今年に入り、レリアのアラオリに挑戦しようと決意。アラオリはレリアの1種で、実につつましく、可憐に、抱え込むような控え目な咲き方が魅力の人気種。写真はフラットに開くタイプと思われる。国内ではαオーキッド×1、タリ園×1、国外ではベラビスタオーキッド×2、オルキランド×2のそれぞれ2~3寸株を購入した。うまくいくかな?
超超久しぶりに、ホリアニキの蘭DAM日記を再開しようと思います。成長の様子や蘭の情報などなど~FaceBookとも連携しますので、興味ある方はご覧ください。
幽霊会員(?)となってしまった豊橋蘭友会主催のおなじみの丸栄デパート洋らん展。今年も仕事の関係で残念ながら行けなかったが、出品したメディオカルカーデコラタムが丸栄デパート賞を受賞。メディオカルカーは、ビフォリウムとアブレビアタムが希少価値もあり好きな花だが、デコラタムばかりがやたらと咲いてしまう。緑リップのアブレビアタムがこのくらい咲き誇ってくれれば…いいのに~
あっという間の1月だった。暖かくおだやかな猪年の幕開け、ブログの更新も久々だ。気候のせいか、いつになくソフロ系の開花が早い。12月には早々とウイッチギアナ(写真)が次々と咲いてしまった。あと1ヵ月半遅く咲いてくれれば、蘭展の出展にぴったりなのだが…しかも良花ばかりだから、よけいくやしい。
シルホやバルボには奇怪な花が多いが、これもどちらかといえば変わっている。写真には写っていないが、全長約15cmと長い。花期も10日前後と、まあまあではないだろうか。「誰が見てもきれい!」という花ではないが味のある花である。
オンシジューム交配種として、広く普及しているシャリーベビー。小豆色と白色のコントラストは、きれいとはいえないが何とも言えない“甘い香り”がする。交配種は名の通り、原種を交配し作られた蘭であるが、シャリーベビーの場合を調べてみるとOnc. Sharry Baby(1983) = Onc. Jamie Sutton x Onc. Honolulu となっている。元も交配種であるので更に調べたら、Onc. Jamie Sutton (1969)=Onc. ornithorhynchum x Onc. powellii 、Onc. Honolulu (1970)= Onc. Moir × Onc. leucochilum、更にOnc. Moir(1959)=Onc. altissimum×Onc. leucochilum であることが判った。つまり、このオンシジュームが出来るまでに、交配を4回繰り返しているのである。形、色、香りを完成させていくことは、本当に大変な事だと思う。しかも20年以上の年月を要しての品種開発である。
以前、大のお気に入りということでUPしたビフォリウムは赤に白リップだったが、今回はたぶんもっとめずらしいアブレビアタムの登場。(今は花は咲いていませんが…)ご覧のとおり、赤に緑リップである。これまた、かなりかわいい。ニューギニア高地産ということで、夏の暑さにはめっぽう弱いので、今から注意が必要だ。夏の過ごし方の一つとして「腰水」がある。皿に常に水をビシャビシャにしておいて、その上に鉢を置く。鉢内の水が枯れない様にする目的と、蒸発した水によって鉢周辺温度を少しでも上げないための工夫である。
蘭展も時期が終わり、そろそろ暖房もいらない季節を迎えている。植替えしなきゃいけない株が結構あるので、今週くらいからやろうかと思う。そんな中、珍品の無葉蘭chiloschista sp Myanmerが開花した。以前花島オーキッドで購入したものだ。ご覧のとおり、葉というものがどこにもない。まさに珍品である。葉が無いぶん環境の変化に弱く、育てることがむずかしい。日に日に根の先が細くなってくるらしい。空中湿度や光条件など,微妙な変化に対応しにくいのではと言われている。根が光合成をするそうなので、まさに根が命の蘭である。