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 昨日は巨大な風車の被害を受けている住民の皆さんの声を聞いた。「風車問題伊豆ネットワーク」を中心に午後4時から熱川で懇談会を開くと、悪天候の中で伊豆全域から約30人の人たちが集まってくれた。2年前に、衆議院議員会館でお話を聞いて、質問主意書を2回出して、取り組んできた。当時は「エコ=温暖化防止の救世主である風車にケチをつけるのか」という「思い込み」が醸成されていて、「風車被害」を正面から見据える動きは少なかった。

いったい風車被害、風車問題とは何だろう。まずは、次のウェブを見てほしい。→http://amagimisujiyama.net/

伊豆半島につくられてきた風車は、その羽が直径80mと巨大なもので、問題となるのは風車の回転によって生み出される低周波が近隣住民の深刻な健康被害を引き起こしている。昨日は、風車から500mあまりのところで農業を営むAさんから話を聞いたが、少し具合いが悪いどころの話ではない。

「風車がまわり出すと音がすごい。ヘリが舞っているような音で家の中も振動が直に伝わってくる。ひどい時には、食器棚がガタガタするようなことも。夜、まったく眠れなくなった。目が充血して、手が震え、顔がむくんできた。風車が事故で止まったらよくなったが、今またまわり出している」(70代女性)

 ひとり、ふたりの被害ではない。東伊豆町天目地区では事業者が「避難所」として民間アパートをかりあげた。どうしても、耐えがたい時はここに来て寝て下さいということだ。集会での語られた話を紹介していきたい。

山本里子(風車問題伊豆ネットワーク代表)さんは、「伊豆の風車の計画があるのを知ったのは2005年。町、県、企業と働きかけてきたが、22基が動いている状態になっている。こういう状態では国に働きかけるしかないと動き出した時に、衆議院議員会館に保坂議員を訪ねたら早速対応してくれた。すぐに質問主意書を2回出してくれた。それ以来、風車に対してのイメージも大きく変わってきた。以前は、「一般の人とは会いません」と門前払いされていたが、今は国や県、事業者の対応も変わってきた」と語る。

「南伊豆の現状は、風車17基が動いている。電源開発が事業主体です。ところが、最近になって、風車から1・1キロの所に保育園が出来たのが心配だ。子どもたちや高齢者に影響が出やすいので立地を考え直してはどうかという意見を出したのだが。自分の周辺では、すでに4世帯が脱出した。先日も400m近くのところにお住まいの方が引っ越された。400~500mあたりの被害がひどい。電源開発と町民の間で、健康被害があった時には企業に提出してくれと言われた。その後どうなっているのかわからない」(南伊豆在住)

 天城三筋山に風車建設を計画しているのは21基。これまでに出来た完成した風車を合わせると、出来上がると合計風車34基となる。東伊豆町でも、昨年12月にまわりだすと、すぐに被害が出始めた。こんな被害があるにもかかわらず、また21基が建設されようとしている。
昨年8月、林地開発の許可が降りて、木を切り、工事が始まっている。反対の声が強くなり東伊豆町ではなくて、河津町側に出来ることになってしまった。情報開示で判ったことは、東京電力が無許可の町有地の立木を伐採していたとのことで、河津町に始末書を提出していた。
 2月19日に保安林解除の申請をしている。12万2500平米というと広大な保安林を伐採。水源涵養保安林を伐採してしまうとは何事か。これが解除されると、後は建設に進むことになる。実質的には県知事の判断となる。(藤井廣明東伊豆町会議員)

新しい川勝静岡県知事が「伊豆半島に風車は似合わない」と発言したことも注目したい。天目の風車は、海抜600mのところに10基建っている。管理者であり、土地の所有者である区長の「合意書」が、あたかも住民全員の同意のように扱われている。これが国の「補助金申請」に使われてきたのが判明した。
 風車がまわったとたんに、近隣住民に「不眠」「肩こり」など症状が出てきている。短期間の間に、81件もの苦情が役場や企業に寄せられたことが分かっている。風車がまわりだして、アンケートを取っている。約8割の方が健康被害を訴えている。事故で止まると、健康で平穏な生活が戻る。
 昨日、頭痛がするので血圧をはかってみれば通常低めの血圧が高くなっている。昨年、中央環境保護審議会で「風車」を環境アセスの対象に入れることが決まった。「風車は地球にやさしい」と言われてきたが、本当にそうだろうか。温暖化対策の工程表の中に「風車」が入っている。これで大丈夫だろうか。(天目地区在住)

 風車が4カ月まわりました。血圧は、2月から風車が止まった5月まで、約半数の人が血圧上昇した。これは唯一の統計調査だと思う。被害感覚があるか否か、近くも遠くも関係ない。7基の風車が回転すると、800m以上離れないと夜間騒音基準を満たさない。これは、「NEDO」のマニュアルだ。このマニュアル通りにやっていたら許可されないはずだ。(三井大林別荘地在住)

 主人の心臓が悪いので熱川に来ました。風車が出来るまでは健康な生活をしていた。一度目にストレスで胃潰瘍になり、二度目には手が震えて食事が出来ない状態になった。風車がまわると健康が回復しない状態。三度目にまわる時には「嘔吐」が始まった。睡眠薬と精神安定剤を処方されている。「鬱病」と診断されている。「風車が原因であるのは確かなので」と言われている。食べる食べ物が変わってきました。固形物が入らず、流動食にして食べている。
 まわると具合が悪い、止まると調子が良くなる。針をまとめて刺されるような感じで痛い。毎日、低周波に犯されると電柱のトランスにも「被害」を感じるような身体になる。(天目地区在住)

 この声をどう受け止めたのかを書く時間がなくなってまった。(つづく)

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