河童アオミドロの断捨離世界図鑑

河童アオミドロの格安貧困魂救済ブログ。

年末特別寄稿:貧乏の行方

2016年12月31日 | 世界図鑑
一生が80年として、40歳くらいが決断の時である。
その時、サラリーマンならば定年まで厚生年金を払い続けてある程度の年金支給額を確保するか、
自営業ならば老後の貯金を始めるか、フリーターならばなにか得意分野に仕事を絞るか。
ここで間違えると、年金も少ないし、貯金も無いし、技術も蓄積できずに老後を迎えることになる。

ここで間違えた人間が60歳くらいに達すると、
国民年金だけでは暮らせないし、貯金も無いし、これといって収入につながる得意分野も無いことに気づく。
特に独居老人の道まっしぐらの場合はよけいに厳しい。

そこからの対処法は
もちろん一生働き続けられるような位置にいればそれで充分なのかもしれないが、

1.日本の地方都市で年金と可能な副業収入で極貧生活をする。
福岡あたりだと家賃も地方物産も安そうなので可能な気もする。
完全自炊でないとやっていけない。
自由時間のほうを取るか、収入のための時間を取るか、の選択となってくる。

2.日本の離島とかで安い農家の家を買うか借りるかして自給自足生活をする。
一見安く生活できそうだが、家の修繕維持費や、交通手段の確保にお金がかかりそうである。
病院や商店が少なかったり、通販の送料が異常に高かったりもする。

3.月収が10万円以上あるなら東南アジアに移住し、現地の人と同じような暮らしをする。
この場合ビザ更新代や航空機代が確保できる金銭的余裕が必要である。
大きな病気になったら終わりと覚悟する必要がある。
しかし、最近は東南アジアと日本の物価の差も縮まり、貧乏外国人を排除する方向なので難しくなってきた。

4.最後の手段は生活保護窓口に駆け込む。
色々と制限が付くので最後の手段であろう。
しかし、今後、超高齢化社会で年金が破綻すると、対策はこれしか無くなるのでは。

上記の1.~4.はわての今後の行動予定の順番のような気もするが、
程よいところで病気や事故でポックリいくかもしれないので
あまり心配しなくても良いのかもしれない。