事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

「ホビット 竜に奪われた王国」The Hobbit:The Desolation of Smaug (2013 WB)

2014-03-06 | 洋画

Desolationofsmaugposterhdthehobbitt このシリーズにはさすがに三川イオンシネマも3D上映を用意している。

3Dメガネはお持ちですか?」

あ、車に忘れてきた。いつも車に3Dメガネが入っている中年というのもなさけない。

「いえ、持ってないです」

「あのー、実はメガネをかけたお客様用に、クリップオンタイプの3Dメガネが出たんです」

「へー」

「300円ですが」

そんなジャスコ商法にのってたまるかよ。スターウォーズのアナキンタイプまで買っているのだし。

「ください!」

あああおれはダメな消費者だ。

ところが、このクリップオンタイプがいいんですよ。メガネを重ねてかける重圧&間抜け顔から解放され、視野も広いような気がする。なによりいつもかけているメガネしか肌に触れていないので自然。いい買い物したな。でもメガネ+3D料金+入場料で1900円。これでつまんなかったら承知しないぞ。

……おみそれしましたー。CGによってなんでも描ける時代だからこそ、どんな画像をつくりたいかでクリエイターの真価が問われる。ピーター・ジャクソンは本物だ。異世界をきちんと構築し、キャラクターもまたその世界になじんでいる。

わたしは「ロード・オブ・ザ・リング」三部作とホビットの前作と比較して、この作品がいちばん好きかな。なにしろ最初から最後までおいかけっこの連続。酒樽の急流下りや、竜とのからみなど、見せる見せる。

特に竜とのチェイスは壮絶。「志村―!うしろうしろ!」って叫びたくなるレベル。ちょいとネタバレだけど、ある理由で竜は黄金に染まる。それをあそこまでリアルに描けるなんて……これこそ、映画でなければ実現できない表現だ。すげー。

ところで、ごひいきベネディクト・カンバーバッチが出ているって話だけど、いったいどこに?ええええっ!いやーあそことあそこかあ。そりゃ、気づかんわ。

エンディングテーマが渋いと思ったらこれもごひいきエド・シーラン。エンドタイトルが長いことでも有名なこのシリーズだけれども、まったく退屈することはございませんでした。満足。

※今日は日本最大?のプロバイダーOCNがまたしてもトラブルに見舞われていた様子。わたしはとにかく、半年以上もYouTubeの挿入がFirefoxにおいて出来ない状況を放置していることが信じられない。どうなっているのだろうNTT。

最終作「決戦のゆくえ」につづく

コメント (2)
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