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2016年10月19日 2016徐福文化と「一帯一路」都市文化産業国際フォーラム(中国江蘇省贛楡)

2016-10-23 00:41:17 | 徐福伝説
2016年10月18日、セントレアから朝の便で2時間半ほどで中国青島へ。すぐあとに釜山から同じく2時間半ほどで到着したKさんとともに、贛楡からの迎えの車に乗って約3時間、昨年と同じ会場の和安湖国際大酒店へ。

とてもきれいな日本語を話す通訳のSさん、聞くと贛楡に暮らす日本人。おつれあいの故郷に暮らしているとのこと、時代は変わってきたなあと思います。今から29年前、私が贛楡に行ったのは、戦後初めての外国人の団体ということで、ようやく許可が下りたときでしたから。
そんな私の贛楡との出会いの歴史もあって、今回、地元のテレビ局からのインタビューで、「初めて来たときと贛楡はどう変わったか?」という質問がありました。
いやいや本当に変わりました。
29年前、高速道路はまだなく、長江に近い揚州だったかどこかから、一日かけてプラタナス並木のガタガタ道を延々と北上し、晩に連雲港市に入ったものでした。
それが今では青島空港から高速道路で3時間。
来年には、遅くとも再来年には青島から贛楡まで新幹線が通り、1時間で来ることができそうです。

10月19日「2016徐福文化と「一帯一路」都市文化産業国際フォーラム」が開催されました。

今回はかなり急な開催となったのですが、国務院発展研究センター元副主任・陸百甫さん、文化庁元副長官・周和平さん、韓国からは元文化観光長官で韓中親善協会会長・李世基さん、日本からは日本在中大使館公使・石川浩司さんなどが開会式を盛り上げてくれました。
今回報告すべきところは徐福文化国際フォーラム(贛楡)事務所の設置です。2015年の大会で宣言していたように、ここを拠点として世界文化遺産登録に向けて動き出していこうということでした。(Qさん写真ありがとう!)


私も2015年の大会を受けて、日本徐福協会が設立されたことなど、今後の課題ととともに報告しました。
現在のように頻繁に集まりがあると、気になるのは韓国での開催時は「韓中日…」、中国では「中日韓…」、日本では「日中韓…」と入れ替わります。これって徐福の集まりなのだから徐福の移動方向を考えて「中韓日」でいいのでは?これは日本徐福協会設立のときに発言し、賛同を得たので、ここでも提案しました。
また、せっかく盛り上がってきた徐福ですが、こんなに頻繁に各地の事情で開催されていては体が持たない。良い調査報告もできません。それは複数参加している人から声が上がり、これも計画的に進めたいという話になりました。
まだまだどこまで上手く進めていけるかはわかりませんが、「徐福で集まる私たち」という考え方がだんだん出てきていることは嬉しいことだと思います。

まだ嬉しいことがあります。それは今回、日本からOさんが参加してくださったこと。ぜひ徐福を語って欲しいと思う研究者が、こうした集まりに来てくださって報告してくださることはなによりも励みになりました。そして参加したくなるような大会を開いていきたいと思います。

そして今回も北京から同時通訳の方たちが駆けつけてくれて、会議はリアルタイムで理解していくことができました。4人の通訳のかたがブースに入っておこなうのですが、うち私の親しい友人が2人、会議後直帰するはずだったのを、私と一晩ゆっくり話そうと残ってくれました。夜のホテル周辺を女3人でおしゃべりしながら散歩し、部屋でお疲れ様の乾杯!徐福が縁でこんなにも打ち解けて過ごせる仲間ができたこと、何よりも感謝です。

さて、最終日を待つ間もなく、Zさんは上海へ、Qさんは北京に向かいます。お二人とも次の日本での徐福イベント参加のために出発です。
10月20日、午前中、大会の見学コースを離れ、30年ぶりに連雲港市内の孔望山にあそび、美味しい海鮮料理をいただいて夕刻の青島発の便で帰国しました。

帰りに中国徐福会会長・張雲方さんから「私と徐福」という日本語で書かれた文章をいただきました。これは昨年から折に触れて私に聞かせてくださっていた話でしたが、まもなく会長を退任するにあたり、ご自身で文章にしたものでした。私だけでなく多くの日本で徐福に関わってきた人たちへのメッセージでもあると思いました。機会を見つけてお伝えしたいと思います。
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