忘備録の泉

思いついたら吉日。O/PすることでI/Pできる。

第5の習慣「まず理解に徹し、そして理解される」①

2017-10-04 13:57:47 | Library
「読む」ことも「書く」ことも「話す」ことも「聴く」ことも、すべてコミュニケーションの手段である。
効果的な人生を生きるためには、コミュニケーションの四つの基本をうまく行える能力が不可欠なのである。
コミュニケーションは人生においてもっとも重要なスキルである。

あなたが、配偶者、子ども、隣人、上司、同僚、友人、誰とでもうまく付き合い、影響を与えたいと思うなら、まずその人を理解しなければならない。
理解したうえで、自分をわかってもらうしかない。
しかし、それはテクニックだけではない。
相手に自分をわかってもらえるかどうかは、あなたの日頃の行い次第である。
実際にあなたと接して相手がどう感じるか、それがすべてである。
あなたの人格は、たえず周囲に放たれ、あなたがどのような人間であるかを伝えている。
私があなたに心を開かない限り、あなたが私という人間のことも、私が置かれた状況や私の気持も理解できない限り、私の相談に乗ることもアドバイスしようにも無理だということである。
人と人とのコミュニケーションの習慣を本当の意味で身につけたいなら、テクニックだけではだめなのだ。
相手が心を開き信頼してくれるような人格を土台にして、相手に共感して話を聴くスキルを積み上げていかなくてはならない。

「まず理解に徹する」ためには、大きなパラダイムシフトが必要である。
私たちはたいていまず自分を理解してもらおうとする。
ほとんどの人は、相手の話を聴くときも、理解しようとして聴いているわけではない。
次に自分が何を話そうか考えながら聞いている。
話しているか、話す準備をしているかのどちらかなのである。
すべての物事を自分のパラダイムのフィルターに通し、自分のそれまでの経験を相手の経験に重ね合わせて理解したつもりになっている。
それでは、自分がかけている眼鏡を誰にでもかけさせようとするのと同じだ。
ほとんどの人がこれと同じようなことをしている。
自分が正しいのだと思い、自分の経験を押しつけようとする。

私たちは、えてして、自分の経験を相手の話に重ね合わせてしまうため、人の話を聞く際に次の四つの反応をしがちになる。
評価する-同意するか反対する
探る-自分の視点から質問する
助言する-自分の経験から助言する
解釈する-自分の動機や行動を基にして相手の動機や行動を説明する
しかし、こうした反応では相手を本当に理解できない。

理解されるためには、まず相手を理解しなくてはならない。
理解するためには相手の話を聞かなければならない。

(つづく)


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