ほのぼニータ’s styleⅡ

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ラストレシピ 麒麟の舌の記憶

2017-07-15 20:20:25 | 小説・マンガ感想
映画化が決まっているラストレシピ 麒麟の舌の記憶(著:田中経一)を読んでみました。



最初手に取った時は、単なる料理を題材に置いた内容で、今まで読んだことのないジャンルで自分に合うか微妙だと思っていました。それでも手に取った理由は、映画化が決まっていることで読んだ内容が映画とリンクしやすいし、自分のこれまでにあまり縁のない分野の教養を高める目的もありました。


実際に読むと、単なる料理本ではありませんでした。一人の料理人が作る、レシピに込められた想いを巡るミステリー作品でした。



概要をざっくりと説明します。

時は昭和初期、料理人・山形直太郎が依頼により満州に渡る。その依頼とは、天皇陛下が満州を訪れた時に出すとされる「大日本帝国食菜全席」のレシピを作るというもの。「大日本帝国食菜全席」とは全204品から構成される料理で、メインとなる食材のかぶりが無いなど条件が厳しいものであったが、それでも完成のため直太郎はレシピ完成を目指していく。

同時進行で、現在パート(2014年)での描写もあり、「最期の料理請負人」という仕事をしていた佐々木充のストーリーも描かれていた。「最期の料理請負人」とは、人生最期に食べたいものを忠実に再現させるというもので、依頼は当然死期が近い方がほとんど。佐々木は、一度口にした料理は再現させることができる能力を持っているため、仕事の腕前としては問題ない。
そこで次の依頼が来たのが「大日本帝国食菜全席」のレシピを再現させてほしいというもの。再現しようにも、レシピが無いとどうしようもなく、そのレシピも上述の通り、昭和初期に作られたものであるため、それがどこにあるのか、それとも現代まで存在するのか探すことからスタートとなる。


果たしてレシピの所在は、そしてそのレシピに込められた思いとは。レシピの謎を巡るストーリーとなっている。



個人的に、満州についての知識はほとんどなく、物語自体はフィクションではあるが当時の満州というか戦前の情景がこの本を通じてわかったような気がした。ラストレシピを通じて、満州についてネットで調べ上げたくらい興味を持ったくらい。日本にも占領していた時代もあったんだとしみじみ。
そうです、歴史分野は学生時代から大の苦手でした。



感動シーンは多かったです。内容は詳しく書けませんが、これだけは言わせてください。昭和初期にレシピを作成した山形直太郎と、現代でレシピ探しをする佐々木充。一見全く関係のない2人にこんな関係性があったなんて・・・。ちょっと予想不可避でしたね。




映画のほうは佐々木充は二宮和也、山形直太郎は西島秀俊。どちらも役としてはまりそうだなと思っている。個人的に、竹野内豊がどんな演技を見せてくれるのか注目している。
映画は11月3日公開。絶対見に行きます。


次の作品は現在読んでいるところです。千葉旅行のときにかなり進んでいますので、8月くらいにはレポートできるかと思います。
その次に読む作品も決まっています。TSUTAYAに寄ったときに面白そうだなと思って目をつけています。

じゃこの辺で

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