白夜に咲く卯の花 

お気楽隊長疾黒と、多くの個性豊かな奴らの明るく切ない物語。訪問してくれた人は、コメント下されば遊びにいかせて戴きますね

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

3.捕獲

2007-06-26 00:04:44 | 二章  現
「おーい、」
「あー、漆黒ー!こっちこっちぃ・・・・・ええ??」
漆黒は、鵺禾と一緒にやってきたのだ
「・・・なんで・・・・なんで・・・・なんで一緒なのよお・・」
茆音はふくれっつらになった。
「・・・」
鵺禾は無言で茆音をにらみつける。
「あのさあ・・・どうしてこう・・・お前らは仲が悪いんだ・・・」
「「こいつのせいだ!」」
二人が同時に口を開く
疾黒は息ぴったりじゃん、と笑った
「・・・・で、」
茆音に腕をつかまれてびくびくしている少年をみる
「よ、久しぶりw」
「・・・ど、どうも・・・」
「茆音、はなしてあげな」
「逃げちゃうよ?」
「逃げないさ、  ・・・な?」
疾黒は少年に問う。少年はゆっくりと首を縦に振った。
茆音はしぶしぶと手を離し、少年はさりげなく茆音から離れた
「・・・」
少年は何か言いたげに青い瞳で疾黒を見上げる。
「?どうした?」
「・・・自分は・・どうなるんですか?」
「俺は、お前を捕獲しろっていわれてるだけだからなぁ・・・でも殺されはしないとおもうぞ?それなら俺らにそう命令するだろうし・・・」
少年はうつむく
「・・・・あそこに連れ戻されるんですか?」
「・・・?多分・・・いいじゃねえか、いい地位をもらえたんじゃないのか?」
「・・・・」
黙り込む少年に、今まで黙っていた鵺禾が口を挟む。
「・・・なんで逃げ出した?」
「逃げたのでは・・・・」
「あ?」
「自分は・・・やらなくてはならないことがあるのです」
「・・・なんだよ。それなら奴らに言ってからいきゃいいじゃねえか」
疾黒は難しそうな顔をして考えていた
「・・・疾黒?」
「・・・少年。」
「はい?」
「・・・・やらなくてはいけないこと  ってなんだ?」
少年は疾黒の単刀直入な質問に戸惑う
「いや・・・それは・・・」
「・・・大丈夫だ、俺らは本軍の奴らに告げ口したりはしないさ・・・・な?」
「んw、あたしは疾黒の見方だあw」
「・・・俺はあいつらが好かん、」
三人の様子をみて少し安心したのか、少年はゆっくりと口を開く
「・・・あなたたちにお願いしてもいいですか?」
「・・・?なんだ?」
「・・・・地位をもらえるなんて、うそなんです・・・・」
「・・・なんだって?」
「あそこは・・地獄です・・・すでに、部下が何人も犠牲になっています」
「・・・犠牲?」
「・・・はい・・・私の軍から連れ出された部下は、皆変わり果てた姿で帰ってきたんです・・・」
「死・・・?」
茆音が口を覆う
少年は静かにうなずく
「・・・このままだと軍は全滅なんです、私は、助けを要請するために軍を抜け出したんです。・・・私の唯一の特技が気配を消すことですから・・・」
「・・・・なぜそんなことを・・・・」
「・・・実験です」
「は?」
「聞いたんです、部下が死ぬ直前に・・・・言っていたんです」
「・・・なんと?」
「それは・・・・」

「それ以上話されては困りますよ。瑠璃隊長殿・・・」

「?!」
少年の背後に、出雲が立っていた。
「出雲・・・なにがあった?」
「疾黒隊長・・・あなたの任務はこの子をとらえることのはず・・・それ以上ふみこむのはやめていただきたい。」
「・・・出雲?」
「任務終了お疲れ様でした。後に報酬が届くでしょう、それでは。行きますよ、瑠璃隊長」
出雲は淡々としゃべった後、少年の腕をつかんで、歩いていく
「出雲!!」
疾黒は出雲を引き止める「何とか言えよ!なにがあったんだ!?」
出雲は疾黒の手を振り払い、三人の横を通り過ぎ、消えた。
「・・・・・なにかあるな・・・」
鵺禾がつぶやいた

\\\\\\\\\\

ひさしぶりwww

少年=瑠璃です
コメント (21) |  トラックバック (1) | 

きゃらみるバトム

2007-06-25 23:09:58 | 卯の花の独り言
円形穴さんいただきますw

キャラミルバトン →コミュニケーションタイプを診断してみる

1.貴方のツキアイゲノムは何ですか?

オモテ
 ハート全開ねっとり熱い。熱帯雨林系のコミュニケーション
ウラ
 KNIGHT:仲間に頼りにされたい「いざ鎌倉系発想」
 MOTHER :仲間のハッピーが大好物「おかん系発想」
 REALIST:情報や事実に基づき、合理的に物事をジャッジする「マジ系発想」

2.当たってますか?

うむ。頼られるの好きだ。それだけ信頼されてるのかなあって思うとなんだかうれしいねO(≧▽≦)O
懐深いかなあ・・・確かにみんなが楽しそうにしてるのはすきだけど、入れないとムーってなるしねワラ

うん、計算深いとこあるかも・・・絶対確信がないと動かないこともしばしば。
3.どんな点が当たってる or 違ってると思いますか?

KNIGHT・・・ばっちんこw
mother・・・人のミスは確かに許すというか、気にしない。だってあたしもミスはす   るしwあとおせっかいかもねwほっとけないし
   でも癒し系かどうかはなぞ。馬鹿だしw
realist・・・あんまりルールにこだわらないんだよね・・・・そこは正反対かもw
    現実主義者はあたってるね。できないことはむりなんだからさ。

HOT・・・そんなにあつくねえよ。でも友達は大切にしますよw燃えるし

4.オモテゲノム、貴方の知り合いにはどのタイプが多いと思いますか?
    どうかんがえてもwildだらけ


5.ウラゲノム、貴方はどのタイプに憧れる or なってみたいですか?
CAPTAINになりたい!姉御とかかっこいいにw

6.この人のツキアイゲノムが知りたいな!を5人
だれでもどwぞぞ。

おう、結構あたってますねwww (=^. .^=)うにゃうにゃ・・・
コメント (0) |  トラックバック (0) | 

2 河のほとりで

2007-04-14 22:20:06 | 二章  現
「もお・・なんであたしが鵺禾と一緒に来なきゃいけないのよ・・・」
茆音は一人、河原を歩いていた。
「・・・暑い・・・ちょっと位・・いいよね?」
茆音は川の中に足をいれる
「気持ち良いねえーー・・」
もう暗くなりかけている空を見上げながら、何を思うか、茆音は遠い目をしていた。

静かに夕日は沈み、谷には風の音、川の流れる音だけが静かに響いていた

「・・・・ん?」
背後から、何かが通るような気配を感じた
後ろを振り返り、音のした方に向かっていく
ここ一帯には、河原のほかには岩がごろごろところがっているだけだった。
「誰かいるの?」
茆音は近くにあった岩の後ろに廻りこんだ。誰もいなかった。
「??確かにこっちから気配がしたんだけどなあ・・・かくれてるのかな」
あたりには同じような岩が沢山転がっている。茆音は
「・・面倒くさいなあ・・・しんじゃだめだからね!」
と叫ぶと・・・・

手榴弾を投げた

どーん!!
あたりが砂埃で真っ白になる

しばらくして、砂埃が消えると・・・・岩々はすっかりなくなっていた
「・・・やりすぎたかな?」
よく見ると、少し離れたところに人が一人座り込んでいた
「・・・・んー?・・・・あっ」
茆音はその人の近くに駆け寄る。

突然の出来事に腰を抜かしてしまったその人は、背は低め、透き通るような青い瞳におびえたような表情。
茆音が漆黒から渡された捜索状に載っているあの少年だった。
「・・・あらら。」
「くっ来るな!!」
少年が拒否るのもお構いなしに茆音は少年に近づいていき、腕を掴んだ。
「止めろっ 離せよ!」
「いやぁよ。」
もがく少年に対して、茆音の握力は尋常じゃなかった。
茆音は無線を取り出す
『・・・あーい、こちら漆黒ー。』
「あたしー。 みつけたよw」
「ちょ・・・」
『お!?茆音お手柄ぁw♪今からそっちいくからぁ、鵺禾にも連絡よろしくなあ』
「え!?なんであたしが鵺禾に・・・・ん?あっ通信きりやがったなあ・・・」
茆音はぶつぶつと文句を言う
「・・・・君が逃げたせいであたしがあんな奴と一緒に行動しなきゃいけないんなんて・・・責任とってよ」
「え?それは僕のせいですか?・・」
「うん」
きっぱりと言われてしまって、少年は唖然とした。
「はあ・・・・・こちら茆音ですけど目標発見」
『・・そうか』
通信が切れた
「・・・・」
茆音は通信機を握りつぶした。
「ひゃぁっ」
少年は自分の掴まれた腕を見る。
「・・・あんまりうるさいと、君もこうなるよ♪」
「はいっ・・・・・・・・・」
\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\

今回は、おてんば少女が主役でしたw

次回以降、すこしずつこの世界の闇がみえてくるかも。。
コメント (0) |  トラックバック (0) | 

1 急降下

2007-04-09 17:24:38 | 二章  現
居場所とはなにか  
帰るべき場所とは何か
生きるとはなにか
命とはなにか
知らなくてはいけないことなのか
    ・・知りたくないだけなのかもしれない
      本当は 知らなくてはいけないことなのに
知っていることとはなにか
彼らはしっているのか
    ・・彼らはすべて知っている
      ただ 知らない振りをしているだけなのだ
何を知っているのか
なぜ知っているのだろうか


赤みを帯びた夕焼けの空
沈み行く太陽のわずかな光の中を  二機の飛行艇が飛んでいる
先陣を斬って飛ぶ飛行艇の操縦席には、銀色の短い髪に、ゴーグルをつけた青年がレバーを握っていた。
その後部席には、不機嫌そうな少女と、困った顔をした兵士が座っていた
青年・・・漆黒は、操縦席に取り付けられたレーダーを見つめる
「・・・・漆黒ぅ・・・暇」
少女・・・茆音は退屈そうにつぶやく
「茆音・・そんなこといってはいけませんよ。隊長は真剣なんですから・・・」
兵士が茆音をなだめる
「・・・ついた。」
あれからずっと黙りっぱなしだった漆黒がつぶやいた。
「?ここが目的地?」
「・・一応。ここに少年が入っていったのを見た人がいるらしいんだ。」
「ふうん・・・じゃあはやくおりよ。もう空はあきた」
茆音はブすっとして言った。
「・・・・鵺禾・・・駄目?」
漆黒は、無線機に向かって話し始めた。すぐに返答がくる
『・・・汀に殺されるぞ』
「これくらい俺ならうまくやれるさ。」
『・・勝手にしろ、俺は責任をとらない。』
「どーも♪・・・・茆音、」
「なにさ。」
「しっかりつかまっとけぃぃ!!」
「!?」
兵士と茆音は、嫌な予感がしたので、急いでサイドバーにつかまった
    と 同時に、漆黒達の飛行艇が急降下した。というより落下に近い
「ひゃああぁぁぁぁぁっ」
ひゅるるるる〜 と、情けない音を立てて漆黒機は谷底へ落下していった

「・・・・阿呆」
そ後を追うように、ゆっくりと下降する鵺禾機のなかで、鵺禾は悪態をついた

「漆黒!?おちてるおちてる!!」
谷底まであと数メートル・・・・というところで、漆黒機は急上昇をした
あまりの反動に、後部席の二人はとびはねた
「どうだ茆音!たのしかったろ?」
漆黒が、満足そうに笑う
「た、隊長!こんな荒業を・・・・汀整備士に止められたのでは??・・茆音?」
「・・・・・・ふふ・・・あははっ楽しかったよぉー」
茆音は漆黒に飛びついた
「あっはっは、さすが俺だ!」
「・・・・」

「阿呆」
騒ぎ立てる漆黒機組の元に、近くに「普通に」着陸していた鵺禾があらわれた。
「でもうまかったでしょ?」
「まあな。でも五月蠅い。目標に逃げられてしまう・・」
漆黒は平気へいき、というと、村のほうへ走り出した。
「一時間後にここで落ち合おう!それまで各自探索!」

「・・・・・」
呆然と取り残された人たちは、困ったように鵺禾をみた
「・・・・命令・・・・だろ?俺は行く」
鵺禾はそれだけいうと、歩いていってしまった
「・・・あ、あたしもいこうっと」
茆音も、あわてて鵺禾と反対方向へ走っていった。
「・・・・俺らも・・・・いく・・・か?」
残された哀れな兵士たちは、まとまって歩き出したのであった

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
卯の花です
自己満足jの世界にいりびたりそうで・・

コメント (2) |  トラックバック (0) | 

はじめていらした方へ  いらっしゃいませ

2007-04-06 23:46:04 | 卯の花の独り言
はじめまして。卯の花です
毎日、アクセス数をみるかぎり、沢山のかたにご訪問いただいているようで光栄です。

小説を読んでくれた方も、たまたま迷い込んでしまった方も、なにか来た痕跡を残していただければ、私の方からもお邪魔させていただこうとおもっております。

もし、「小説読むのめんどい」という方は、この記事に「迷い込みました」でもいいので一言いただけると幸いです。

別に私も小説オタクでわないので、関係ない話を振っていただいても結構なので・・・
よろしゅうおねがいします(● ̄(エ) ̄●)ノ☆・゜::゜ヨロシコ♪

              この部屋の宿主  卯の花
コメント (4) |  トラックバック (0) | 

13  出発

2007-04-06 21:59:20 |  一章  夢 
「・・・・・・?」
ようやく疾黒が開いた目に映ったもの
それは・・・・

「・・・・・・・」

真っ赤に染まった空だった
山の向こうに消えようとしている夕日が、世界をやさしい赤に包んでいた
「・・・・・えっと・・・ああ、行かなきゃ・・・」
やる気のかけらも感じられないことをつぶやきながら、彼は部屋をでた・・・・と同時に彼に待っていたのはとび蹴りだった

「疾黒!また寝坊したね!みぃんな準備できてるのに・・・馬鹿」
「茆音・・・・そのとび蹴りやめて繰んない?痛いからマジで」
「いやあよ。じゃあ寝坊しないでよ。」
「・・・・すんません」
「・・いつまでぼさっとしてる気だ。急いでるんだろう?」
二人の後ろから、壁にもたれかかっていた鵺禾が釘をさす
「・・・・疾黒ぅ・・・なんで鵺禾がいるの?・・私いやだっていったのに・・・」
茆音が不満そうに口を尖らす
「だったらお前が来なければいい、足手まといは必要ない」
「・・・・やだもん、一緒にいくもん。でも君とは一緒にいきたくないもん」
「まあまあ、二人とも、喧嘩しないで」(
どうやら、鵺禾と茆音はあまり仲が良くないらしい。疾黒が仲裁をした。
「茆音・・・お前だってわかってるだろう?二人とも俺には必要なんだよ、わかるな?」
「・・・・・」
しぶしぶ同意したようだ。
「鵺禾は?」
「・・ふん」
これも彼なりの同意らしい、疾黒は満足したようにうなずくと、
「んじゃ、いくべ。」
と言い放つと二人を引っ張って歩き出した。

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
「・・・・ふう。」
汀は飛行場で、ちょうど飛行艇の整備を終えたところだった。
油で汚れた顔は、ちょっとばかしうれしそうだった。
「・・・あ、来た。  こっちよ」
汀は、飛行場に入ってきた疾黒一行を呼んだ
「お、汀ちゃぁぁん!」
疾黒はうれしそうに手を振る
その横で、茆音と鵺禾が不機嫌そうな顔をしてお互いに横目で見合っていた。
彼らの後ろには、数人の中級兵士が数名困ったように立っていた
「フフ・・・・」
汀はおかしそうに笑うと、飛行艇を疾黒に受け渡した。
「どうぞ、隊長さん。余計な燃料は積んでないわよ。だから前みたいに遊んでくるんじゃないわよ」
「ええー。」
「・・・いいわ。遊んできなさい。帰ってこれなくなってもいいのならね」
「やめときまっす」

漆黒一行は、飛行艇に乗り込んだ。
操縦席に漆黒、助手席には副操縦士として兵士をひとり、後ろには茆音と中級兵士が一人乗り込んだ
もうひとつの機体には、鵺禾が操縦士として乗り込んだ
「じゃ、いってきます。」
「いってらっしゃい。」
汀は、彼らの飛行艇が飛び立つのを静かに見守った。
「・・・・今回も無事でありますように・・・」


/////////////////////
さあ、ここにて第一章の終了となります。

次回からは第二章となります。
青年探しの旅に出た漆黒一行。
やる気のない彼に任務は務まるのか?
コメント (0) |  トラックバック (0) | 

前夜

2007-02-09 00:52:50 |  一章  夢 
「さっさととっ捕まえろよ?俺の為に」
楼は、最後にそういい残し スキップをしながらかえっていった
「・・・・」
珍しくだんまりな疾黒を汀が楽しそうに小突く
「さすがの隊長も楼様にはかなわないようですね♪隊長がおとなしくなるならまたお呼びしないとですね♪」
「ちょっ・・・・勘弁してくれ!おっちゃんだけはやめてくれ!」
「あらあら・・・そうだ、その例の少年の大体の居場所、わかったわよ?」
「・・仕事が速いな さすがだね」
「まあね、」
汀は 地図を広げ、ある一点を指差した
「この周辺で、少年を見かけたって情報が多数あったみたいなのよ。」
「ほんっと仕事がはやいのな で、あいている日は?」
「えっとねぇ・・今日は休んだほうがいいとおもうし・・明日は何もないようですが?」
疾黒は腕をくんだ
「うーん・・・・はやくしねえとおっちゃんになに言われるかわらねえしなー・・明日たつんでも大丈夫か?」
「・・・多分。今日中に人員を決めていただければ・・・距離があるので飛行艇か船になりますので少々時間がかかるかとおもいますが・・なるべくいそいでみます」
「わかった、じゃあ今からでも人をあつめるか・・・・少な目の編成がいいかな」
「そうですね、ではさっさと人をあつめてくださいね、こないだみたいなことがあったら楼様にいいますからね」
「わあってるっての!おっちゃんの話をしないでくれお願いだから・・」
疾黒は逃げるように部屋から出て行った


「・・・ふああああああ・・・・やっと終わった・・」
その日、疾黒が明日の編成を組み終えたころには、日がのぼりかけていた
「夕方から出るんだから・・・・・少しくらいねたっていいだろう・・・・」


・・・・・またあの夢・・・・ではない?風景がちがう、さわやかなあの風景ではない
・・・・・これは・・

ーーーーーーーーー
久しぶりの更新・・・・・つかれたは
コメント (1) |  トラックバック (0) | 

11・客

2007-01-22 22:12:46 |  一章  夢 
「汀ぁぁ、あなたの愛する疾黒様がご帰宅ですよぅ♪」
疾黒が部屋の戸を叩く
「はいはい、今行きますからね」中から女性の声がする「すいません、隊長がおいでになったみたいなので・・・」
誰かに話しかけている
「汀ぁぁぁ♪」
「・・・・ちょっとよんできますので、少々おまちくださいね」
足音がドアに近づいてくる
「汀ぁはやくでてこないと・・・」
ガチャ
ドアが開いた  なかから、空色の髪をした、細身の女が姿をあらわした
汀は部屋のなかのだれかに軽く頭をさげると、ドアをしめ、疾黒のほうをむく。


「さ、お客様が待ってるわ。はやくいってさしあげて」
「・・・・こんな顔じゃ恥ずかしくて人前にでられない・・・」
疾黒のほほは、真っ赤に腫れ上がっていた
「大丈夫よ、『戦いで受けた傷です』といえばいいのよ」
「あの・・・みるからに今受けたのバレバレなんですけど・・」
「いいからはやくいきなさい。早くしないと反対側にも同じものができますよ?」
「いってきます」
疾黒は逃げるように応接室へはいっていった

「はいはーい、この疾黒になんの御用っすか・・・・あ」
「・・やあ。」
「げ・・・・あなたっすか・・・」
「なんだその顔は・・・せっかく新しい任務をもってきてやったというのに・・」
男は悪戯に微笑む
「だって・・・あなたがもってくるのって『猫の捕獲』とかばっかじゃないっすか。」
「じゃあ受けなくてもいいんだぞ?せっかくの戦闘任務だったのにな・・・」
「!?まぢですかぃな?」
「まぢですよ。」
「その話のった!!!」
疾黒の目が輝く
「ていうか、お前の軍にしかたのめないんだけどね」
「はい?」
「だからぁ・・・」
男はあたりを見回し、人の気配がないことを確認した
「・・このあいだのガキ おぼえてるか?」
急に真剣な表情になり、声を潜めた
「あれだろ?勝ち残った少年っしょ!」
「空気をよめんのか 貴様は。」
「い‘っ・・・・楼おっちゃん・・・そこはさっき汀にやられたばっかなのに・・・」
「一生そのままでいろ、ばか者が。」
「えー・・・   で、話の続きは?」
「・・・・・まあよしとするか・・・でだ、そのガキのことなんだが・・逃げ出したらしい」
「・・・・へ?なんで逃げる必要があるんだ?出世のチャンスだろ?」
「いやな、なんかあるらしいんだなこれが。。とにかく、俺は連合軍から少年を連れ戻せっていわれてんだ。」
疾黒が不機嫌そうな顔をした
「でもよー、本人がいやだっていってんだから他のやつ探せばいいんぢゃねえの?」
「そこまでは知らん」
「調べてこいよハゲ   わっ殴るな!」
「おまえよー・・・俺はお前の恩人だぞ?少しは敬え」
「やだね ハゲ」
「一遍死んでこい」
「やだね ハゲ」
「いいから早くさがして来いばか者が!」
「なんで俺がおまえの言いなりになんなきゃいけないんだよハゲ!」
「汀ちゃんにあのことばらしていいのかなー♪」
「うなっ  よくない!あれはだめ!わぁったよいってくりゃいいんだろ?」
「そうそう、そう素直になれればかわいいんだから♪」
「・・・このハゲが・・・いつかみてろよ・・」
「なんかいったかい?疾黒ちゃん?」
「なんもいってない!ちゃんと任務はこなすから早くかえれ!俺のペースを崩すなぁ!!」

激しく口論をする二人を、軍員たちが必死に笑いをこらえながら除いていた

--------------------------------------------------
楼おっちゃんは疾黒ワールドをぶっ壊せる唯一無二の存在です
なぜかって?それは・・・・おっちゃんのほうが彼よりも阿呆だからです(笑)
コメント (2) |  トラックバック (0) | 

10 そよ風

2007-01-21 22:48:30 | Weblog
疾黒を見送ってから、出雲は部下を呼んだ
「なんですか?」
「・・南の方に東軍が三人来ている、」
「なぜそれを?みにいったのですか?」
「いんや・・奴が言ってたんだ。おそらく確かだろう」
「『虱』ですか?」
「・・それはかつての名だ 今は 疾黒隊長 だ」
「そうでしたね・・なぜ、あの方は名前を変えられたのですか?あの出来事以来、『虱』を恐れないものはいないに等しいというのに・・」
出雲は苦笑した
「さあな  昔から奴の考えることはよくわからん」
「はあ・・・あっでは行って参ります。片付けてきます」
そういううと、部下兵士は部屋を出て行く

「虱・・・久しぶりに聞いた名だな・・・・・」
出雲は一人そうつぶやくと、ベッドに倒れこんだ
「・・今日は疲れた・・・おやすみ」
まどから心地のよいそよ風が噴き注ぐ


「疾黒!」
「へ?」
疾黒率いる傭兵軍基地にて、彼は茆音にとび蹴りを食らった
「はっびゃ!!」
「おそいっ鵺禾がおこってるよ!」
「まぢか、わるいわるい、ちょっとあそんできちまったぁ」
「もお・・・・・じゃからあんたはいつまでたってもなめられたままなんよ!?このはげっ」
「はっ 俺の毛根はまだ元気だっちゅうに!」

「・・・・おい」
背後から、澄んだこえでよばれた
「?  鵺禾かぁ?お前も俺を殴りにきたか?いいだろぉ、かかってこいや ポニー」
鵺禾と呼ばれた青年は、さめた瞳で疾黒をみる
「・・・・いつか本当に殺すぞ貴様・・・」
「・・・冗談です すいません。冗談です。・・・・で?どうした」
「・・・客だ 」
「俺に?だれかいな」
「知らん」
「・・・・知らんてあんた・・・どこにいるん?すぐにいくよ」
「知らん」
疾黒はため息をつく
「マイペース」
「あんたにはいわれたくないな」
「たぶん汀が相手してるとおもうよ?」
「汀が?わかった、さて・・・・めんどくさ。鵺禾・・・・お願いがあるんだけどぉ。。」
「俺はいかねえ」
鵺禾はきっぱりといいはなち、背をむけてさっさとあるいていってしまった
「・・・ねえ疾黒ぉ・・・あたし鵺禾苦手・・・・からみにくいんだもん・・・・」
「あっはっは・・そのうちお前にもわかるよ、あいつの良さがさ♪んじゃあ、俺は客人にでも会いに行こうかな♪」
「あたしも!いく!」
二人は、応接室へと歩いていった。

時々、疾黒がたたかれる音がしたが・・・
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
新キャラとうじょうっすね
コメント (0) |  トラックバック (0) | 

出雲ぉ

2007-01-21 19:19:19 | 卯の花の独り言
リクエストにお答えしてー出雲様っす
若干透けてるのはきにしない(笑)
コメント (1) |  トラックバック (0) |