
コチュもあるし柚子もあるし
こっちでも作れるんじゃないの?ということ

ただ、青柚子で作ろうとすると、なかなか青柚子が見つからず
黄柚子でいいのかと悶々としていたところに、在韓のかたが柚子胡椒を作るワークショップを開いて下さいました



聞くと、韓国では青柚子は、流通させてはいけないと決まっているそうです。
ま、、、柚子自体、ユジャチョン(柚子茶のもとのようなもの)でしか見たことがないので、青柚子がないというのはしょうがないと思っていたのですが、決まっているとは知りませんでした

今回のワークショップでは
柚子胡椒と残った部分でユジャチョンをつくるという2本立て
余るのはへたの部分と種だけという完熟柚子を使い切ります


作業中の写真は余り無いんですが
一瞬作業が止まったところをパチリ



こんな感じでできあがりました



柚子胡椒を使ったレシピのデモンストレーションあり



予め準備してくださったランチもおいしくいただきました

日本では気軽に手に入る調味料が、なかなか手に入らないのが海外生活ですが、色々と手作りしている方が多くて勉強になりますね
こちらの先生は和菓子まで手作りされているということで


デザートには先生のお手製の水羊羹までいただきました

今回作ったのは2週間位熟成させてから頂けるそうです。ユジャチョンは数日でできるということで、毎日せっせとかき混ぜています。後2日位したら味見してみようっと

ユジャチョンは、柚子茶だけでなく紅茶や緑茶にいれても美味しいそうです。

来年はお家で自家製柚子胡椒にも挑戦してみたいと思います。

意外に簡単にできた干したらのスープ

2016-12-12 | 韓国料理
韓国はスケトウタラの国だなとひしひしと感じているところです

북어국は干したらのスープと言われますが
正確には鱈ではなくスケトウタラ
私、あまりす好きじゃなくて2つが別物だって知らなかったんです
こっちにきて知りました

厄介なことに、スケトウタラは
状態によって名前がいろいろかわります

スケトウタラ 명태

生のスケトウタラ 생태
干したもの 북어
半干しにしたもの 코다리
冷凍にしたもの 동태
干したり凍らせたりをくりかえしたもの 황태
明太子 명란젓

황태は縦に割いた状態で売られていることが多いので 황태채 という製品になり
동태は、名節の時などにジョンをつくるのにつかわれますが、薄切りで売られているものは 동태포と言われています

参考までに鱈は대구ですね
대구は加工品は特にないそうです


今回作ったのは、황태を使ったので正確には황태국ですね


では、作り方です


황태 50g お好みで増やしてもOK
水800ml
大根 100g
椎茸1個 あれば
ネギ 1/2本 半量をみじん切りにして溶き卵に混ぜる
卵1個

えごま油 1スプーン
ニンニクみじん切り 一かけ
塩 適量
セウジョ あれば

コチュ 適量

1 황태は水に浸して、汚れを落とす(水を入れたそばから柔らかくなるので、長時間浸す必要はないです)
骨が残ってる場合は取り除く
食べやすい大きさにハサミで切る
絞って水気を除く(残ってる骨に注意!)
2 鍋に水半量と황태をいれて火にかける。沸騰したら残りの水を加える
3 灰汁が出るので取り除く
4 えごま油、ニンニクをいれる
5 様子を見ながら塩とセウジョで味を整える
入れすぎるとしょっぱいので少しずつ
6大根、椎茸、ねぎ、コチュをいれて5ふん程度にる
7 卵を入れる
固まるまでさわらない

完成



参考にしたレシピは
황태200g
水 1リットル
だったのですが、とても多かったので減らしました
50gでも二人で食べるには充分でしたよ

塩加減はセウジョで合わせるのが美味しいそうです
なければ塩で。セウジョは少量でもしょっぱいので入れすぎ注意です

さっぱりしているので朝ごはんにぴったり
(と言っても朝準備するのは大変なので、溶き卵を入れる前までの工程までを前日に準備しておきました)

すっかり寒いので、朝から温かいスープを食べて、いってらっしゃい!!

黒沢健一さん

2016-12-07 | つぶやき
今日、Yahooニュースを見ていたら
黒沢さんの訃報を目にしました

高校生の時は、エルアール一筋でした
私の高校時代は彼らと共にあったと言っても過言では無いくらいです

韓国に来てからも実はずっとyoutubeで聞いていました
年末に日本に行ったら彼らのCDは韓国に持ってこようと思っていたところでした

10月に脳腫瘍で闘病中だと公表されていたので心配していたんですが北山さんのこともあったので、きっと復活してくれると思っていたんですが、、、
本当に残念です

ご冥福をお祈り致します

家計簿をつけています

2016-12-03 | 結婚生活
結構どんぶり勘定な性格の私
結婚前までは、貯金する分を先に引いて、後は大体このくらいかなーくらいで暮らしてきたんですが
どうかんがえても最初に聞いていたお給料の金額よりも多く使ってるなーと思い、ちゃんと家計簿をつけることにしました

「ちゃんと」と書いたのは
一応今までもつけてはいたんです。
かなりざっくりとした感じのを
でも、いまいちフォーマットが使いにくくて書いたり書かなかったりで、家計の把握には至っていなかったという感じです

で、今回家計簿をつけるにあたって参考にしたのがこちら。
楽しく、貯まる「づんの家計簿」 書きたくなるお金ノート
づん
ぴあ


もともとインスタ(づんの家計簿)でみてたんですが、本が出ると言うことで、旅行で韓国に来る友達に買ってきてもらいました

つけはじめたのが10月途中から
でも、10月の初めにめっちゃ外食をしていたので(外食が多い理由は換気扇のせいです)、赤字であることが早い段階でわかってしまい、テンションダウンしたりもしましたが
11月、気を引き締めて頑張ったところなんとか予算内に納めることができました
(ホントは赤字だったんですが、先月で保険の納入が終わったそうで、その分が浮いて黒になったんですよー。ホッ(笑))

手帳とか文房具が好きだったりするので結構アナログな私
家計簿をこまめに手書きっていうのもあまり苦にはなりませんでした

一つ一つの商品がいくらだったのか全部書き写すのですが、日用品とかは次に買うときの為にいつ頃いくらで買ったのかを知りたい私にとっては向いてるようです

こちらは、光熱費が季節によってかなり幅があり
冬と夏では、特にガス代は1万円近く差がでるということと
ソルラルやチュソクの時に、どれだけのお金が必要なのか
自動車の維持費がどれだけ必要なのか
あ、あとこちらはトイレットペーパーが30ロール売りなので、それがどのくらい持つのか等の日用品の消費サイクル等、ざっくりとでも一年間記録をしていたのが役に立っています

あと、最近近くに安めのスーパーができたおかげで、大型マートに行く回数が減りました
大型マートは、野菜も質の割に高いし、全体的にサイズが大きいのが多くて高いのです
大型マートにいくとつい買いすぎてしまうので、マンドゥと肉類を買うとき以外は行かないようになりました
逆に近くのマートには、鶏の胸肉や豚のロース薄切り的なお肉は置いてないのです。emartやロッテマートにいかないと買えないのですよ。。。これも一年かけて学びました^^

一旦、今回予算内に収まったので
これから、貯金についてなど旦那さんと相談していくことになります
でも、こういう証拠をもとに話せると旦那もちゃんと聞いてくれるので家計簿をつけはじめてよかったと思ってます

ただ、今でもよくわからないのは
旦那の給与(笑) ←えー今さら??的な(笑)
やりくりはこの範囲でと教えられた金額をもとにやってますが
明細持ってきてといっても持ってこないって言うのはなんなんだろう
明細っていうのはないんかな?
いまいち謎です
(なんか隠してるとかいうのはないとおもいます)
何度も聞くとめんどくさがられるので、源泉出るまで待ちたいと思います


引き続き頑張りまーす