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2009年11月11日(水) 品木ダムの湖面は日々色を変える

今朝、テレビ朝日『スーパーモーニング』で先週日帰りで八ッ場ダムの上流にある品木ダムの取材をしてきたレポートが放送された。ようやく、八ッ場ダム報道も「もったいない」「なぜつくらないんだ」という一本調子のものから、背景事情を掘り下げるものに変化してきた。品木ダムは、強酸性の水を草津で中和した後で、石灰生成物を貯めておくためのダムである。このダムは、20年ほど前に放置すれば埋まってしまう状況になり、「浚渫船草津」が出て湖底に溜まったヘドロ状の土砂と石灰生成物をパワーシャベルですくい上げて、コールタール状のヘドロを「脱水」「圧縮」して「最終処分場」にダンプが運搬していく。この「最終処分場」に今回の取材で初めて入ることが出来た。



ジープに先導されて、品木ダムから5~6分走ったところに「第3捨場」があった。入口のゲートに「産業廃棄物最終処分場」という看板があり、「汚泥(土砂)」とある。中に入ってみると、きれいに整地された大きな運動場のような処分場が見えてきた。



中に入ってみると、なぜか整然としているのが気になる。公共事業チェック議員の会当時に、視察OKがなかなか出なかった場所で、しばらく経過してOKが出たと現地に行ってみると、きれいに片づけられている「よそ行き」の様相を呈している場合が多かった。「セメントと混ぜて固化しています」という説明で、たしかに表面は硬い。しかし、30センチほどの断面を手で触ってみると、どうやら表面だけに薄いセメントで固められているようだ。



こうした「最終処分場」の場合は、汚染が地下水などに広がらないように投入前に「遮蔽シート」で覆うなど細心の注意を払わなければならないが、この処分場はそうした措置を取っていない。雨水が溜まれば上の水路を通って外部に流している。



これだけ広い処分場が、あと3~4年で満杯になる。中和事業の裏側に、不可避的に出てくる「産業廃棄物」と汚染の行方を追っていきたい。

9月末に取材して、10月に発売された『週刊朝日』の特集「八ッ場ダム、隠された真実」をインターネットで見つけた。まだ読んでいない人はぜひ読んでみてほしい。

『週刊朝日』10月7日号「八ッ場ダム、隠された真実---国交省の数字は嘘だらけ」

この他、『マガジン9条』にも2回連続でインタビューが掲載された。
→「八ッ場ダム問題の真実」
→その2「旧来型公共事業転換の時」

そして、全部見ると60分ぐらいかかるが10月13日の阿佐ヶ谷ロフトAでのトークライブを御覧になりたい方は、この下に貼りつけておくのでどうぞ。









(この続きはhttp://www.youtube.com/user/hosakanobuto#g/aをご覧ください)



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