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(写真は、左から筆者・尾辻かな子さん・上川あやさん)


今日は代々木公園で開かれた『東京レズビアン&ゲイパレード2006』に参加してきた。今から5年前の01年に一度、イベントに顔を出したことはあったが、その時は時間がなくてパレードに出なかった。今回は、楽しく歩こうと計画していた。そして『ボクの彼氏はどこにいる?』(講談社)を書いた石川大我さんや彼の仲間たちに声をかけて、ミニ・ミィーティングをコンクリートの橋の下のような場所で行った。ゲイ・レズビアンをはじめとしたセクシャルマイノリティの人たちの声に、しっかり耳を傾けたいと思ったからだ。自己紹介を終えて、学校で職場で感じていることを話してもらった。

突然、雷鳴が轟き激しい雨が降ってきた。「橋の下」でやっていたのは大正解で、雨宿りに集まってきた人たちも耳を傾けるて中で話し合いが続いた……が、雨の勢いは只事ではなく、ビニールシートの下から水が溢れてきて、立ち上がらなければならなくなった。そのぐらいひどい雨だったが、不思議なことにパレードの出発時間になると小降りになり、何事もなかったかのように行進する人々が隊列をつくる。

出発前に、世田谷区議会議員の上川あやさんと再会し、去年のパレードの場でカミングアウトした大阪府議会議員の尾辻かな子さんとも会い、「写真撮ろうよ」ということになって記念撮影した。「ニューヨークのパレードでは国会議員がたくさん歩いていましたよ」と前を歩いていた人がふりかえって言った。パレードはブラスバンド風の一団や、ダンスチームなどバラエティに富んでいて、楽しかった。また、沿道の人が立ち止まり見物したり、エールを送っている姿も印象的だった。

セクシャルマイノリティの人々の声を聞きながら、日本社会がこの10年間にわたって人権や差別禁止の分野で「退却」してきたなと改めて思った。男女間の婚姻をめぐっての選択的夫婦別姓=民法改正で実現しようとしてきた「婚外子差別撤廃」ですら1ミリも進んでいない。「外国人地方参政権」もダメで、マイノリティの権利保障に関しては絶望的後進国となっている。どのような暮らし方をするのかは、自分で決める、不当な差別は撤廃する……この当たり前のことが、実現しない。

これからも、セクシャルマイノリティの人々の声を聞くミニ・ミィーティングを続けたい。戦前型社会へと退却することを理想とする議員が、この10年間で若い世代にも増えた。学校で「性教育」をすることすら、攻撃材料になっているし、ジェンダーフリーバッシグが吹き荒れて、図書館から関係図書が排除されたりしている時代だからこそ、しっかりと不当な差別を排していきたいと思った。誰もが楽しく、また人を傷つけることなく、平和でさわやかな社会を創るためにも。

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