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今日は、刑法・刑事訴訟法改正案を審議、私も最後の質問席に立った。同法案を可決成立後、付帯決議を決めて法務大臣が一言。ここまでは、与野党合意の約束通りだった。朝の理事会でも、今日はここまでとして共謀罪の杉浦法務大臣の趣旨説明と与党修正案の提案はやめるように、野党側は再三申し入れた。与党側は、ひたすら理事会採決をした日程通り「共謀罪の趣旨説明・修正案提案」を譲らない。一度、退席した理事会に呼び戻されたが、「与党の意見をのめ」という一方通行の話では協議にならない。民主党は独自の修正案を準備し、その修正案とともに審議をするべきだと日程変更を要求したが、「どうぞ、つくるんならつくって下さい。今日の日程は変えません」との一点張りの与党。結局、共謀罪の審議入りについては与野党合意なく委員会は始まった。

委員長が「犯罪の国際化及び組織化並びに情報処理の高度化に対処するための刑法……」と言い始めたとたん、私たち野党委員は総立ちになり、委員長席に向けて抗議を繰り返した。考えて見れば珍妙な光景ではないか。杉浦法務大臣が読み上げている提案理由は、先の特別国会でも審議され二度の廃案をくぐってきた政府案だ。その政府案の朗読の後に、修正案を読み上げるなど「政府・与党」の一体性を損ねる行為ではないか。

「こんなやり方で人権を抑圧する法案を強硬に提案するのはおかしい」「政府案を出し直せ」「与野党は合意していない、やめるべきだ」「委員長、このやり方はだめだ」と口々に抗議する。衆参両院の議員も、メディアも集まり、ふだんは閑散としていることも多い14委員室はヒートアップした。

委員会終了後、理事会を再開するとの呼びかけがあり、部屋に入ってみると「来週会等の日程協議」を与党側が投げかける。「こんな状態では話し合うことは出来ない。我々としては退席します」と民主党の平岡秀夫理事が通告して、私たちは部屋を出た。その後、民主党の記者会見が衆参両院の法務委員会関係者を中心に行われ、「与党が現在の姿勢を改めない限り、協議が出来るような状態ではない」と述べた。私たちが退席した後、与党だけの相談で、来週の火曜日9時半から1時間、15時30分から30分間の与党質疑がセットされたらしい。抗議を受け止めて、冷静にブレーキを踏むどころが、強硬離陸はあくまで規定方針のようだ。

私たちはこんなやり方を認めるわけにはいかない。

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