映画日記

観た映画の感想です

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ブラッド・ダイヤモンド

2007-04-20 21:30:00 | Weblog
映画館)
ちょうど橘玲氏の「マネーロンダリング」という新書を読み終わったところ。少しばかりだが、なかにこの映画の舞台になっているアフリカのシエラレオネ国のブラッド・ダイヤモンドについて書かれている。RUF・革命統一戦線が反乱軍と争っていること、アンフェタミンを与えられた少年兵が主力部隊であること、儀式として自分の両親を殺害し、村を襲い、手足を切断することなど。隣国リベリアはダイヤの産出をしないが、シエラレオネからの密輸で利益を得ている話や、この血塗られたダイヤをめぐる傭兵やダイヤモンド会社のことなど、映画を観るとその事実にそって作られていることがよくわかる。映画でも出てくるが、ダイヤモンド業界は血塗られたダイヤを市場から締め出すために、証明書が必要になる。橘氏の「マネロン」ではその後、このダイヤはアルカイダが築いたネットワークによってマネーロンダリングの手段になっていることを記しているが、映画はその前で終わっている。

ダイヤの利益をめぐってRUFという反乱軍と政府軍の間をぬってリベリアとダイヤを算出するシエラレオネの間を行き来する傭兵出身のアーチャーが刑務所で巨大なピンクダイヤを掘り出した男・ソロモンの情報を得る。ソロモンはある日村がRUFに襲われ、自分はRUF監督下のダイヤ採掘場に送られ、男の子はRUFの少年兵となるべく連れ去られ、妻と女の子は難を逃れギニアの難民キャンプに収容された。
ピンクダイヤを採掘場の近くに隠していたソロモンはアーチャーに「家族を連れ戻してやる」と言われ、女性ジャーナリスト・マディーの協力を得ながらダイヤを隠した採掘場のそばまでたどり着く。
育ての親であり傭兵部隊の大佐に採掘場の爆撃を依頼し、RUFの一掃を行う。そこでソロモンの息子を取り戻し、大佐とのトラブルから何とかダイヤを手にいれ、近くで待つアーチャーの飛行機で脱出を試みる。・・・。

映画が前半で背景をえがくために、虐殺シーンなどを「これでもか」というくらい描写している。最近はこうした描写の生々しさを描いた映画が多いような気がする。確かにこの映画の場合、それが無惨であればあるほど、密輸業者やピンクダイヤの原石を発見した男の置かれた立場の厳しさがよくわかる(観ていてキツイけど)。テンポもいい。メッセージもわかりやすい(映画に社会的メッセージを求めてほしくないけど)。

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