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今日は、教育再生特別委員会で「学校教育法」を中心とした参考人質疑を行った。特に藤田英典国際基督教大学教授の話が印象に残った。藤田教授は、小渕内閣当時の教育改革国民会議の委員をつとめたこともある。「校内暴力、いじめ、不登校、少年犯罪」などは、1980年代以降、『日本の教育の危機』を象徴する問題だ。
根本的な改革が必要な理由だと、言われ続けてきました。…改革が始まって四半世紀もたったのに、いまだに同じことが言われているのですから、そのこと自体、これまでの改革は成功していないということを示しています」(岩波ブックレット『教育改革のゆくえ』藤田英典より)

教育改革が叫ばれながら、4半世紀。その主要な問題点は、いっこうに改善されないままに、「制度いじり」が続く。本来は、教育現場での環境改善・充実として解決されなければならない問題が制度論とすりかえられてきた。「今日の議論が更なる教育の荒廃を生んだ時、その責任はここにいる議員のみなさんにあります。たとえ議員でなくなっていても、責任はとってもらいます」という警句に議場内はシーンとなった。明日は、山形県の地方公聴会に出かける。

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