新・ほろ酔い気分

酔っているような気分のまま、
愚にもつかない身辺雑記や俳句で遊んでおります。
お目に留めて下されば嬉しいです。

別れ言葉

2017年03月12日 10時46分29秒 | 写真と俳句

 学生時代の話。もはやかれこれ60年前のことだ。

 学内きってのモテ友人がいた。本人が吹聴しているのだから、事実に違いなかった。

 人妻との交際などについて、細大漏らさず聞かされた。羨ましいことおびただしい。

 いいことばかりが続かない。女房の浮気が亭主にバレて、オオゴトになりかけた。

 「どうしよう、どうしよう……?」

 「因果応報さ!上手に刈りとるんだネ」 私はザマーミロ!と思った。

 「相手の亭主の立場だったら、オレはオマエを刺すぜ!」 そう言って脅した。

 モテ友人はオロオロオロオロ。

 「地金のオマエをさらけ出せ。それしかねーな」

 「心配するな!地金のオマエを知れば、間違いなく、女は離れてくれるよ」

 その女性はモテ友人と別れた。一方、亭主との離婚も成立したそうだ。

 そのモテ友人はすでに亡い。

    たんぽぽに別れ言葉は似合はない   ひよどり 一平

 

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