漠然と、バイクに乗りたくなったのが、以前ブログにも書きましたが、昨年夏。排気量400ccまで運転出来る、普通二輪の免許は持っていたのですが、どうせなら、もう少し余裕をもった650cc〜750ccクラスが欲しくて、大型二輪の免許を取ることにしました。
仕事帰りにも寄れて、二輪の教習もしているA教習所に入所したのが、昨年の10月16日。しかし、仕事帰りにも寄れるという事がアダになり、休日出勤で貸切バスの乗務したことも重なって、教習第二段階で体調を崩しました。たしかに、10時間から12時間くらいの勤務の後、ナナハン(750ccのバイク)に跨ろう、というのですから、今から考えれば無理も有りません。
そこで開き直り、寒い冬の間は『お休み』して、温かくなるのを待ち、春の新卒者教習シーズンが終わるのを待って、教習再開することにしました。が、又しても地域の役員などの会議や会合に追われる始末。結局、再開したのが、5月末までずれ込みました。で、教習が修了したのが、6月21日。そして、最初の公休日の本日、卒業検定(技能試験)を受けてきました。
12時20分、受付に顔を出すと「すみませ〜ん。先日お伝えしてなかったのですが、写真の有効期限(6か月)が切れてまして、再度撮影します」との事。確かに、教習期限は入所から、9か月なんですけどね、証明写真は6か月なのね…
ロビーで待っていると、N教官が後ろから私の肩を叩き「HORYさん、○○さん、××さん、今日の卒検は、3名さんです。では、行きましょうか」と、2輪室に案内される。「本日の卒検は、大型2輪がお一人、普通2輪がお2人です。コース抽選をしますので、大型のHORYさん、アミダくじの好きな方を選んでください」結果、私の大型はBコース、普通はAコースでの検定です。「検定順ですが、後・先の希望は有りますか?」と聞かれ「私は、検定の進みやすい方で結構ですよ」と答えると、「では、ジャンケンで、勝った方から」という事になりました。
結局、大型の私が1番で、普通の方がその後に続きます。検定内容と減点基準等の説明の後、「今日は、雨ですので、くれぐれも転倒しないで下さいね。その時点で検定中止になりますから。雨だけは、僕にも何ともしてあげられませんからね…」と、いつものニコニコモードのN教官。そこで、「そうだ! 少々濡れてもかまわないから、グリップ力の強いジョギングシューズで受験しよう」と、思いつく私。検定員、受験者がそれぞれの準備にかかる際に、駐車場で車に載せてあった靴に履き替える。濡れたアスファルトの上で、グリップ力を確認し、ちょっと合格へ近づいたような気がする。
さて、試験はコース走行から。今日の検定車は、運悪く2速のギアが少し入りにくいバイク。ローギアで、少し引張り気味にギアチェンジするが、最後の右折でもたつき気味になる。そのあたりは減点対象になりませんし、「綺麗に走れていましたね」と検定員。普通の最初の方が終わられ「大型って、検定コースの距離が長いんですね」と話しかけてこられた。「そうですね。でもパワーがある分、加速もしやすいので走りやすいですよ。特に、坂道発進なんか、普通より簡単ですよ」と、話していると、最後の方が、クランクで足着き。走り終えて、かなり不安そう。「大丈夫ですよ。アウト(検定中止)なら、即無線で(発着場に)帰ってくるように指示されますから」と、励ます私。タワーから降りてこられた検定員も、同様に励ます。
続いて、課題は急制動から。路面が雨で濡れているため、本日の停止距離は14m。制動開始速度が40km/h以上からの急ブレーキです。先にも書きましたが、今日の検定車は、2速ギアの入りにくいバイク。ローギアで少し長めに引張り、直ぐに2速、3速へと。進入速度が規定速度よりやや早めの45.3km/hであったにもかかわらず、停止位置は、乾燥時の11mライン

次の一本橋のスタートラインにバイクを停め、エンジンを切って待っていると、次の受験者のバイクから、ズルーとタイヤのロック音。まあ、雨だから仕方が無いけどね… でも、一般道だったら、転倒してるかもしれないし… 後で、検定員から「ちょっと速いな。と思ったけど」と言われ「少し、引張りすぎたかも。でも、一発でバッチリ決まったし」と私。
一本橋は、10.1秒で通過。普段の練習では、12秒台・13秒台も楽に出していたのですが、本日の目標は『とにかく、無理をしない!!』 こちらも、ふらつく事もなく減点無しで通過。そのまま、すぐ前の波状路へ。こちらも、5秒で通過し減点なし。

次のスラロームへ移動し、後続の様子を見ると、コースの途中で橋から落ちた模様。残念ながら、彼はここで検定中止。
さて、いよいよ最終スラロームは、検定直前に大型の教習車が転倒しているのを見て、少し緊張。とにかく、パイロン接触と転倒だけは避けたい。案の定、5本あるパイロンの内3本目あたりから、リズムを崩す。とにかく、接触だけはしないように走り切り、タイムは7.2秒。ここで規定時間7秒以内をクリア出来なかったので、−5点の減点ですが、次の普通2輪の受験者がパイロン接触で検定中止になったので、やはり判断は間違っていないようでした。
結局終わってみれば、本日の合格者は私のみ… まあ、不合格の方も、第二段階のみきわめで合格できるだけの技術があると判断されたから、トライされたわけで… 雨というコンデションもありますが、結果は結果です。採点表をまとめながら、N教官は「まあ、全体的に良かったよ。半年ぶりの雨で緊張してたのかな〜 スラロームが少し硬かったかな? これで、2輪の免許は全部取ったわけだから、また明日から、安全運転に心がけて」との、助言を下さいました。
合格者が私だけという事も有り、ロビーで15分ほど待っていると、教習所管理者さんが、卒検合格証を持って来られました。書類の説明の後「かなりの免許をお持ちですね」と。「実は、ライバル会社の○○交通に勤めてまして…」そうなんです。バイクの教習は行っていないのですが、グループ会社で5か所(6か所かな?)の教習所がありまして…(笑) 最後には「今や、バスも教習所も完全に、客商売ですからね」「そう云って下さる、HORYさんみたいな方ばかりだと、良いのですがね」そんな話までして下さる、気さくな管理者さんでした。