疾風の帰り径

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ぶらり天童

2009-05-28 05:00:00 | 街角探検隊
 日曜日は蔵王を降りて山形盆地へ。基本的に晴れて暑い日でしたが、朝日連峰や月山は見えません。蔵王の天辺ももちろん雲の中。

 国道13号線を北上、天童に向かいます。

 将棋の駒で有名な天童は、良く通るし、高擶の吉里吉里はお気に入りだし、紅花祭りにも来た事があるんですが、街中には入ったことが無かったのです。



 まず立ち寄ったのは、広重美術館



 大学時代良く一緒に活動した、東女自動車部にそんな苗字の一年先輩がいて美人だったのを良く覚えているのですが、此処はもちろん歌川広重。
 天童藩、全く知らなかったのですが、織田家が殿様なんですね。織田信長の子孫。
 考えてみると、織田信長と徳川家康は盟友だったわけで、本能寺の変の後、特に織田家は秀吉とも家康とも大きく敵対したわけではないので、結構全国に残っているんですね、信長の血筋。フィギュアスケートの選手もそのひとり。

 歌川広重はそんな天童織田藩と親交が深かったようなのでした。



 東海道五十三次で有名な広重の浮世絵は、東京や静岡にはずいぶん集められているらしいのですが、東北では珍しいと思います。
 もちろん館内は撮影禁止なので、買ってきたカード。



 永谷園のお茶漬け海苔ではありません。

 広重の版画は、構図がすごいですね。風景画がメインな事もあるけど、写真撮影の見本のような遠近感がある構図。そして美しい青空のグラデーション。



 館内には本物の広重の版木を使った多版刷り浮世絵の工程も展示されていますが、江戸時代の日本が生んだ素晴らしい文化ですね。

 そしてこれも知らなかったのですが、広重、四代目まで居たんです。その作品も展示されています。
 どこかの世界とは違って、世襲制ではありませんがね。

 そしてマンジャーレ!! ラーーンチターイム。旅の楽しいひと時。

 まずは広重美術館のある通りを探索。



 有名な、水車生そばは美術館の正面。

 すぐそばには、やはり蕎麦が美味しそうな、又右ェ門。

 どちらも駐車場が混んでいます。



 しかし、この日私が食べたかったのは、蕎麦ではないのです。

 ありました、ありました。



 車で数分走ったところにある、はまなすラーメン。
 駐車場が一杯です。

     

 ラーメンの旗が全部逆さま、んめーら、んめーらになっていますね。

 行列はひと家族、一人なので先にカウンターに座らせてくれました。



 皆さん、味噌ラーメンと、冷し味噌中華の発注が多いようです。

 山形らしいのが、この漬物林檎取り放題食べ放題。

     

 フリー漬物コーナーとでも呼びましょうか。



 控えめな第一ラウンド、丸いのは皮付きのじゃが芋だと思います。



 酢漬けの大根が美味しかったです。

 そして



 じゃーーーん

 たぶん生まれてはじめての、冷しラーメン。

 冷し中華ではなく、酸っぱくない冷しラーメンは山形の名物なんですが、山形にくるといつも蕎麦蕎麦蕎麦なんですよ、いつも。

 天童が初めて冷しラーメンを食べるのに最適の場所だったかには疑問が残るんですけど。



 きりっと冷えているわけではなく、常温。
 見た目どおり、鰹だしのラーメンが冷えたような味。違いは胡瓜がのってる事位?

 それなのに150円も高いんだ。

 うーーーん。
 私にはやっぱり冷し中華がいいかな。

 天童では鶏中華にトライするべきだったかも。

 このあとは、こちら



 天童には「出羽桜」という酒蔵があるのです。

 そこにも美術館があるというので行ってみたのでした。



 古民家というか、古商家を利用した建物はさすがでしたが、展示はほとんど陶器、古伊万里とか、李朝といわれても良く判りませんでした。



 やっぱり陶器よりはこっち。



 冷え冷えの生酒を買ってきました

 帰ろうと思って車を発進させたら、駐車場の奥にもうひとつ美術館。
 チケットを見たらこっちも入れるんですね。



 斎藤真一 心の美術館
 岡山生まれの画家なんですが、戦後フランスで藤田嗣治に会い、東北の素晴らしさを教えられ、たどり着いたのが瞽女さん。

     

 中世の宗教画に出てくるイェスキリストのような瞽女さんの表情が印象的なんですが、私はこの夕日の絵が好き。



 楽器を持った瞽女さんが三人雪の中を寒そうに歩いています。
 写真はこれも買ってきたカードなんですが、額入りのリトグラフが15万円で販売されていました。

 ちょっと手は出ません。

 ところで、やっと山形まで行って食べた冷しラーメンなんですが、な、な、なんと。



 いつの間にか社員食堂のメニューに登場していました。恐るべき山形文化。
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9 コメント

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Unknown (LYNX☆)
2009-05-28 07:35:14
今回も話題満載ですね・・「吉里吉里」又行ってみようと思っていました、とうとう冷やしラーメン食べましたか・・・・・
斎藤真一も大好きです・・・ここも又行ってきますよ。☆
Unknown (kazu)
2009-05-28 14:36:42
水車小屋、天童取材の時行きました。その時の蕎麦、地元産ではなく、十勝産でした。北海道ではほとんど日本蕎麦食べないのに、蕎麦の生産量は確か日本一。じゅんさいも取れるのに、ほとんど地元消費されず、瓶詰めになって本州に送られる。これってなんか変! 男鹿半島のメロンも、地元の人にはほとんど口に入らない。こっちは高すぎて、だれも買わないから、みんな築地にいっちゃう。ちょっと話が違うか?
Unknown (kazu)
2009-05-28 14:44:29
追伸
斉藤真一画伯、随分前、仙台だったか、東京だったか、展覧会見に行って、あの赤と鼠色の世界に衝撃を受けたこと覚えています。門付けする盲目の三味線弾き。会場に津軽三味線の音が流れていて、その雰囲気に陶然としてしまいました。
Unknown (風写)
2009-05-28 14:46:42
LYNX☆さん
行って来てください
高擶の燻製玉子買って来てくださいね。

kazuさん
蕎麦は、各地で取れる季節が異なるので、宮城や山形のそれなりのお蕎麦屋さんでも、北海道産を使っている時期があります。特に新蕎麦のはしり時期。
地消されなくても高く売れるならばまだいいんですが、我々が食べるものは地産地消にしたいですね。
Unknown (青森@冬将軍)
2009-05-28 17:55:46
久しぶりに覗かせて頂きました
青森いらしてたんですね!?今度立ち寄るときは是非声掛けてください。うまいお店じゃんじゃん紹介しますから!!
Unknown (風写)
2009-05-28 18:07:43
kazuさん
斎藤真一画伯
瞽女さんの生活をつづった絵日記のようなものがたくさん展示されていました。とても一つ一つは読めませんでしたが、

冬将軍さん
久しぶりです
青森には時々行くんですが市内に宿泊することがあまりないんですね。
次回はぜひ機会を作りますよ。
本当はねぶたを見に行きたいんだけど。

※当ブログをお読みの方で、青森グルメツアーに行ってみようという方いらっしゃいましたら、案内人がいますのでぜひ実現しましょう。往復、高速バスならいくらだろう。
Unknown (なお)
2009-05-28 22:02:44
青森グルメツアーE~っすね~ ^-^ ⇒すぐノリます(笑)
私の車7人乗りで高速ETCで1000円だから車出しても全然E~んだけど.....
アメ車並のリッター5kmなんだよね~国産車なのに~(泣) 
試しにちょろりさんご夫妻に会いに盛岡までとか行ってQ~!?(笑)
Unknown (庄内人)
2009-05-29 09:13:03
仙台~青森往復¥8000(宮城交通)、
片道5時間くらい。
でも、なおちゃんと乗ったら青森に着く前に・・・!?

Unknown (風写)
2009-05-30 11:00:18
なおさん
庄内人さん
コメントありがとう

んだね
なおちゃん号で行くのが安全かも

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