大会録

ホノマラの人々の大会の感想など

2018つくばマラソン (りくそん)

2018-11-30 01:23:56 | つくばマラソン

 こんにちは、ホノマラ3年のりくそんです。

 先日(2018年11月25日)行われたつくばマラソンで、目標としていたサブスリーを達成できました。僕の体験談が参考になるかどうかはわかりませんが、1つの例として記録しておきたいと思います。



◆結果

net差 1:08

1km (計測失敗)

2km 8:24

3km 4:17

4km 3:55

5km 4:21 (20:58)

6km 4:10

7km 4:05

8km 4:12

9km 4:11

10km 4:10 (20.51 計41.49)

11km 4:08

12km 4:11

13km 4:09

14km 4:03

15km 4:16 (20.50 計1:02:39)

16km 4:07

17km 4:07

18km 4:13

19km 4:05

20km 4:10 (20.45 計1:23:23)

21km 4:08

ハーフ通過 net 1:27:58

22km 4:07

23km 4:10

24km 4:05

25km 4:09 (20:42 計1:44:06)

26km 4:07

27km 4:09

28km 4:11

29km 4:04

30km 4:28 (21:02 計2:05:07)

31km 4:10

32km 4:21

33km 4:04

34km (計測失敗)

35km 8:48 (21:24 計2:26:32)

36km 4:21

37km 4:08

38km 4:31

39km 4:38

40km 4.11 (21:51 計2:48:22)

41km 4:29

42.195km 5.21

gross 2:59:21
net 2:58:13 (ave 4:13/km)



◆前日までの調整・練習

 2018年3月のはなももマラソンで3:14:28を狙ったが、35km以降で潰れて結果は3:19:18であった。自己ベストではあったものの、これまで出場したマラソンと同じように潰れたこと、十分な練習を詰めなかったこと、同期のみうみうが2回目のサブスリーを達成したことなど、悔しさやモチベーションを多く得た。
 さらに悪魔のささやきによってえちご100kmにエントリーしてしまい、練習せざるを得ない状況ができてしまった。

 ということで、えちごに向けて練習量を増やすことを心がけ、それがつくばにも繋がるだろうと考えた。具体的には
①練習日数を増やして月間距離を150km以上で保つ
②月に1回は距離練に参加して、長い距離への耐性をつける
 の2つを目安にした。その詳細は以下のようであった。


○4月 209.2km
 ダイエットしたいという友人の朝ランに付き合って距離を稼いだ。朝ラン中に当たり屋のおばさんに言いがかりをつけられるという事件があり、死ぬほど腹が立った。30km距離練を2回した。山手線企画はずっとチャリで、月間距離に加算できず。

○5月 155.3km
 友人とたびたび連絡がつかなくなった。朝は1人で走ることが多くなり、死ぬほど寂しかった。距離練は実施できなかった。

○6月 78km
 友人が全く朝起きなくなった。自分も試験期間とかぶって全く朝起きなくなった。当たり屋のおばさんも当たる人がいなくなった。めでたしめでたし。試験後は学科同期と頻繁に飲酒した。言わずもがな走行距離が死ぬほど減った。

○7月 135.5km
 朝ランの代わりにと夜ランをメインにしたが、死ぬほど暑くてモチベーションを保てず。50kmの距離練に参加したのは唯一よかった。えちごまであと3ヶ月…。

○8月 162.6km
 死ぬほど夏バテしたが、夏合宿の60km距離練や代々木ぐるぐる25km距離練などを利用して、3ヶ月ぶりに150kmを超えた。えちご完走は大会効果に期待し始めた。

○9月 95.1km
 3月から通い始めた教習所をようやく卒業した。最後まで技能教員が死ぬほどうざかった。初めてEDM系の音楽フェスに行き、音楽には感動したがウェイに囲まれて死ぬかと思った。走った記憶はあまりない。

○10月 301.3km
 えちご100kmが台風で中止になり、死ぬほど萎えた。代わりにと40km距離練をしたが満足できず、むしゃくしゃしたノリで今月は300km走ろうと決めた。計画性の無さから3日間で約75km走ったこともあったりと、かなりめちゃくちゃなことをした。なんやかんや達成。

○11月 69.9km(1週間前まで)
 上尾ハーフに向けてスピード練をしたり、つくばを意識した代々木5分/周の30kmペーランをしたりした。上尾は大会一週間前からの調整に気を使い、自己ベストも出せた。つくばもいけるかもしれないと思った。風邪だけは引かないようにと死ぬほどぬくぬくした格好で毎晩寝た。



◆大会1週間前〜前日

 上尾の筋肉痛がなかなか消えなかった。それにも関わらず通常練で結構なスピードを出してしまい、余計に回復を遅らせてしまった。つくば前日にようやくましになってきたが、左足付け根の筋肉の張りだけは大会当日まで消えなかった。
 カーボローディングに関しては上尾でうまく行った方法と同じで、1週間前から死ぬほど食べまくった。前日の夜はなかなか眠れず、1時くらいにようやく寝られた。



◆当日

 4時50分に起床した。シャワーを浴びてから軽くストレッチ。朝食は米1合を卵かけご飯にして食べ、1日分の野菜をコップ1杯飲んで出かけた。南千住駅のホームでカロリーメイトを2本食べた。つくばエクスプレスは混雑していて座れず、約40分間立ちっぱなしで死ぬほど疲労が溜まってしまった。また、車内ではランナーのおじさんに何回か壁ドンされた。
 研究学園駅に7時頃到着。シャトルバス待ちの行列がすごい。その時は一本前の電車に乗ればよかったと後悔したが、意外と列の進みが早くて会場入りしたのは7時45分くらい。まぁこんなもんかなと。ホノマラーと合流すると自然に笑みが溢れ、死ぬほどリラックスできた。8時20分くらいに荷物を預けてトイレに向かった。かなり混雑していて、Bブロックにたどり着いたのは出走10分前と、死ぬほどではないがかなりハラハラした。スタートまではとぅっしーと談笑していた。



◆レースプラン
30kmまで4:10/kmで行き、残り12.2kmは4:30/kmを超えないように粘ってサブスリー達成。



◆レース

・start〜5km
 寒かった。人が多くて走りにくかった。1万回以上読んだくのさんの大会録の影響を受けてか、自然と横の歩道を走っていた。1kmの表示を見落としたりペースが安定しなかったりと不安要素は多かったが、5kmの通過タイムがプラン通りで、そこでようやく安心できた。

・5〜10km
 両足のふくらはぎの張りが気になってきた。序盤から苦戦するとは思ってもみなかったのでめちゃくちゃ焦った。完走無理、サブスリーはもっと無理、と絶望しかけたが、諦めるのはまだ早いと思って辛抱した。潰れた時のことは潰れた時に考えればいいわけで。足の張りを紛らわすために、人について行っては抜かすのを繰り返した。それが結果的にペースの安定に繋がった。

・10〜15km
 遠いゴール地点を想像すると途方にくれるので、30km地点に到達することだけを考えて、30kmまでの残り20kmをカウントダウンし始めた。両足の張りはまだ続き、いつ走れなくなるかヒヤヒヤしてた。途中で軽快なフォームのRinさんに抜かれた。誰かについて行きたかったので、視界からRinさんが消えないようにと走り続けた。

・15〜20km
 1本目のザバスピットインを投入。Rinさんとの距離は開いていくけど、視界の中にはまだ入っている。サブスリーペースだからか周囲にやたらと人が多かった。日差しが強くなってきたので給水は毎回取るようにしたが、人が多く、かつ給水エリアが短かったので取るのに苦労した。

・20〜25km
 ふくらはぎの張りが消えてランナーズハイ突入。いつしかRinさんが見えなくなっていたが、自分でペースを保てていたので不安は感じなかった。

・25〜30km
 30kmまで残りわずか。折り返しですれ違ったRinさんとの差が思ったより近かった。他のホノマラーにも遭遇して元気が出た。30kmを通過すれば残りは気合いでなんとでもなるだろうと思って、ペースを落とさないように必死で粘った。

・30〜35km
 30km通過後に2本目のピットインを投入。ここからが勝負だと気合いを入れ直した。ペースはあげられそうになかったので、とりあえず4:10/kmでキープ、人を抜かせるなら抜かしていくのを繰り返した。腕の振り方を変えるなどして、35km地点まではそこまでペースが落ちなかった。

・35〜40km
 腕を大きく振っても人を抜かせない、むしろ自分が抜かされる場面が多くなってきた。4:30/kmを越えなければサブスリーを念じていただけに、ラップで4:30を越えた時にかなり焦った。もはや残りの体力を温存する必要もないし、温存しようとしてこれまで何度も失敗してきたので全力を出し切るイメージで走った。結果として気持ちが切れれば止まるというくらい足が限界にきて、40kmの通過タイムを見てもサブスリーの確信は持てなかった。

・40〜42.195km
 止まらなければ大丈夫だと思い込んでひたすら足を動かした。最後の2.195kmに関してはフォームがめちゃくちゃで、どういう風に走っていたか記憶がない。41km通過で残りタイムを見て、ようやくサブスリーを確信。あっくんとみうみうに抜かされたが、2人とも声をかけてくれて元気が出た。ゴールが見えた瞬間は、本当に頑張っていて良かったと思った。フルマラソンで初めて笑顔でゴールできた。



◆まとめ

 サブスリーさえできればなんでもいいと思っていたので、ゴール直後は本当に嬉しかった。今回は歩いたり立ち止まったりしなかったという点では、初めてマラソンを”走り切れた”のかもしれない。
 苦しい場面は何度もあったが、春先から距離練を定期的に経験していたことと直前の10月の追い込みが精神的な支えになった。しっかり練習を積めばサブスリーできるというのは実感できた。
 上尾ハーフについては、疲労的な意味でフル1週間前にやるべきではないと個人的に思った。序盤の足の張りは上尾の影響もあったような気がするし。上尾で好記録を出して自信をつけ、つくばでサブスリー達成という流れが一部であるようなので、験担ぎとしてはいいかもしれない。

 例えば車を買う人にはそれぞれ目的があって、スピードレースをしたいとか、訪れたことのない遠いところまで出かけたいだとか、洗車したてのピカピカの車体を眺めるのがひたすら好きだとか、楽しみ方は無限である。マラソンも同じで、人それぞれの走り方がある。今回のつくばマラソンは記憶に残るレースだった。喜びも苦しみもひっくるめて、自分が未だ未経験のマラソンをこれからも走っていきたいと思った。



長くなりましたが、ここまで読んでくださった皆さん、ありがとうございました。

2016つくばマラソン(くの)

2016-11-24 18:51:03 | つくばマラソン
こんにちは、ホノマラ2年の久野です。今後つくばでサブ3を狙う人の参考になればと思い、大会録を書きます(^O^)

<ラップ>
(1kmごとの記録が保存できてなかったので5kmごとだけ)

5km 20:56 @ 4'14

10km 20:35 @ 4'07

15km 21:00 @ 4'12

20km 20:53 @ 4'11

ハーフ通過 1:27:55

25km 20'16 @ 4'04

30km 20'58 @ 4'12

35km 20'18 @ 4'04

40km 20'32 @ 4'06

finish 8'54
計 2:54:22 (後半ハーフ 1:26:27 ) @ 4'08/km

<練習>
9月:230km
10月:302km
11月:92km(11/19まで)

5月以来、300km/月いってなかった反省から10月は距離を積むことに専念。(結局Sきカップに頼るはめに…)
11月はスピードを意識した練習に切り替え、皇居をキロ4ちょっとで3周したり代々木公園を一周4:30で13周したりした。

<レースプラン>
最初は押さえめで入ってハーフを90分justで通過。
ハーフ越えてからキロ4で押せるところまで押して、30〜40kmで潰れてもサブ3。

<大会前~当日>
大会一週間前から足に負担のかかるスピード練を控え、毎日3食しっかり食べることで生体リズムを整える。

前日はアフターズを8時ごろに退出して、上京していた親のホテル(虎ノ門近く)に泊めさせてもらった。
10時過ぎ、親が観ていた海外ドラマが終わったタイミングで就寝。

<当日>
5時起床。朝食はおにぎり2個、大福、蒸しパン、ウィダー、バナナ。
ホテルからはタクシーで駅に向かったが、その運転手がちょうど筑波出身のひとで「おおっー!」てなった。
7:20ごろ会場に到着、みんなと合流。
8:30ごろに便意を感じトイレへ。混んでいたが、ギリギリスタートに間に合う。

【start~10km】
前評判通りスタート直後は人で混んでいた。横の歩道は比較的すいていたので1kmはそっちを走った。ラップが4'05だったので突っ込みすぎたと焦り集団に戻る。
4'15辺りで刻むつもりだったがラップが安定せず、ペースを操作するのも面倒だったため、歩幅が同じくらいの人に着いていく作戦に変更。
結果、予定よりペースが上がったが、心肺的な辛さは感じなかったため続行。

【10km~中間地点】
なるべく何も考えずぼーっとしながら走り、キツさを感じたら人に着いていくというのを繰り返す。
腕を意識的に大きく振り、上半身を使って走ると比較的楽に走れることを発見。
20キロくらいで名前を呼ばれた気がして振り返るとmtdさんが応援してくれていた。そのあとAOさんに追い付いた。知り合いに会えたことで気分が変わり、ハーフ地点めざして加速した。

【中間地点〜32km】
予定通りペースアップ。5キロ19分台出せるくらいまでいこうと思ったが、思うように上がらない。しかしキロ4分一桁は維持しながらも心肺の苦しさはなかったため、不安は感じなかった。
ラップも安定してきて、30kmを越え、残り12kmだと思ったところでサブ3への確信が深まった。
32kmのところで本日2度目のmtdさんの応援があった。手をふって答えたとき、後ろからJ一郎がきた。

【32km~finish】
キロ4で行く、とのことなので並走することに。(人から聞いただけだが)金沢30km過ぎで潰れていた姿とは裏腹に、平然とキロ4ペースを維持していく彼に着いていこうとするうちに、落ちかけていたペースを再度上げることができた。(これは割りと助かった)
37kmの給水手前でJ一郎が何かを取り出して食べ、徐々にペースを上げだしたので、負けじとポケットに忍ばせたブラックサンダーを頬張る。
しかし口が一杯になり息ができなくなりすべて吐き出す…
呼吸が乱れた上、口がパッサパサになっているうちにJ一郎に完全に置いていかれる。

残り5kmを切ればあとは気力の問題。呼吸が浅い。距離表示が遠い。距離表示が視界に入る度にダッシュして、なんとかペースを維持しようとあがく。(結局落ちたけど…)
最後の上り坂を見たとき心が折れそうになったが、越えてしまえばそれまで。
ダッシュでゴールへ駆け込む。

<まとめ>
2:59:59でもサブ3出来ればいいと思っていたが、コンディションも良かったため自己ベストを大幅に更新できた。
今回距離に対する精神的絶望が無かったのは、フルに比べ苦しい時間が圧倒的に長いウルトラを経験してるからこそかな、と思った。
ただ中盤にスピードを上げたいところであげられなかったのは反省点。フルのベスト更新のためにハーフなどでスピードをつける練習に力を入れたいと思う。
しっかり練習を積めばサブ3はできる、そう確信したつくばだった。

おわり

つくばマラソン(おおはら)

2013-11-28 01:30:08 | つくばマラソン
こんにちは、大原です!
今回は、今年最後のフルということで、節目だと思って大会録を書くことにしました。

【大会3か月前から】
 8月下旬に出た北海道マラソンでは、28キロ付近から全く走れなくなり、大凡走に終わってしまった。みんな続々とサブ4していたので、悔しかった。そこで、練習量を増やし、つくばでは絶対にサブ4しようと思って頑張った。特に9月は、学校がなかったので、本気で走りこんだ。

9月:221.3km
10月:161.0km
11月:117.1km(大会前まで)

10月に入ってからは、梨(10km)、手賀沼(ハーフ)、ねりま光が丘(ハーフ)と3つのレースがあったが、どれも目標を達成できたので、練習の結果は出ていると感じていた。特に、ねりま光が丘ハーフで90分切りを達成できたので、大きな自信になっていた。

練習では、授業や課題の時間の合間をぬって練習したり、休みで大会のない日には、長い距離を走ってみた。

大会1週間前からは、食事量を増やし、できるだけ体に糖分を取り入れるようにした。
前日は駒場祭に行った後、サークルに行った。走らなかったけど。

【大会当日】
朝食は納豆ごはん、バナナ、冷食の弁当用パスタ、前日の夕飯の残りのスープ。早起きだったので、糖分切れになると最悪だと思い、多めに取った。それから電車に揺られて会場へ行った。

スタート前にはきちんとストレッチを行い、ねりま光が丘ハーフの時に初めて履いたレース用のシューズを履き、みきみきさん、おかぴと一緒にFブロックへ。これはエントリーした時のベストが沖縄のタイムだったので、予想タイムを4時間としたことが原因。

この時、かなり調子がよかったので、目標が3時間40分切りになっていた。

【スタート~5km 24:07】
スタートラインに着くまで4分以上かかった笑。スタート直後はかなり混んでいたので、最初の1キロが5分以上かかったが、そこからペースを上げて何とかキロ4分45秒くらいのペースに戻した。1キロくらいでほーりーとA美さん、2キロ~3キロくらいの間でI藤さん、4キロ~5キロの間でT山さんを抜く。

【5キロ~10キロ 23:24】
5キロ通過後にトイレに行く。ここで1分弱はロスしていた笑。そこからペースを取り戻すためにキロ4分半くらいのペースで走る。7キロくらいでトイレの間に抜かれたT山さんを再度抜く。そこからは後のことも考え、イーブンのペースで続ける。9キロの給水所で初めて水を取る。

【10キロ~15キロ 23:08】
ペースが少し上がっていたが、あまり苦にならなかったので気にせず走る。ここまではいいペースで走れていると思った。11キロくらいでS藤に会い、そこまでペースが速くなかったので先に行った。

【15キロ~20キロ 22:50】
ペースは上がり、1キロ4分35秒くらいで走っていたが、苦にならなかった。このままなら3時間20分切りもいけるかなーって思っていたが、欲を出さずに走った。15キロ付近でO城に遭遇し、少し話してから先へ。17キロ~20キロの間で、折り返しを過ぎたUSGさん、Mつんさん、S原、K崎さん、A木さんに遭遇。みんな速かった。

【20キロ~25キロ 23:19】
ハーフ通過は1時間38分28秒。北海道より明らかに速いペースだったが、当時とは違い足に苦しさは少なかった。折り返しに向かうホノマラー数人にも会い、自分も頑張ろうと思いつつ走っていた。エイドでバナナを取ったが、走っている途中に食べたのはこれだけ。

【25キロ~30キロ 24:10】
ここらへんからさすがに足が少しずつ重くなっていく。しかし、走れないほど苦ではなかったので、少しペースを落として対応した。このままなら、サブ3.5は間違いないと思っていた。

【30キロ~35キロ 26:16】
30キロを過ぎてから一気に苦しくなってくる。エイドが待ち遠しかった。そして34キロ付近からついに歩き始める。歩いたり走ったりが続いてペースが乱れ始め、3時間20分切りは厳しいと感じ、確実にサブ3.5しようと思った。

【35キロ~40キロ 27:58】
35キロ付近で、ここからキロ6でいけばぎりぎりサブ3.5だなと気づいた。だからこそ、ここで妥協してサブ3.5できなかったら悔しいと思い、37キロぐらいから苦しいながらも少しペースアップ。それでもキロ5以上はかかっていたけど。北海道のころの自分だったらとっくにあきらめていただろう。ここであきらめなかったのも、ひとえに周りの応援と、練習量に対する自信があったからだった。本当にここからが勝負だと思った。最後の方の上り坂が本当に苦しかった。

【40キロ~ゴール 10:37】
40キロの通過が3時間15分くらいだったので、ここでサブ3.5を確信する。応援の人からも「3.5いけるぞ!」って言われ、頑張ろうと思った。あとは1秒でもいいタイムでゴールしようと思い、意地でペースアップした。まあ何回か歩いたけど。40.5キロくらいで段差に足ひっかけて転倒した笑。怪我がなくてよかった。最後の最後まで、足がつりながらもペースアップし、ゴールが見えてからはラストスパートをかけた。そして両手を上げてゴール。本当にうれしかった。

完走タイム:3時間25分49秒

【ゴール後】
ゴール直後、ラストスパートのせいかゴール後思いっきり倒れこんだ。スタッフに起こされ、何とか歩いていたが、すでに両足がかなりつっていたため、救護テントで休むことにした。しかし、心の中では本気で喜んでいた。

【結論・反省】
34キロ以降歩いたり走ったりになったのは、エイドでの給水不足、また前半での飛ばしすぎが原因だったと思われる。もう少し遅くてもよかったかなと思っている。あれ以上速いペースで入っていたら、絶対つぶれていただろう。また、給水は、少しタイムが遅くなったとしても、きちんとこまめに取るべきだと改めて感じた。と言いつつ自分は前半の2か所以外はとっていたつもりだったが…。

ということで、今後フルを走る方へ
①予想タイムはできるだけ盛れ!
 うしろの方からのスタートだと、スタート直後のペースがかなり遅くなってしまうし、いかんせん体力も余計に使う。

②最初はゆったりと!
 もし仮に後半足が辛くないと感じたら、そこからペースを上げてもいいかも。前半タイム稼いで後半つぶれても何とか押し切ろうという考えだと、ずるずるタイムは遅くなってしまう。北海道の経験です笑。

③給水はこまめに!
 脱水になると本当に足が動かなくなり、ペースも乱れてしまう。体のためにも、絶対にとるべき。

④練習はしっかりと!
 練習不足だと、ペースがわからないまま走りがちになってしまう可能性もあり、最悪の場合、事故にもつながる。フルを走る前に1回20キロ走くらいはした方がいいだろう。ただ、練習量をいきなり増やすと、怪我につながりやすいので注意。少しずつ増やしていくのがおすすめ。

このように、中高で陸上部はおろか運動部にすらまともに入っていなく、入ったころは体重が80キロ以上あり、代々木公園4周で27分くらいかかっていた僕でも、マラソンを初めて2年弱でサブ3.5できます!しっかりと練習を積んでいくことが、タイムを上げる1番の近道です!
愛媛でもう少しタイム上げたいなあ~。

P.S. おしることあんぱんは完全スルーでした。おしることかどこにあったかすら覚えていない。

つくばマラソン(おかぴ)

2013-11-26 14:24:28 | つくばマラソン
こんにちは、岡田です\(^o^)/

女子が書いた大会録が少ないということ、自分自身の年内の大会がこれで終わりという区切りなので書いていきたいと思います!


2013/11/24 つくばマラソン

【Lap】
~1km 5:40
~2km 5:13
~3km 5:26
~4km 5:09
~5km 5:20
~6km 5:34
~7km 5:13
~8km 5:25
~9km 5:27
~10km 5:26
~11km 5:21
~12km 5:33
~13km 5:25
~14km 5:24
~15km 5:36
~16km 5:14
~17km 5:15
~18km 5:15
~20km 10:41
~22km 10:46
~23km 5:12
~24km 5:44
~25km 5:25
~26km 5:18
~27km 5:26
~28km 5:18
~29km 5:20
~30km 5:23
~32km 10:27
~33km 5:11
~35km 10:23
~36km 5:02
~37km 5:01
~38km 4:53
~39km 4:51
~40km 4:44
~41km 4:38
~finish 5:06

ネット 3:42:05

何回か距離表示を見落としましたがこんな感じでした。




【当日まで】
つくばは平坦なコースで走りやすいということ、多くのホノマラーが出場するということでエントリー。
ネットが混みすぎて接続が切れまくっていたらランネットでの申し込み終了。
しかし、スポーツエントリーから申し込みできるということだったので、飛んでみたらすんなりエントリーできた。
当時のベストが佐倉のタイムだったので、全く盛らずに4時間切るくらいの申請タイムで出したら、Fブロックからのスタートになってしまったので、失敗したなと思った。
でも、周りに惑わされずに自分のペースを乱さず走れたのは良かった。


今までに3回フルを走っていたが、全ての大会で30km過ぎに吐き気が襲ってくるという現象に悩まされていた。
このことについてネットで調べてみたら、いくつか原因があるらしく、

①もともと内蔵が弱い
②食生活の乱れ
③距離不足
④自分の能力以上のパフォーマンスに内蔵器官がついていっていない

ということらしい。
②と③についてはかなり思い当たる節が…(´・ω・`)
とりあえずの応急処置として、胃腸薬を飲むという方法が書かれていた。
ランナーのブログをいくつか見たところ、ガスター10がオススメされていたので今回初めて使って見ることにした。


練習量は、正直書くのが恥ずかしいほど少ない。
北海道が終わってから1日で10km以上走ったのは月に2回くらいだと思う。
ただ、梨や手賀沼もあったので、体を鈍らせないようにはしようと思い、距離は短いけれど週4、5くらいで走っていた。
帰ってからだとバイトがあって走れないので、朝早起きして軽く走り、学校の準備をして、電車と授業で寝るという生活を送っていた。
ホノマラの通常練でスピードを意識して走るという感じだった。
その方法で上記の2つの大会は特に問題なく走り切れたので、今回もそんな感じで練習していた。
フルを走るにしては甘すぎる練習内容だったと思うけれども…。

つくばの1週間前はなぜかバイトが週4で入っていたので、夜寝るのが遅くなるのに伴い、朝練が出来なかった。
水、土曜のホノマラの練習でFみとほーりーと仲良くゆっくりジョグするくらいだった。
あとはちょっと食事内容を気にしてみた。
学校に持って行くお弁当のご飯の量を多くしたり、いつもはクリーム玄米ブランで済ませるバイト前の食事をパンにしたり、水分多めに摂ったり。

前日はホノマラに行かずに家の周りをジョグしてさっさと寝たかったけれども、諸事情により渋谷へ行ったので、ついでにホノマラへ。
早めに帰ったが、母のお風呂の時間とかぶってしまい、結局23:15くらいに就寝。
いつもなら3分で眠れるのだが、この日は20分くらいかかってしまった。




【大会当日】
2:30くらいに目が覚めてしまったりとか、オーバーペースで走って潰れる夢とかみたりしてモチベーションは結構下がっていた。
しかも始発だし、寒いし、家族誰も起きてくれないし。

朝御飯は卵かけ納豆ご飯とあんぱんとオレンジジュース。
味噌汁を飲みたかったが、弟が前日の夕飯ですべて平らげていた( ´Д`)
高校の時からの習慣で、スタート4時間前に食事は終えるようにしている。

そして2時間弱電車に揺られ、現地入り。
お腹が空いたら困ると思い、胃に負担をかけないよう固形物ではなくゼリーを食べた。
そして、ネットに書いてあったようにスタート1時間半前にガスター10を服用。
Fみにもらった塩分が摂取できるタブレット2つと、念のためにもう一錠ガスター10をポケットに入れてみきみきさんとO原とFブロックのスタート場所へ向かった。




【スタート~10km】
目標はサブ4。
これ以上のタイムを狙ってまた吐き気がしたら嫌だったので、確実にこの目標を達成することだけを考えていた。

スタート地点を通過するまで5分位かかった。
それからも人が多すぎて、蛇行しながら抜かしていったので無駄な動きをしたなぁと思った。
4kmくらいでH口君が抜かしていくのが見えた。
声をかけるにしては遠すぎたので心の中で応援して見送った。

1km6:00で入って徐々に上げていけばいいや、と思っていたが5:30で刻んでも全く苦にならないことに気づき、少し迷ったが5:30で走ることにした。
30kmまでこのペースでいけたらいいなぁと思っていた。




【10km~30km】
紅葉を楽しみつつ、距離表示を探してラップをとるという単純な作業を繰り返す。
18km辺りでA美ちゃんがいたので声をかけたら、足が攣りそうだったらしく少し辛そうな表情をしていた。
でもまぁ彼女なら気合でいけるだろうと思って励ましてそのまま抜かしたら、すぐに追いつかれたのでさすがだなと感じた。
やはり彼女はタフすぎる。

その後は多くのホノマラーとすれ違い、テンションとともにタイムも上がる。
刻んでいくことを意識していたので、落とそうと思ったが、気持ち良く走れそうだったので1km5:20前後で走る。
お汁粉は胃にどんなイベントが起きるのか読めなかったので、完全スルー。




【30km~finish】
吐き気が起こる感じがなかったので、5:20ペースを35kmまで維持してみる。
北海道では35kmで終了したので、35kmを過ぎても問題なかったらもっと上げようと考えた。

35km通過。
足の軽さしか感じない。
ということで、ペースアップ。
この辺りからもしかしたら3時間45分切れるかもと思い始め、前のランナーをどんどん抜かしていく。
残り5kmになってからあと皇居一周分しかないのかぁと思っていた。
というわけで、最後はビルドアップ的な感じになってそのままゴール。
フルでこんなに辛くなく走り切れたのは初めてだったので本当に嬉しかったo(*^▽^*)o!




【最後に】
今回は気候もコースもかなり条件が良かったので、練習の質や量が良くなくてもカバーできたのかなと思う。
これからさらにベストを目指していくには、練習の内容を見直さなければいけないと思うので、今後の課題にしていきたい。


胃薬の偉大さを身をもって感じたレースでした(((o(*゜▽゜*)o)))!

つくばマラソン(しの)

2013-11-25 17:24:19 | つくばマラソン

つくばマラソン 2013 11/24

 

 

 

1km 4:11

2km 3:39
3km 3:53
4km 3:47
5km 4:05 (19:35)
6km 4:11
7km 4:00
8km 4:05
9km 4:01
10km 4:01 (20:18)
11km 4:01
12km 4:00
13km 3:59
14km 4:02
15km 4:04 (20:06)
16km 3:59
17km 4:01
18km 3:57
19km 3:57
20km 4:02 (19:56)
21km 3:58 中間点1:24:02
22km 4:00
23km 4:00
24km 4:00
25km 4:03 (20:01)
26km 4:02
27km 4:06
28km 4:07
29km 4:07
30km 4:19 (20:41)
31km 4:21
32km 4:17
33km 4:25
34km 4:33
35km 4:32 (22:08)
36km 4:22
37km 4:29
38km 4:37
39km 4:45
40km 4:49 (23:02)

41km 4:48 

42km 4:43
finish 49 (10:20)
Total 2:56:22(4:10/km)

 

 

 

秋には初フルを走りたいと思ってエントリーを試みるも、失敗。Rのさんのゼッケンをいただき、出場がかなう。ありがとうございました。

5月頃からホノマラのHPで過去の結果などを見ながら、初フルでサブ3したいと思っていた。ただ、フルマラソンを走ったことはないので、サブ3がどんなものかあまりイメージはなかった。夏からレースに向けて準備していけば可能であろうと単純に考えていた。

 

 

<練習>
8月:192km
9月:291km
10月:223km
11月:197km(11/23まで)

8月は鍛錬期としての位置づけであったが、熱中症ぎみでまともに練習ができなかった。

9月は腹痛であまりスピード練はできなかったことに加え、8月の走りこみが足りないと考え、鍛錬期を延長した。具体的には90分or 120分のロングjogや3hLSD、クロカンなど。

10月以降は練習の位置づけでハーフや10キロのレースを取り入れて、徐々にスピードにも対応できるように心がけた。10月初週のハーフでは脱水で途中で止まってしまったりしたので不安が残ったが、最終週に皇居で30キロ走をキロ4でできたので自信がついた。翌週の10キロも疲労が残っている割にはまずまずの走りができた。
11月はキロ4のペーランやロングjog、通常練を練習の中心にした。

 



<目標> 
目標はサブ3。キロ4でひたすら押して、潰れても走りきることさえできればサブ3は可能だろう作戦。 今後さらに上を目指すためにも、3時間よりは速いペースで入ろうと考えた。

 


<大会前~前日>
1週間前くらいから体が重かったので完全休養を多めにして疲労をぬいた。
この頃から食事も栄養バランスを意識した。また、4日前までごはんをぬいて3日前からごはんの量を増やすなど、カーボローディングもどきをしてみた。更に、クエン酸のパウダーを水に溶かして毎日500ml飲んだ。強固なクエン酸回路を形成すると乳酸を分解してエネルギーに変えるらしい(詳しくは生物の得意な方に聞いてください笑)。

直前期は駒祭の準備やシフトで割とドタバタしていた。


<当日>
3:50に起床。
朝食は餅×2、カステラ、バナナ、みかん、オレンジジュース。
2時間前に会場入りして準備したりした。ウィダーとアミノバイタル投入。


【start~10km】
スタートは、Bブロックの中程に並ぶ。格好はTシャツランパン。
最初は人を縫って走るも全然スピードが出せず、入りの1キロが5分以上かかった。と思っていたけどこれはスタートした時刻からのタイムだと終わってから気付いた。そうとは知らずにキロ4まであげようと思って走ったら次の1キロは速すぎた。
5キロを過ぎて周りが空いてくる。このあたりでなぜか頭がぼーっとして眠くなったので、撮影ポイントのカメラにピースしたり、沿道の人とハイタッチしたり、無駄な動きをしまくる。

 


【10km~中間地点】
周りがおよそキロ4で走っていたので、集団については抜きを繰り返す。孤独走は嫌だったので、前の集団との間が切れたら前につくという感じでひたすら刻む。

15キロくらいで右足が痛いと思って足を見たら出血していて焦る。靴ヅレで足の裏の皮がむけていた。とりあえず接地を工夫しながら走る。19キロ手前で痛みをまぎらわせようと、携帯した電解質の飴をなめる。

【中間地点~30km】
すれ違うホノマラーに声をかけたり、手を振ったりしながら、ひたすら我慢。こらえながら走っていると29キロ手前で左足まで逝く。30キロ手前で同じく携行したブドウ糖を摂る。カーブや折り返しの度にジンジン痛む。

【30km~finish】
両足の痛みと疲労とがあいまって素早さがガクッとさがった。キロ5まで落ちなければサブ3はいけるとか、もう少し粘れば初フル記録だなとか、今頃みんなどうしてるかなとか、いろいろ考えながら走るも、もはや痛みはまぎれない。残り数キロの折り返しで悲鳴をあげてしまった。40キロをすぎてからは「止まらなければ大丈夫」と念じながら走った。ついに42キロ。表示を過ぎてゴールが見えた瞬間、嬉しさや安堵感がこみあげてきて気付いたら泣いていた。ゴールしたときには号泣していた。その後、USGさんを見つけて泣きついた。お騒がせしました笑

 

 

 

振り返ってみると、想定内のペースで走れているが、靴擦れしなければと思うと、納得よりは後悔の残るレースだった。当初の予定とは違うシューズで走らなければいけなくなったことが唯一誤算だった。

 

走る前に、初フルは潰れてほしいとかサブ3はしないでほしいとかいろいろな人に言われたけど、ちゃんとサブ3したので最低限の走りはできたと思う。ただ、慢心することなくさらに上を目指そうと思った。

 

おしるこ飲みたかったなぁ。