本日は改姓なり!

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遊龍松

2017-05-14 16:16:29 | 天然記念物
本日は日曜日でしたが、天気も良かったので近場での‘文化財巡り’に行って参りました。

行って来たのは、京都市西京区にあります善峯寺という寺院で、このお寺は西国三十三所の第二十番札所となっていて、西国三十三所の寺院は‘文化財巡り’等の関連で何ヶ所か訪れた事があり、‘文化財巡り’をしている身にとって、西国三十三所や四国八十八箇所の巡礼は、それなりに興味はあるんですが、以前、本ブログでも書いた事がありますように、まだ、私の年齢で西国三十三所等に挑戦したいという気にはなれないですね・・・私が、それほど信心深くないというのもありますが、それこそ、定年を迎えた後に‘文化財巡り’熱がまだ冷めていなければ、その時は挑戦したいと思っていますが。

さて、本題。

今回行った善峯寺には、国の重要文化財に指定されています多宝塔もあるんですが、今回の目的はその多宝塔の前にそれこそ地を這うように横たわって植わっていて、国の天然記念物に指定されています遊龍松と呼ばれる樹齢約600年の五葉松です。
全長が37mもあり、私も見て驚いたんですが、平成6年(1994年)に松食い虫の被害のために10m以上切られたそうで、元々は50m以上もあったそうです。
ただ、10mほど切られたとしてもその迫力は圧倒的で‘日本一の松’と呼ばれ、私も写真を何枚も撮りましたが、当然ながら遊龍松全体を1枚の写真におさめられるわけもなく、その姿を目に焼き付けながら感心していました。
この松を‘遊龍’と命名したのは、花山院家厚(安政4年(1858年)当時の前右大臣だそうですが、詳しくはインターネット等でお調べ下さい)と言う方だそうですが、この松を遊んでいる龍に見立てて、そう名付けられたのも納得と言った感じでしたね。

P.S. 本ブログを読んで頂いている方は、あれっ?と思われたかも知れませんが、本ブログのテンプレートを久しぶりに変更しました・・・当分は、これでいくと思うんですが、どんなもんでしょうかね。