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出戸西方断層の前で調査団(08年4月5日)

4月5日、私たちは日本原燃の六ヶ所村再処理工場などの核燃施設を視察した後、同社幹部のヒアリングを行った。私は5日、6日のブログにこの時のやりとりを紹介しているが、もう一度テープを聞き直して何が語られたのかを検証することにする。重大な問題なので、今後国会で取り上げていくことにする。





「peaceland hp」より

2008年4月5日

近藤正道参議院議員:今日みなさんのところにお邪魔する前にですね、出戸西方断層の一部というふうにいわれている現場を見せていただいたんで、その印象が非常に強いもので、そのことについてお尋ねをいたします。

今ほど、考慮すべき新たな活断層として、やっぱり、出戸西方というお話をされました、結論的に問題ないということですが、いくつか区切ってお尋ねしますが、出戸西方断層は、安全審査の段階では、活断層という評価はしかったけれども、今度のバックチェックでは、活断層というふうに評価されたということなんですか?
現在は活断層というふうに評価されているんですね。現在は安全審査の段階では活断層という評価をしていなかったんですか?

原燃:あのーもともと安全審査の新しい指針のもとではですね。

近藤:いえいえ。古いでしょ?

原燃:そうです。あの

近藤:以前の審査の段階では、以前の指針の段階では、これ活断層とみなさんはみていなかったわけですよね?

原燃:ええ、出戸西方断層は断層として最初からみていた。

近藤:最初からみていたんですか?

(長さは?いくらくらい)

原燃:長さは最初6キロ、まあ、非常に短かったんですが、いろいろ調査した結果ですね、もう少し、今の指針もそうなんですが、あの・・・。

近藤:じゃあこういうふうに整理しましょうか。当初から、活断層だと評価していたと、しかし、当初はもっと今より、小さく、短いものとして評価していたけれども、現在はもっと長いものというふうに評価したと、こういうことですか?

どこまで伸びていると言うふうに、これ再処理工場との関わりでいうんですが、現在はどこまで伸びているというふうにみなさんは見て評価されたんですか?

原燃:今ですね(今朝、冒頭の写真の場)ごらんになったところが、見やすいところの位置でして、評価上はさらに南まで伸びていると。

近藤:敷地にどこまで近づいているんですか?敷地直下までと想定した地震に加えうんぬんと書かれているところがありますが、どのへんまでみなさんは評価されたんですか?

保坂:地図出ない?これ(プロジェクターを指さして)

近藤:ええ、これをちょっと聞かせてくれませんか?具体的にどこまで皆さん、

保坂:この尾鮫沼(おぶちぬま)の下ってこと?

原燃:最終的には敷地の直下までのばしている

近藤:つまり敷地直下まで、つまり再処理工場の直下を、活断層が走っているというふうに、想定しているんですか?どこまで?

(方向と傾斜をちょっと。どういう方向を指しているかそして、その傾斜どうなっているかというのが重要なんですよ)

原燃:出戸西方断層というのは、6キロの長さで、このように、338号線にそって走っている。

近藤;安全審査の段階では、6キロと評価したんですか。今は何キロと判断したんですか。

原:地表で確認できるのが、6キロです。

近藤:地底を含めて何キロですか

原燃;直接見るわけにはいかないので、解析上もし地震をおこすとするとどのくらいの長さになるかと

近藤;どのくらいの距離で想定したんですかですか

原燃:これが今、13キロ

近藤;6キロが13キロになったと

原燃:約倍ですね。

近藤:はい。

原燃:これは、断層も出るという考え方でしてね。断層の面から、人工学的考え方です。・

近藤;13キロまで伸びたんですか。敷地の下を突き抜けるっていう、形になるんですか?

原燃:この傾斜角が西の方にさがっているということで、深さ約15キロだと。敷地から見れば、真下に見えると。地下に。

近藤:そうしますとね、約倍の規模になったわけなんだけれども。そうすると、いわば再処理工場の直下に断層が走ると、こういう構造になるんだけれども、原発の場合も、再処理の場合も同じだと思うんだけれど、敷地直下を活断層が走るというのは、これは基本的に許されることなんですか?

原燃:あの、深さがですねその場合、直下といっても、約10キロですから。傾斜していますから……

原燃:これ仮定ですから。あくまで仮定だとしていますから。これ仮定ですから

近藤:私どもはね活断層の上には原発は作らない。で、これの原発の大原則だとずっと思っているんですよ。むしろ再処理工場の方がより問題があると思っていますんで、活断層の真上に再処理工場の直下に活断層がある。そんなところに再処理工場が作っていいのかという基本的には疑問があります。

原燃:それに関してはですね。活断層そのものにはここにあるわけです。敷地のそとに・・・

近藤;だって、今みなさんねえ、

保坂:これ斜めになってて、敷地の下に、こう。切り込んでるっていうふうに認識しているんでしょ

原燃:;これも仮定です

(338に沿ってるって言ってるわけ?向きが。338に)

原燃:ここに出てるのが、388のところに。

(だけでそれは実際にわからないと)

原燃:今日ごらんになったところはわかっている。

近藤:ですからね。

(見えてる部分ではそうだけれども、ずっとそうだっていうのはわからないっていうんでしょう)

原燃:先程の反射法の探査で、でと出と西方断層の影を確認してますので。それが地下にでているっていうのは確認しています。

保坂:確認してるんですか。

近藤:ですから、そうすると、安全審査の段階では、活断層、伸びている活断層はないということで許可を得たのに、最近になって、新たにバックチェックということでやったら、直下に活断層が伸びている。そういう評価。

原燃2:安全に関しては、これだけの長さがあると。この長さにかんして今回新しいものでは、これいかに極めて詳細に、極めて想定して、大きな地震を想定するかに、変えてるわけです。ですから前回の時ですね、こういう評価は、この評価はしない、やっていないんですよ。評価方法が全部違う。

原燃:以前は、地表に断層が走っていると想定していた。そこに地震度を考えていた。ところがあの今は地震工学が進んでですね、地表にある、ちょっとした、傷があっても、地下にある。あくまで、地表から得られる情報に基づいて、仮想の面を考えてですね。

近藤;ただ、それについては、単なる評価なのか、ほんとにそこに存在するかということについては、議論は別れているんじゃないんですか?

原燃 私どもは、そういった意味で反射法では私どもでと西方断層の南の端の影を認めたんです。

原燃:国の専門家は、われわれこれから評価されますので、我々は、これで決まりとはいかないんです。

保坂;ちょっとこう、なぞってもらえますか。どういう線ですかこれなぞってもらえますか。一番南端の敷地のどういう線ですか。これなぞって、これ南は認められているの……、敷地のどのへんまで入ってますか? いやいや地下は、反射法で確認したのは。

原燃:そのまま、だいたいおよそ70度くらいまでの角度で、ひろげて、地下の西の方に向かって、下がっていく。

保坂:どのへんまで、確認できたんですか

原燃:投影しますと、面積が大体、そうですね。いやいやその地下は。

原燃2:反射法で確認できたのはここまでだけれども、我々は、そこまでもってきましたっていうわけだけれど。

保坂;ほとんど断層の上にあるっていうことですか。

原燃;あの、計算上の

(計算上は)

近藤;評価の上では、みなさんとしては直下に活断層があると、そういう想定で計算したと、こういうことですよね。

保坂;それでも大丈夫だっていったんですね

近藤:ただ、そのことについていえば、単なる評価でなくてね、現時点で存在しているんじゃないか、という意見があることも間違いないんでしょう?

原燃;そういう御意見は聞いたことないんですね。

近藤;聞いたことない。ほう。

[活断層についての記録終了 これは保坂事務所作成の仮起こしです]

ここで主に原燃側を問い詰めていた近藤議員だが、この場にいた私たちは地図と説明を聞いて、出戸西方断層が尾鮫沼まで伸びていて、なお斜めに地下で傾斜して敷地の下にのびていると受け止めた。あくまでも「仮定の数値」というのであれば、「反射法で確認」とはどういうことだろうか。さらに、正確なデータと説明を求めていきたい。

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