冬の水は冷たい。
いくら元気を売りの鯉とは言え、動きが鈍くなっていて当然。
それでも、光りや音に刺激され、ぼーっとした風情で水面に顔を出す。
そしてまた、ぼーっと水底へ……。
寒鯉のそのまま闇へ戻りけり ひよどり 一平
(かんごいのそのままやみへもどりたり)
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