本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

牡丹が満開です!!

2017-04-25 14:51:17 | 住職の活動日記

今年も元気に精一杯の花を

咲かせてくれました。

 

 

六輪が満開です。

残り一輪はまだつぼみ

最後のお楽しみに

咲いてくれるでしょう。

 

 

見るからに豪華絢爛

艶やかというか、

 

 

ついつい見とれてしまいます

 

しかし、

この花を咲かせているのは、

 

 

この根っこです。

こんな細い幹から

あの大きな花を六輪も

咲かせている。

その下は根っこがびっしりと

張ってその力を吸収している

 

なんだか、

水だけしかやらないのに

こんな豪華な花を咲かせてくれて

勿体無いような気がします。

どこにこのような力あるのでしょう

 

染色家の志村ふくみさん、

さくらも咲いてから

その木を煮出して染めても

さくらの色は出ないと

さくらが咲く少し前にとると

一見同じようだけれど

萌えるような命が感じられると

お話しておられました。

 

この細い幹の中にも

そのピンクの色が

宿っているのでしょう。

私達は咲いたときしか

気になりませんが、

花にとっては咲くことよりも

咲くための準備の方が大切で

これから花を落とし

土の中ではいのちを育む準備が

大忙しではないでしょうか。

 

 

 

花に目を奪われがちですが

見えない根の仕事の方が大切です

 

『根』仏教でも(こん)といって

とても重要な言葉です。

般若心経にも、

「眼根・耳根・鼻根・舌根・身根・

 意根」

ということが出てきます。

辞書には

根(こん)とは、

力があって強い作用を有するもの、

とあります。

修行の力によって、

根を修練して鈍根・下根から

利根・上根に赴くのを

練根(れんこん)というそうで、

7番目の声聞を下根

8番目の縁覚を中根

9番目の菩薩を上根

へと修行を積んでいくことを

練根いうのでしょう。

 

私達にとっても植物にとっても

「根」ということは

一番大切なのですね。

 

 

 

 

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