事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

「銀魂」(2017 WB)

2017-08-04 | 邦画

よかった。見逃さなくて本当によかった。まさかこんなに面白いとはっ!よかったほんとに。だいじなことなので何度も言ってしまいましたが、いやしかしマジで笑えますよ。たとえあなたがジャンプの読者でなくても、逆にあなたが「銀魂」のすごいファンだとしても。

原作でもおなじみのカブト狩りエピソードで主要登場人物を一気に紹介し、あとはアクションとアクションをギャグでつなぎ合わせて息もつかせない(つくけど)。

こんなに原作といっしょでいいのかと言いたくなるくらいキャラはそのまんま。特に新八役の菅田将暉とゴリラ近藤役の中村勘九郎は、空知英秋のキャラがコマから飛び出してきたかのよう。特に、新八がおびえながら笑うあたりの顔が100%再現されていたのにびっくり。CGですか。

小栗旬は濃いキャラたちに埋没せず、作品を背負って立っている。失敗に終わった(らしい)ルパン三世実写化の悪評を完全に吹き飛ばした。

この成功の要因は、監督の福田雄一と原作の空知英秋の芸風が一致していたからだと思う。思えば福田は出来不出来の激しい人で、代表作の(いいのかこれで)「勇者ヨシヒコ」にしたって、笑えない回はいくつもありましたもの。

でも今回はのりにのりまくっている。いまはアクション任侠マンガとなった「銀魂」の、単行本で30巻ぐらいまでは、セリフの量が多すぎて読みづらいくらいギャグ満載。その空知と、調子のいい福田のカップリングはきっちりはまった。

福田組ともいえる佐藤二朗ムロツヨシを放し飼いにしてアドリブかまし放題。佐藤のギャグにがまんできず、菜々緒が吹き出しているのもカットしておりません(笑)。

実写だと異様さが増すエリザベスの声があの人だとか、おんな城主直虎と違って柳楽優弥が激しく魅力的だとか、見所もたっぷり。集英社も悪乗りしていて、

「ジャンプじゃ海賊(ワンピース)に勝てないけど、映画だったらパイレーツ・オブ・カリビアンに……」

あははは。

実写版は一回だけと宣言されている。でも銀魂のことだ

「なこと俺言ったっけ?」

と軽く帰ってくるに違いない。そのためにも、大ヒットしてくれて助かった。

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