『ほのぼのマイタウン』気まま通信

『ほのぼのマイタウン』のブログ版~見たこと、聞いたこと、伝えたいことを自由に気ままに綴ります。

難行苦行の観覧「マリーアントワネット展」

2017-02-19 22:52:07 | 講演会・催し


    待ち時間トータル90分?

    時は2月14日(火)昼前、所は六本木ヒルズ森タワー3階。

    エレベータで着くと長蛇の列。

    「なに?コレ」 「マリーアントワネット展」のチケットを買うため並ぶ人々でした。

    友人Uさんと「見通し甘かった」と反省しつつ、30分位並んでようやくゲットしたチケット。

    ところが会場の森アーツセンターギャラリーは52階にあるので、今度はエレベータ待ちの凄い混雑。

    しばらく並びましたが、こちらも30分は待ちそう。

    係りの人に尋ねると「5時過ぎになると混まないのですが、人気があって昼間は最近いつもこうですね」

    狭い場所に多くの人々がひしめき、気分が悪くなりそうだったので、列を抜けてランチを先に取ることに。

    タワー内の和食レストランでも待ち、その後カフェでお茶しておしゃべりし、いざ目的地へ。


    もう3時半近く、チケット売り場もエレベータ乗り場もずいぶん空いてきて、すぐに乗れました。

    しかし・・・です。会場前はディズニーランド状況。入場規制でここでも30分位待ちました。

    それにしても平日なのに若い女性が多いのに驚かされます。

    大型のベビーカーで赤ちゃん連れのママさんもいたり、その根性にお上りさんのおばさん2人は脱帽なのでした。

   
    マリーアントワネットの激動の一生を辿って

    

    

    

    マリーアントワネットの幼少期から37歳で断頭台の露と消えるまでの生涯を、200点近くの絵や愛用品、衣服などで物語る展覧会。

    撮影許可は上の再現された王妃のプライベート空間であったというプチ・アパルトマンだけでした。

    ファッション女王と呼ばれた豪華絢爛なドレス、これでもかと高く満艦飾に結い上げられた髪。

    それらとタンプル塔に幽閉されていた時のシュミーズ(肌着)との落差が、フランス革命という時代の波にのまれた一人の女性の悲劇を感じさせます。

    印象に残ったのは、母マリア・テレジアから贈られたという漆蒔絵の小箱の数々。

    愛用の食器セットはバラや矢車菊、真珠のモチーフを散りばめたもので、豪華ではあるけれど今でも使えそうな可愛い感じがしました。

    ウィーンで見たおびただしい数の皇妃エリザベートの食器類は、あまりに金ピカで現実感はありませんでしたが、こちらは親しみが持てました。

    断頭台の上で履いていたという靴の片方まで展示されていましたが、よく残っていたものですね。

    マリーアントワネットの生涯を人混みかき分け、旅したような気分でした。

    閉所恐怖症気味の私は仄暗い中、前日の睡眠不足もあって人に酔いそうでしたが、出口からデッキにでた時の空気と見晴らしが爽快!

    難行苦行の観覧がウソのように感じられました。







    


    

    
    

    

    

    

    

    

    
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