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南丹

2016-10-29 22:19:52 | 重要文化財
先日、毎度お馴染み‘○○巡り’にまたもや行って来まして、今回行って来たのは、京都府の丹波地域で、俗に南丹(亀岡市、南丹市、船井郡京丹波町の3市町ですね)と呼ばれる地域に足を運んで来ました。
まず、最初に訪れたのが、南丹市にあります石田家住宅(上記写真参照)で、重要文化財に指定されている住宅なんですが、昭和48年に解体修理が行われた際に墨書が発見され、その墨書により建立年代が確定し、現在、建立年代が明らかな民家としては日本最古の住宅なんだそうです。
石田家は、庄屋を務めた家柄だそうですが、住宅自体はそれほど大きいものではなく、現在も石田家の方が個人で管理されています。
これまで見てきた民家と比べて、個人的に大きな違いがあるようには思えません(何度も書いていますが、私は建築に関してど素人です)でしたが、次に訪れる民家共々、この地域の民家は茅葺きの屋根が他の地域よりも低い感じはしましたね。
ただ、さすがに建立年代のわかる民家としては日本最古の住宅らしく、古さという意味では、重みを感じる住宅ではありましたけど。
石田家住宅を出て、次に向かったのは、船井郡京丹波町にあります渡邊家住宅で、この住宅も重要文化財に指定され、上記の石田家住宅同様、この住宅も渡邊家の方が個人で所有されているため、見学には事前に連絡が必要と言う事で、当日に電話したため、ひょっとしたら見せてもらえないかもなと思ったんですが、こころよく‘どうぞどうぞ、お待ちしております’と言われたので、行って参りました。
渡邊家住宅も茅葺きの民家で、建築年代は不明なんですが、かなり古いらしく、しかも、ほとんど修理の手が加えられていないそうで、ただ、渡邊家の方が説明して下さったんですが、かなり高齢の方だったため、同じ事を繰り返し繰り返し話されたのは少々、困りものでしたけど。
また、これは石田家住宅の説明書きにも書いてあり、渡邊家の方も仰っていたんですが、個人で重要文化財指定の建造物を所有すると、住宅自体を勝手に修理したりする事は出来なくなるんですが、国から補助金が出て、個人負担はほとんどないものだと思っていましたら、結構な負担があるらしく、文化財指定を受けたため、整えなければならない設備もいるらしく、それの維持費等も大変との事でした。
私は、こういった文化財指定の建造物に行くと必ず説明書きの有無を確認するんですが、渡邊家住宅では上記のような話もあり、料金をとると税金の問題も出てくるので、説明書きも作っていないとの事でした。
個人で文化財を所有する事がいかに大変かという事で、近年はその個人負担を払っていけない方も多く、そういった方が文化財を国や自治体に寄贈するケースが非常に多いそうです。

今回は、貴重な古い民家を見る事が出来たのと、普段は聞けないようなお話も聞けたので、なかなか有意義な‘○○巡り’でした。
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