ばあばの読書記録

自分の本は読み返せますが、借りて読んだ本はすぐに忘れるので、
借りた本に限定した自分のためだけの備考碌です。

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「マチネの終わりに」 平野啓一郎

2017年05月03日 | 

       

 ギターという楽器のよさは、まさしく、この親密さだった。

こんなに近くで、こんなにやさしく歌うことが出来る。

楽器自体が、自分の体温であたまってゆく。

しかしそこには、聴いている人間のぬくもりまで混ざり込んでいるような気がした。 

                                        p142

  

 ギタリスト蒔野聡史、国際通信記者である小峰洋子の出逢いからの数年。

 蒔野を献身的に支える秘書の三谷早苗。

 

 最終の一行

 「交わしたあの夜の笑顔から、五年半の歳月が流れていた」

 蒔野は、セントラルパークの池のほとりのベンチにいる洋子のほうへ歩き出していた。

                                    毎日新聞出版 1700円

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